溺れるナイフ(1) (講談社コミックス別冊フレンド)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063414189

作品紹介・あらすじ

どうすればいいのか わからないけど 欲しいのはこの子だけだ――。せめぎあい、追い上げ、追い込んでいく、破裂寸前の十代のこころを描いたジョージ朝倉の最新作!

どうすればいいのか わからないけど 欲しいのはこの子だけだ――。せめぎあい、追い上げ、追い込んでいく、破裂寸前の十代のこころを描いたジョージ朝倉の最新作!

感想・レビュー・書評

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  • 絵そのものに命がやどっているような迫力。繊細で傲慢な十代の物語は、この絵によって複雑なかがやきを放っている。圧倒的な画力だ。
    だからマンガは素晴らしいなーと思いつつ、なかなかこういうマンガに出会えないのも事実。たくさんの楽しみを味わうことができた。
    日本の田舎を舞台にしており、土俗的な要素が、現代のクールな少年少女たちとうまくマッチしている。一見相反する両者がぶつかる時、ものすごい熱が発射され、ふと異世界に行ったような感覚になる。ファンタジーと言ってもいいかも。

  • 元読者モデルながら、両親の事情で田舎に引っ越してきた主人公。
    そこで出会ったのは、不思議な輝きを感じる一人の少年。

    田舎で、光を求めて足掻く少年と少女たち



    やっぱり独特の言い回しがあって、ジョージ朝倉!と一目で分かるようなストーリー展開。
    綺麗なのに、綺麗じゃなくて、だから余計に綺麗に見えるような。


    不器用でがむしゃらで
    泥だからがらも光り続けようとする必死な登場人物達が
    すごく痛々しくて、羨ましい。

    男の子たちがいつも色っぽい。
    最後どうなるのかいつも楽しみ。

  • 当時の感情移入が やばかったのがカナちゃんなのよな。「キラキラしたお似合いの2人を見ていたい」自分が10年超 好きだった(わりと素朴系だと思っていた)男の子が高校生になってから地元の同級生で いちばん可愛いと言われていた女の子と付き合いだして、「なんて完璧な2人なんだ!」と思ってたのも懐かしいそれも含めて青春・恋さいこうだったな

  • 私の大好きな朝倉ジョージのマンガ。
    以前、ちらっと立ち読みした時はよくわからないストーリーだと思ったけど、単行本でまとめて読むと面白かった。
    キャラもいいし、絡み方も好き。

    ゲオで全巻レンタル。

  • 無料アプリにて。
    これを映画化したいと思う気持ちがわかる。世界観がすごい。好みの絵ではなかったけど、なぜか惹き込まれる感覚があってついしっかり読んでしまった。
    俺はええんじゃ 海も山も俺は好きに遊んでええんじゃ この町のモンは 全部俺の好きにしてええんじゃ
    これね。有名なセリフ。コウちゃん小6に見えないほどに色気がある。ミステリアスでもある。ホントに1人だけずば抜けて目立つように描けるのもすごいなー。

  • 力持っとるなら使いたいし見せつけたい思うもんやないんか?

    コウちゃんかっこいい。2人のこれからの関係がどうなっていくのか楽しみ。

  • 今までずっと気になってたけど手をつけていなかったので、映画の予習をきっかけとして読む。
    もっと妖しくてもっと重苦しい話だと思っていたけど、1巻ではまだまだ軽快な要素が多くて読みやすい。ここからどんな世界に引っ張って行ってくれるのか、楽しみ。

  • 映画化すると聞いて読んでみた。
    主人公たちが小学生時代に感じている全能感はちょっと違うような気がするな。
    小学生だと行動範囲も狭いし。
    映画化でコウを彼が演じる。彼しかいないと思ったのは確か。

  • 3巻まで読んだ。
    夏芽ちゃん危機一髪。
    コウちゃんがミステリアスで今後重い展開になりそうな予感。
    次巻を借りて読むかは微妙。

  • モデルの夏芽と地元の大地主の息子、航一郎は会った瞬間からお互いに惹かれ合う。まだ小学生だから素直にはなれないが、自分こそは特別な存在で何だってできると思い込み相手を自分の力で認めさせようとする。

    子どもの頃ってそんな感じだよね。

    面白い。オトナな内容。

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著者プロフィール

漫画家。1995年、別冊フレンド(講談社)掲載の「パンキー・ケーキ・ジャンキー」でデビュー。主な著作に『恋文日和』(第29回講談社漫画賞少女部門受賞)、『少年少女ロマンス』『ハッピーエンド』(以上、講談社)『ピース オブ ケイク』『夫婦サファリ』(以上、祥伝社)など。現在、ビックコミックスピリッツ(小学館)で『ダンス・ダンス・ダンスール』を連載中。

「2017年 『小説 映画 溺れるナイフ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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