IS(8) (KC KISS)

著者 : 六花チヨ

• 講談社 (2007年3月13日発売)

感想・レビュー・書評

[yunumataさんの感想 · 2014年1月27日]

この巻だけなんだかなぁ……。ずっと主人公の傍にいた同級生のひとりが妊娠中絶してしまうのですが、伏線がなく、あまりにも早い展開で、もっと前フリも含めてじっくり書いてあげて欲しかった感じ。他のエピソードが非常に丁寧なだけに、なお。

[優希さんの感想 · 2012年2月15日]

ハルの成長記録。
サッカーボールを追いかける普通の男の子として成長していく。
一方ではケーキ作りに夢中になる面も…。
自分の力で道を切り開いていく姿が力強く共感出来る作品に仕上がっています。

[閑さんの感想 · 2009年4月11日]

【ＩＳ】…インターセクシャルの略。身体的な性別を男性や女性として単純には分類できない遺伝子を持つ。俗に半陰陽とも呼ばれる。

漫画やアニメのファンタジーだともてはやされるこの「半陰陽」という状態が、
実際に、現実にあって、それはその人を差別や健康上の問題で苦しめる材料でしかない、
という、とても考えさせられることが多いお話。
周囲や、場合によっては両親の理解すらもらえないような中で、強く生きていく主人公たちの姿に


１巻につき１回は泣いてます(爆)


実は本のレンタル屋さんでＢＬの棚に並んでて、軽〜い気持ちで借りたのが出会いだったのですが(´▽｀;)ゝ
今では自前で持ってます。
これはいい買い物でした！オススメです。

[美森さんの感想 · 2007年3月18日]

「生」って素晴らしいものだけれども、もどかしい。
春の生き方は、不器用だけれどもまっすぐで、とても応援したくなりますし、私自身も春に励まされる感じです。

[ゆきさんの感想 · 2007年3月15日]

'07.03.14