天上の虹(21) (KC KISS)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063407778

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  • 「天上の虹(21)」里中満智子著、講談社、2009.12.11
    (2016.06.16読了)(2016.05.02購入)(2016.03.04・第5刷)

    【目次】
    第59章 月に祈りを
    第60章 対決のとき
    第61章 改元

    ●見ている(126頁)
    死んだ人たちが消えてしまうのではなくてどこかで見ている――
    そう思うことで私たちはちゃんと生きていけるのよきっと
    生きている時だけがすべて――
    そう思うとあらゆることにこの世で決着をつけたくなる……
    息苦しさや焦りや欲に振り回される
    ●歴史書・都・律令(147頁)
    我が国は確固たる国家であり決して唐の属領ではない!
    それを外交的に示すために必要なのが――
    「我が国独自の歴史書」「行政能力をもった都」「税や刑法の仕組みを整えた律令」
    この三つである

    ☆関連図書(既読)
    「天上の虹(01)」里中満智子著、講談社、1984.09.14
    「天上の虹(02)」里中満智子著、講談社、1985.05.14
    「天上の虹(03)」里中満智子著、講談社、1986.01.14
    「天上の虹(04)」里中満智子著、講談社、1986.11.14
    「天上の虹(05)」里中満智子著、講談社、1987.07.13
    「天上の虹(06)」里中満智子著、講談社、1988.03.12
    「天上の虹(07)」里中満智子著、講談社、1988.12.13
    「天上の虹(08)」里中満智子著、講談社、1989.10.13
    「天上の虹(09)」里中満智子著、講談社、1990.09.13
    「天上の虹(10)」里中満智子著、講談社、1991.05.13
    「天上の虹(11)」里中満智子著、講談社、1992.02.13
    「天上の虹(12)」里中満智子著、講談社、1992.11.13
    「天上の虹(13)」里中満智子著、講談社、1993.08.10
    「天上の虹(14)」里中満智子著、講談社、1994.07.13
    「天上の虹(15)」里中満智子著、講談社、1995.04.13
    「天上の虹(16)」里中満智子著、講談社、1997.08.07
    「天上の虹(17)」里中満智子著、講談社、1999.06.11
    「天上の虹(18)」里中満智子著、講談社、2002.01.11
    「天上の虹(19)」里中満智子著、講談社、2003.01.10
    「天上の虹(20)」里中満智子著、講談社、2007.02.13
    (2017年10月23日・記)
    内容説明(amazon)
    晩年をむかえた持統天皇は、近代国家の基幹である「都(みやこ)の制定」「律令の発布」そして「国史の編纂(へんさん)」を急ぐ。しかし、国史編纂を手がける安麻呂(やすまろ)は、かつて謀反を企てたかどで持統天皇(じとうてんのう)に処刑された大津皇子(おおつのみこ)の息子で…。
    (表紙の袖より) STORY
    初恋を実らせた吉備皇女、失恋の辛さに耐える氷高皇女、夫の愛に報われない宮子。自身が迎える近い未来も知らず、同じ中天の月に祈りを捧げる女たちは、それぞれに人生の岐路を迎えていた……。
    (表紙裏より)
    讃良が完成を待ちわびる国史編纂事業。その陰で、史書編者の多安麻呂が、上皇・讃良への復讐を企てていた――。一方、天皇・珂瑠の第一の妻として、常に夫を支えながらも満たされない日々を送る宮子に、重大な転機が訪れる!

  • 21巻。月に祈りを、対決のとき、改元

  • 珂瑠くんの妻である宮子さん(藤原不比等さんの娘)が息子を生む。
    のちの聖武天皇さんだね。
    しかし、宮子さんは自分が何のために珂瑠くんのそばにいるのかわからなくなり、精神的におかしくなっちゃった。
    自分の出産は、藤原家が権力を握るために父親が目論んだ計画だと気づいたんだと思う。
    しかし、珂瑠くんがおバカすぎて、いらいらしちゃうよ…。
    さすが聖武天皇のお父さんって感じです。

  • 早く続きを与えておくれ!!

  • 待ちに待っていたはずなのに、新刊出てたなんて気づかなかった。前巻から読み返して「こういう話の流れだったか~」と再確認した。人間が存在する数だけ、ドラマも存在するんだね。全員が個性的すぎる。昔の人はパワフルだね。草壁や軽は現代のニートや引きこもりと重なって見えて、むしろこっちのほうが正常なのでは、と思ってしまう。別に権力ほしいなんて言った覚えないし、周りの人怖いし、頼むからほっといてくれ、って感じ? 持統天皇物語を大河ドラマでやってくれないのだろうか。普通のドラマでもいいけど、省略せずに。

  • 第61章<改元>ついに宮子の物語が。
    里中さん、なかなかうまいと思う。紀皇女とも絡めて。
    しかしやりきれない気持ちでいっぱいになります。
    生まれた皇子(のちの聖武天皇)にもそりゃあ影をおとしますよね。

    第60章<対決のとき>はいろいろとつっこみながら。
    大伯さまもとうとう亡くなられましたし。

    クライマックスに向かい始めた《天上の虹》
    次巻の発売を心待ちにして早1年ですが、待つのにも慣れました。笑
    そうですねぇ、2012年末くらいまでには出てほしい!

  • 2年に1冊コミックスを出してくれれば後は文句言わない。

  • ■2009.12発売
    ■2017.04購入

  • 主人公の讃良さまの出番は少なかったけど、激動の時代が描かれています。
    重要な人物が亡くなり、次世代の要人が産まれていることからも「生きる」こととさらに「愛する」ことの様々な形を見た気がします。
    はあ…溜息でますな。

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著者プロフィール

マンガ家。第1回東アジアMANGAサミット事務局長。1948年大阪府生まれ。16歳のとき「ピアの肖像」で第1回講談社新人漫画賞受賞をし、プロのマンガ家生活に入る。その後数々のヒット作を生み出し現在に至る。主な作品に「アリエスの乙女たち」「あすなろ坂」「鶴亀ワルツ」他多数。「あした輝く」「姫が行く!」で1974年講談社出版文化賞受賞。「狩人の星座」で1982年講談社漫画賞を受賞。マンガジャパン事務局長。(社)日本漫画家協会常務理事。大阪芸術大学芸術学部文芸科教授。文化庁文化審議会著作権分科会委員などを歴任。

「2005年 『アジアMANGAサミット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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