小煌女(1) (KC KISS)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063407976

感想・レビュー・書評

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  • 不遇の姫君とシンデレラストーリー。
    古典的少女文学をベースにSF風味で味つけし、階級社会の理不尽さをほろ苦いスパイスとして加える。ハーレクインロマンスのような物語でも、調理法によっては随分と美味しく頂けるものです。素朴な絵柄がクドさを抑えているせいもあるでしょうか? 現実を忘れ、甘い気分に浸ることが出来ました。

  • かの有名な小公女をモチーフとしたSFファンタジー作品。

    女学校のハウスメイド、サリーの視点から描かれており、毎度キャラクターの掘り下げが上手いと思う作家さんです。

    特に3巻収録の15話は必見!

    自分にも特別な何かがあったら…という気持ちは誰だって抱くけれど、そうはならない現実を皆生きているんですよね。

    そんな複雑な心境を、小公女の有名なエピソードを用いて見事表現しています。

  • 気になっていた1冊。
    「小公女セーラ」をベースにしたSFコミックス(?)
    面白かったので、続きも読みたい。

  • SFで小公女!ワクワクします。1巻のラストが衝撃的だったので、2巻が早く読みたい。

  • 各話の女の子の簡単な紹介がコミックス化にあたり、なくなってしまったのが残念だけど、本誌で一話ずつ追いかけて読むより、まとめて読むほうがずっと面白かったです。特に収録されている最後の話が、本誌の時よりぐっと急展開感があって。
    同日発売の「学園宝島」が見当たらないので、早く読みたいです!

  • 地球連邦の英国にある寄宿学校ベネディクト女学校。そこに惑星トアンの王女ジノンが留学生としてやってくる。
    寄宿生たちのそれぞれの事情も興味深く、マザーグースの歌もいい感じ。
    この巻は登場人物の紹介という感じで、2巻での展開がとても楽しみ。

著者プロフィール

8月9日、しし座生まれ。B型。兵庫県出身。1989年、第8回なかよし新人まんが賞入選の『お月様にお願い』で「なかよしデラックス」(1989年秋の号)よりデビュー。代表作は、『逃げるは恥だが役に立つ』『回転銀河』『後宮』など。

「2021年 『Travel journal』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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