こいいじ(1) (KC KISS)

著者 :
  • 講談社
3.71
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本棚登録 : 580
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063409505

作品紹介・あらすじ

下町の銭湯「すずめ湯」の娘・まめは、子供の頃からずっと幼馴染みの聡ちゃん(妻子あり)に片思いを続けている。フラれてもフラれても、あきらめられない恋。志村貴子が贈る、「食い意地」ならぬ「恋意地」のはったヒロインの、究極の片思いストーリー。

下町の銭湯「すずめ湯」の娘・まめは、子供の頃からずっと幼馴染みの聡ちゃん(妻子あり)に片思いを続けている。フラれてもフラれても、あきらめられない恋。志村貴子が贈る、「食い意地」ならぬ「恋意地」のはったヒロインの、究極の片思いストーリー。

感想・レビュー・書評

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  • 少女漫画だー!きゅんきゅんドキドキだー!と思って読んでたら、もうな、容赦がない。
    最初から私の入り込む隙なんてなかった、というまめの呟きの意味を、一冊通して、当の本人よりも切実に知ることになる。
    まめ可愛いし、一途だし、やっぱり初めは肩入れするんだけど、視点を変えて、時間をさかのぼって、もうほんと全員に平等に肩入れさせるんだ志村さんは。。

    憧れのお兄さんだった聡ちゃんが、めっちゃ甘えたな男の子になる瞬間、ああこんな顔を見せてたんだ、マメおまえ勝ち目ないやん、とマメの気持ちで絶望すると同時に、こんなに好きだった人をなくしたのか…と聡ちゃんの気持ちで辛くなる。

    ドラマチックさでは聡ちゃんとゆめ姉さんが完全に主役。
    春さんですら、2人に挟まれては脇役になりかねない。いわんや、マメをや。 

    でも、主人公はマメなのだ。


    筋書きの救いのなさ(主人公的に)の中で、人生こんなもんかもなあ、みんながんばってるしなあ、しょうがねーや、みたいなのんびりオーラ。全キャラが愛しい。
    ゆめ姉さんの男前さ…

    いつも思うけど志村さんの、触るとやわらかそうな女の子の腕が好き。。

  • 登場人物が多くてちょっとこんがらがるけど、よかった。どろっとした部分があったりして面白い。

  • 幼友達の兄に片想いしてはや三十路。様々な恋模様は彼女の頭上を飛び交って、彼女に当たらない。好きな人の奥さんが亡くなったところから話は始まるが、彼が好きだった主人公の姉が、久々にアマゾンから帰ってきた!何度フラれてもあきらめられない主人公、こんな女性は実在するのだろうか。

  • 片思いの連鎖せつない~!
    好きになった人が自分を好きになることってなんて奇跡なんだって思うよ

  • いい気持ちでは読めないですね。。。

  • KISSの最新号を見て3巻まとめて購入しました。
    20年片思いをしている主人公の恋模様のストーリー。
    まめちゃんの一途さが胸の奥まで響きます。
    個人的には聡ちゃんの娘の優ちゃんと駿が好きです。

  • 面白い、こういうのを待ってました。実りそうもない永遠の片思いというか、まめのなんともひたむきな姿に胸が締め付けられる思いでした。でも、聡太の気持ちも分からんでもない、まめの事を異性として、女として意識出来ないその妹に対する感情に似た思いというのは、痛いほどわかってどっちの心情にも立って胸が苦しくなってしまいました。

  • 2015/10/17

    久しぶりに、誰が誰だか分からない。
    登場人物が覚えられない。

    こんな感じで、片思いし続ける女の子と言っても好い女の人主人公、
    志村さんあまり描かないなぁと。思いました。
    私はこの手のタイプの主人公には、
    根本的に共感は出来ないのですが、見ていて可愛い。

    共感できないからこそ、可愛い気持ちにもなれるのでしょうが。


    まだ登場人物紹介、という感じが致します。
    一巻。

    今後が楽しみですね。

  • 背が高くて巨乳のまめちゃんが幼い頃からずっと片思いしている、幼馴染の聡ちゃん。30歳を過ぎた今、聡ちゃんは結婚して、子供が生まれて、その子は小学生になって、そして奥さんは亡くなってしまった。
    でも聡ちゃんは何度も優しくまめちゃんのことを振ってくれていて、はっきりした態度を見せているところはいい男だなーと思う。あいまいなまま放っておく男はいっぱいいるからね。だけど奥さんが亡くなってしまったことで、なんとなくチャンスが無いでもないような気がしてしまうよねー・・不毛かもしれないけれど。
    ここから先、その不毛な恋がどうなっていくのか、楽しみです。
    志村貴子さんは初めて読んだけど、人物も、雰囲気も好みだなと思った。個人的にはゆめちゃんが好き。私もあんな自由で不思議系なお姉ちゃん欲しかったなあ。

  • 2巻が早く見たい

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著者プロフィール

1973年、神奈川県生まれ。1997年、『ぼくは、おんなのこ』でデビュー。代表作『青い花』『放浪息子』はテレビアニメ化された。2015年、『淡島百景』が第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。その他、『こいいじ』『娘の家出』『敷居の住人』『どうにかなる日々』など、著書多数。また、アニメ『アルドノア・ゼロ』『バッテリー』のキャラクターデザイン、小説の装画など、マンガ以外にも活躍の場を広げている。2020年、『どうにかなる日々』のアニメが劇場公開予定。

「2023年 『おとなになっても(9)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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