後宮(4) (KC KISS)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 105
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063406511

感想・レビュー・書評

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  • ますます乱れる第四巻です。新院(亀山院)に、エロ大殿、宮中行事のきらびやかな無駄使い、皇族や公卿たちの皇位を巡る駆け引き、二条はもうボロボロになっています。
    後見者を持たない女性の弱い立場、生きづらさは変わりません。ましてや貴族の世界も武家の世界も揺らいでいる鎌倉時代後期、やりきれない気持ちでいっぱいになります。

  • とうとう実兼と二条の仲が院に知れることになっちゃいました。そもそもいくらなんでも院が同じ建物内にいるのに、別の部屋の実兼の元に行くってこと自体が軽率過ぎ。元々疑われていて、罠を張られていたというのに・・・。

    実兼も自分の立場があるのかもしれないけど、さっきまで一緒にHしていた彼女が、おっさんに襲われているのに助けもしない。二条も不幸です。

    院は院で二条が好きなのに、かわいさあまって憎さ百倍とばかりに、公認で近衛の大殿や御室に貸し出しな感じで、どれもが妊娠中でもいいってところに嫌悪感が・・・。

  • 2009/08/25 初読。
    2009/09/11 再読。最終巻の購入に合わせ、改めて1巻から通して読み直し。

  • 物語も佳境に入ってきました。
    二条は、女であるがゆえにいろんな男性に振り回されて、本当に気の毒です。
    主上も、二条のことを愛してるはずなのに、なんであんなにひどいことばかりするのか・・
    愛されたことがないから、人の愛し方がわからないんでしょうね。きっと。

  • 複雑な人間関係に悩む二条、もとはといえば・・っ

  • 墨色の帯が御所様の腹黒さを表しているようで素敵です。

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著者プロフィール

8月9日、しし座生まれ。B型。兵庫県出身。1989年、第8回なかよし新人まんが賞入選の『お月様にお願い』で「なかよしデラックス」(1989年秋の号)よりデビュー。代表作は、『逃げるは恥だが役に立つ』『回転銀河』『後宮』など。

「2021年 『Travel journal』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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