オールラウンダー廻(5) (イブニングKC)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063523393

感想・レビュー・書評

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  • そいつ首相撲対応出来ねぇぞ! 背筋使って絞めろ‼︎腕は組むだけだ‼︎ そもそも古流の空手は一対複数の戦いか前提だ 全てを噛み砕いた上で奴はそれらを空手という箱の中に入れようとしている たかし喬 クラッチ…摑む。または握るという意味 リバーサル…相手の技を切り返すこと 恨むのは筋違いとはいえ 俺の存在を「無かった事」にしようとした…「あいつら」の目の前でうんざりする位暴れ回ってやる パスガード完了!柔道でいう横四方固めになります。下の人は殆ど何も出来なくなります。そしてさらに相手の上体を跨げば…マウントポジション奪取!もうねこうなるとやり放題♡ 四十暗がり 四十肩 四十過ぎて道楽やまぬ 始終振り袖 四十二の二つ子 四十にして不惑

  • 次の試合でこいつに勝ってから言え
    え?オレ?
    フンッ
    ガーン

  • 柔術をやっていた自分が
    「ああ!この技はこう入るんだ!」と今さら思い知らされるマンガ。
    それぐらい動きの描写が素晴らしい。
    誰が何をやりたくて、どう動いたかを絵で分からせる高い画力。
    柔術の貴重な資料としても◎。

  • 相変わらず地味すぎる感はあるが、格闘技の技術的な描写としても、登場人物達それぞれの内面描写としても、ものすごく丁寧に、じっくりと描かれている。得に寝技関連の緻密でスピード感のある描写は他の漫画では見られないリアルさがあって面白い。

    物語としては、今まで地道に積み上げてきたメグルの練習が、ここにきて徐々に実を結び始めるという、大変熱い展開。さらにメグルを含めた大会出場者達それぞれの格闘技に対するモチベーションの根っこの部分も語られはじめ、かなり盛り上がっている。

    メグルが「勝ちたい」「負けたくない」という気持ちを最後の粘りに繋げ、敗色濃厚だった試合をひっくり返したのは良かったが、体力的にも辛そうだし、正直言って次の試合のゴリラみたいな奴に勝てる気がまったくしない……。

    ここを勝てば念願のライバルとの試合。なんだけど、この漫画は主人公も普通に秒殺されるしどうなるのかまったく読めないので、ドキドキしながら続巻を読もうと思う。

  • 主人公廻の成長物語。格闘技を通じて少年マンガの3要素を描きたかったという意図に間違いはない。遠藤浩輝特有の落ち着きと心理的描写が爽快。

  • 最近本誌を追っかけるぐらい面白い

  • 「オールラウンダー廻」5巻読了。廻の膝が決まるシーンで、思わず声をあげてしまったよ!いやぁ、熱いしリアルないい格闘漫画だねぇ...。全格闘技ファンが読むべき作品ですよ、これは。

    ついでに、夢枕獏「東天の獅子」などを読んできたこともあり、喬の基本が空手にある(しかしアレンジされている)という設定も、いい意味で漫画的な面白さを秘めている。他の技術をリアルに描いているからこそ、引き立ってくるポイント。

    しかし、これがきっかけで格闘技に興味を持つような作品じゃないよな。いい意味で、格闘技を見たことのある人間にしか伝わらない漫画。にわか作りの格闘技好きである私なんかでは、作品の3割くらいしか楽しめていないと思う。でも、その3割だけでも十二分に楽しい!

    つまり、格闘技(特に総合格闘技)に少しでも興味がある人は、すべからく「オールラウンダー廻」を読むべきなのだw

  • 無事勝利と思いきや勇大がピンチ。喬の戦い方って完成すればすごい理にかなっているんだろうな。弁護士が言っていた結局日本人は無かったことにしたがるっていうのはそのとおりだなと思いました。ともかく今巻の表紙のマキちゃんが超かっこかわいい

  • 主人公の能力が次第に明らかになってきてるけど、この作者なら、酷いどんでん返しがとか思ったりもしないでもない。つか、面白いなぁ。

  • 2010 12/24読了。WonderGooで購入。
    廻・小笠原戦決着。そして雄大・喬戦へ。
    最後にグランドで何やっているかの解説もあるが、いやあ、面白いなあ。
    この漫画と『餓狼伝』が同時に掲載されている時期がけっこうあったとか、イブニングはいい雑誌だなあ、とか思う。
    あと遠藤浩輝のあとがきはもうなんだ。酔っ払いのTweetみたいになってんぞw

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著者プロフィール

1970年、秋田県生まれ。大学在学中の1995年、『カラスと少女とヤクザ』がアフタヌーン四季賞秋のコンテストで入賞し、デビュー。1997年より同誌にてSF長編『EDEN』を初連載。以後、『オールラウンダー廻』『ソフトメタルヴァンパイア』を発表。2019年より月刊少年マガジンにて『愚者の星』を連載中。

「2022年 『愚者の星(8)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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