KING OF BANDIT JING(1) (マガジンZKC)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 86
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063490039

感想・レビュー・書評

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  • 王ドロボウであるジンの青年期の物語が語られる(2話目までは少年期のエピソード)。
    アメコミ的な演出、言葉遊びにもますます磨きがかかり、絵柄自体もシャープで芸術性が高くなっている。世界観の密度もすごい。細かいところだけど配管の描き方が好き。

    オルゾの「世界中からこの部屋に声が届いてる…ってのに ボクはなぜこんなにひとりなんだ?」という言葉はネット社会での孤独にも繋がるなと感じる。
    そんな彼の声が届いていたっていうのは希望があるエンドで素敵だった。あたたかい手紙。決断したオルゾの目がカッコよかった。

    神脳都市ラスティネイル編からは大人のジンが登場。やっぱりカッコいいし、物語自体もアダルトで難解な雰囲気を漂わせるテイストへ。脳みそだけになった神と自称する人間と、それを中心とした都市。このディープな設定をどう料理するのか楽しみ。

  • なんか絵がすごくかっこよくなってる!

  • 1~2, 4~5巻

    他の巻は揃えるに揃えられない。
    書店に置いてないのと、現在は金欠で。(ノД`)

  • 星をも盗むと言われる「王ドロボウ」ジンと、その相棒キールとの物語。時系列もばらばらだし、一つ一つの話に関連性もありません。共通しているのはジンとキール、そして王ドロボウということだけ。

    絵も世界観も圧倒的にすばらしい。もっともっといろんな方に読んでもらいたい作品です。

  • 王ドロボウと呼ばれているジンと相棒の鳥、キールの話。スタイリッシュでかっこいい。言葉遊びもあり訪れる世界が毎回面白い。ゲーム感のある漫画。

  • 昔友人にアニメすすめられて以来、忘れられない作品
    この私が地道に漫画集めるレベルw

    ぶっちゃけいろいろ詰まりすぎてるんだけど、
    なんか忘れられない
    今思ったけど、時雨沢さんの話をイメージのみで完成させたらこんな感じかもしれないな、と思った
    読みとけるようになりたいなあ
    でも、もったいないからわかんないままでいいような気もする

  • 王ドロボウJINGの『ドロボウの都』編につながるエピソードゼロ的位置づけの『楽園のこどもたち』編に始まり、軽妙洒脱なセリフ回し満載のドロボウ物語。
    こういうセリフ回しを見るとヒラコーを想起しますが、氏の作品が放つ狂気性にも似た、誰も掘り当てたことのないダイアモンド鉱山のような荒廃と赫灼が両立した独特の世界観はJINGを楽しむ上で欠かせない要素だと思います。

  • 【あらすじ】
    これはドロボウのおはなしである
    ドロボウといってもそんじょそこらの
    ドロボウとはわけがちがう
    KING OF BANDIT
    王ドロボウのおはなしなのである
    [以上、本書より引用]
     
    【拙感想】
    アニメを見て気になって原作を購入。
    アメコミのような英文字効果音や構図はパッと見ごちゃっとしていて慣れるのに時間がかかりましたが、細かいところまで綿密に描かれた各コマはミニアチュールのようで見ていて飽きません。会話も洒落ていたり、登場人物の名前がお酒だったりと全体的に10代以上の大人向けな印象(「成人向け」という意味ではなく)。お話というか世界観が微妙によくわからないなぁと思ったら、『王ドロボウJING』の続編にあたるものだったのですね。
    気になるので前作から全編通して読みたくなったのですが本棚に余裕がないので、電子書籍化してくれないかな……。
    万人向けではないかもしれないですが、ちょっとクセのある絵柄と「ドロボウ」ものに抵抗がない方なら試してみても良いかもです(責任は取れませんが)。
      
    【書籍情報】
    タイトル:KING OF BANDIT JING -キング・オブ・バンディット・ジン- Bottle 01
    作者  :熊倉裕一
    発行所 :株式会社講談社 [マガジンZKC 0003]
    ISBN等 :4-06-349003-3 C9979
         雑誌48350-03
         9784063490039 / 1929979005054
    価格  :505円[本体]
    初版  :1999/12/16
    第6刷  :2002/02/15
    装丁  :柳川 価津夫(スパイス)
    印刷所 :株式会社廣済堂
    製本所 :永井製本株式会社
    収録作品:
     1st SHOT  楽園のこどもたち 前編  [マガジンZ 1999年 8月号掲載]
     2nd SHOT 楽園のこどもたち 後編  [マガジンZ 1999年 9月号掲載]
     3rd SHOT  つぎはぎの街       [マガジンZ 1999年10月号掲載]
     4th SHOT  神ののうみそ       [マガジンZ 1999年11月号掲載]
     additional  設定資料集 ※ゲームボーイソフト『王ドロボウJING』設定画集(白黒)

  • アメコミ風な絵柄とコマ割、そして動きなど 日本ではあまり見ない画風ながら話がどれも面白く引き込まれてしまう。美術的な価値もすごく高い本

  • 全7巻? 続刊中? まとめてレビューしてます。
    「王ドロボウJING」の続編! で、評価もだいたいいっしょです笑
    てことで以下前作との比較とか。

    日本の漫画の文法にあまり沿ってない絵画的・芸術的な志向がさらに強くなってて、漫画としては話の流れ・動きを掴むのに一苦労です。
    キャラクター性もちょっと控えめ。特に主人公が無表情で前シリーズと比べてずいぶんキャラ薄いのでそこは物足りないかも。
    一方で、世界観・絵画としての完成度はますますとんでもない素晴らしいものになってるので、そのへんを味わうにはもう文句なし!
    対象年齢が上がったこともあってか、ムードとしては前作より暗め深めの世界・エピソードが多いかな。

    好みのぶん☆ひとつ引いてるけど、とても強い力を持ってる名作だよ!

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