羊の木(3) (イブニングKC)

  • 講談社
3.95
  • (12)
  • (17)
  • (14)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 167
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063524451

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2巻までは、不安を煽りつつ、事件が起きるかと思わせて起きなかったり揉み消したりしてたのが、3巻になって次々と殺人事件が起きた。
    市長も怪しいし、法務省官僚も怪しいし、元受刑者達の過去も全て明かされてないし、まだまだ色んな不気味さが続いていく感じ。

    このマンガは、元受刑者達を社会でどう受け入れて行くか、という問題提起的な話かと思ってたけど、そういう事ではないのかな?
    単なるミステリーなんだろうか?
    ちょうどきのう、ホリエモン仮出所記者会見で、ホリエモンが今後やっていきたいことの一つにそういう話があったから、余計にそれを期待しながら読んでしまっていたのかも。
    そういえば、このマンガを知ったキッカケも、ホリエモンのTwitterかメルマガからだったなぁ。

    まぁミステリーならミステリーで、今後の展開、行き着く先がどうなるのか楽しみではある。

    巻末の小説は、マンガのストーリーともつながってて面白かった。
    2巻の巻末小説も面白かったし、マンガより良いかも。
    でもこの話がマンガじゃなかったら、読み始めなかったかもな。

    巻末の4コママンガは、全く意味がわかりません!
    深過ぎてわからないのか、元々何も意味はないのか…。
    不思議なマンガでした。

著者プロフィール

1955年宮城県中新田町(加美町)に生まれる。24歳で漫画家デビュー。代表作に「あんたが悪いっ」(1983年漫画家協会賞優秀賞)、「ぼのぼの」(1988年講談社漫画賞)、「忍ペンまん丸」(1998年小学館漫画賞)、「I(アイ)」、「羊の木」(2015年文化庁メディア芸術祭漫画部門優秀賞)、「誰でもないところからの眺め」(2016年漫画家協会賞優秀賞)など。現在「ぼのぼの」がフジテレビ系列でアニメ放映中。仙台市在住。

「2023年 『IMONを創る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

いがらしみきおの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×