逃げるは恥だが役に立つ(7) (KC KISS)

著者 :
  • 講談社
3.90
  • (35)
  • (76)
  • (44)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 690
感想 : 36
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063409840

作品紹介・あらすじ

就職としての契約結婚をした、みくりと津崎さんだが、契約恋人の期間を経てホンモノと恋人となった。それはいいのだが、結婚の契約部分はどうなるのか新たな問題が持ち上がる。そんなとき、津崎さんの勤務先に統合の話が!? 急展開の最新刊!!

就職としての契約結婚をした、みくりと津崎さんだが、契約恋人の期間を経てホンモノと恋人となった。それはいいのだが、結婚の契約部分はどうなるのか新たな問題が持ち上がる。そんなとき、津崎さんの勤務先に統合の話が!? 急展開の最新刊!!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 部署縮小を機に転職を決意する平匡。入籍する前に自分の仕事観や結婚観を確認するために距離を置くみくり。涙を流す百合とそれをかばう風見。それぞれの転換点となった7巻。

    「今ってどんどん便利になっていく代わりに仕事そのものが減っていってるじゃないですか でも大事なのは一つのアイデアからいろんな人に仕事が生まれることだと」
    この話は機械化だけじゃなく、感染症によって仕事が失われてその在り方が問われている今の世界にも言えることだなと。リモートワークへの変化や、自粛の中でいかに仕事を生み出すかって工夫や挑戦は、過酷ではあるけど未来に繋がるものであったらと願うばかり。

    「僕にできることが待つことなら みくりさんが答えを出すまで僕は待ちます」
    「そうだ 逃げる僕をみくりさんは逃げずに待っていてくれた だから今度は 僕が待つ番なのだ」
    こうやって思える平匡がカッコよかった。こういう風に気持ちや思いやりが伝わって、それが相手を自然と動かしていくのは素敵だよね。二人の結婚や仕事の在り方がどう決着するのか。これからが見どころだと思うので期待!

  • 恋愛漫画として読むか、お仕事漫画として読むか。
    家事に現金対価がないことに悩むみくりを責める気持ちにはなれない。

  • 祝、ドラマ化❗
    レンアイと仕事、つまりは人生を考えさせる最近のお気に入りベスト。しかも掘り下げ方が半端なくて本音やいわゆるタブーがてんこ盛り、なのに、わりと笑えるのもすばらしい。
    大人の男性にも、思春期のお子たちにも読んでもらいたい作品。

    前巻では幸せボケしてたひらまささんが、みくりの悩みに気づき、自分も変わることで歩み寄ろうとしていて、嬉しかった。
    みくりは今回お休み中という感じだが、まわりのキャラが動いているので、あちこち楽しみ。
    ひらまささんの転職先と、みくりが考えている八百屋さんの形が、この先うまい具合にリンクしていきそうかも?

  • 対象を「可愛い」という感覚の男女差。なるほどなー。サブキャラがほんと絶妙、シンママと肉食女子。

  • 恋愛物語
    仕事物語
    どちらもどちらで
    どちらでもある物語
    何を大切にして
    どう進んでいこうとするのか
    現金がある
    現金をもらえる
    それが
    価値の全てではないけど、
    減っていく一方の時の
    心の侘しさはどうしようもない
    その
    心の侘しさから
    どうやれば救われるのか
    そこが
    恋愛物語なのか
    仕事物語なのか
    進み方を
    安心の仕方を
    戦い方を
    自分の心が求めることと
    今しなければならないことと

  • ドラマにはないエピソードや展開が多くて新鮮だった。きちんと入籍するを急ぐ平匡と、仕事の価値についてもやもやを抱えたみくりの別居回。ようやくやっさんが登場。百合ちゃんと風見さんの関係もみえてきた。


    ・どんどん便利になっていく代わりに仕事そのものが減っていってるなかで、一つのアイデアからいろんな人に仕事が生まれることが大事。(千利休が茶の湯を広めて、茶道だけでなく華道料理陶芸などいろんな文化が発展、それに関わる仕事が増えたように。

    ・もやもやはごまかさない。積もり積もっていつか必ず表面化する。

    ・基本人と人とはわかり合えない。だから相手に興味もわくし、伝わらなくても必要以上にへこまないように。

  • みくりと平匡は別居状態。仲は相変わらずなのに、不思議な状態。だからなのか、百合さんと風間の関係が接近しているような。やっさんがようやく登場。

  • 主役の二人がほんとにかわいくいい感じになってきて、
    いよいよこれはお話がまとまっていくのかな…と思いきや、
    世の中そうは問屋が卸さないようで( ̄▽ ̄)。
    転職だとか、みくりさんの八百屋さん話だとか、
    風見くんと百合さんのこれからとか、まだまだ楽しみです。
    そしてまさかのドラマ化! そっちも気になりますね〜。

  • "「だって恥ずかしいとこ見られたら嫌じゃない
    で結局恥ずかしいとこ見せまくってるけどね」
    「はは 僕は百合さんの恥ずかしいとこもっと見たいですけどね」
    「あなたはあたしに恥ずかしいところ見せないわよね小憎たらしい」
    「そうですか?」"[p.165]

  • 別居中のみくりが、八百屋でのバイトを通じて「仕事とは」「お金とは」と考えを巡らせる巻。そして、百合ちゃんとイケメンの仲がだんだん深まっていく巻。

全36件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

8月9日、しし座生まれ。B型。兵庫県出身。1989年、第8回なかよし新人まんが賞入選の『お月様にお願い』で「なかよしデラックス」(1989年秋の号)よりデビュー。代表作は、『逃げるは恥だが役に立つ』『回転銀河』『後宮』など。

「2021年 『Travel journal』 で使われていた紹介文から引用しています。」

海野つなみの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×