累(4) (イブニングKC)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063545395

作品紹介・あらすじ

イブニング新人賞出身の新しき才能が放つ『美醜』をテーマにした衝撃作!! 容貌の醜さから人に忌み嫌われてきた累。そんな彼女に、女優であった美しき母親が遺した1本の口紅。その口紅は他者の顔を奪うことが出来るという謎の力を持っていた。累はその力を使い、美しき者が享受するすべてを奪う事を決意する。

醜き少女・累に、母が遺した一本の口紅。その口紅は、他者の顔を奪うという能力を秘めていた。累はその能力を使い、美しき者が持つすべてを奪う事を決意する。そんな累の前に現れた、美しき容貌を持つ丹沢ニナ。累はニナを精神的に追いつめ、ついにその顔を奪う事に成功する。真の美を手に入れた累は、演劇界でその名を轟かせていく。だが、累の知らぬところでは新たな災厄が芽吹きだしていた……。

感想・レビュー・書評

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  • 羽生田さんの空想4コマがツボる(笑)累の不憫さは空想の中でも拭えないのか(笑)

  • 野菊が暗く悲しい。
    累と出会って、事実を知ったとしたら今後の展開がどうなるのかはらはらする。
    作者さん、小説にも挑戦とはびっくり。

  • 「一発ネタ」のインパクトで始まった本作も4巻目ということで新たな展開に。1巻の第1話を読んだ時ほどの衝撃は味わえないものの、しっかりと物語を読ませる漫画になってきた。
    あくまで"美醜”をテーマに、切り口の変え方が巧い。
    今一番次巻が気になる漫画です!

  • 透世に顔を奪われた人物の子が登場(野菊)
    地下に監禁され、顔を奪われ続けていた母を見ていた
    自身にも戸籍はないが脱走し、復讐を誓う
    体を売りながら食いつなぎ、累を探す
    ついにひょんな事から二人は出会い、ニナとして友達になる

  • 累を不幸の塊だと思っていたけど、野菊も負けず劣らずの不幸ぶり。両者母親といい、娘といい、どうしてこうも辛い道を歩まなければならなかったのか…。

  • 面白い。淵透世の実の娘の野菊。腹違いの娘、つまり透世の顔を奪ったいざねの娘が累(かさね)…か。2人とも被害者だなー。親がとんでもない。
    またややこしくなってきましたね。次巻が楽しみです。

  • ニナやっぱり目覚めず。ニナの目が覚めたらまたごちゃごちゃややこしいもんね。話の流れ的にこのまましばらく植物状態なのかな?そして4巻から出てきた、累の母親に顔を奪われた人の娘の野菊。累の腹ちがいの美しい妹。醜くて辛い人生だった累と美しすぎて辛い人生の野菊。姉妹なのに、顔は全然違うのに、お互い辛い人生を送ってるってなんだろうね。友達になっちゃった累と野菊。野菊は累が自分の姉だって知ってるんだよね?あ、でもニナの顔して演劇に出ている人が累だとは思っていないのか。なんか複雑。ボケーっと読んでるとわけわかんなくなるな。

  • だんだんと大映ドラマめいてきたぞ!

  • 累の前に現れた美しき容貌を持つ丹沢ニナ。累はニナを精神的に追いつめ、ついにその顔を奪うことに成功する。
    真の美を手に入れた累は、演劇界でその名を轟かせていく。
    だが累の知らぬところで新たな災厄が芽吹きだしていた…。

    まさかここにきて累の腹違いの妹なんて新キャラが出てくるとは。しかもこっちは累の母の生き写しの美貌。確かに累の母も口紅で顔を奪ってたんだろうと思ってたけど、予想以上に累の家族歪んでた。父親がその極み。
    野菊は母親共に本当に不憫だけど、そういう意味なら累だって不憫だったから何ともかんとも…ともかくあの父親が一番最悪な気がするわ。
    お互いにまだ姉妹であることを知らないままに出会ってしまった二人がこの先どうなるのか楽しみだけど不安だなぁ。
    後今回の話でサロメにすごく興味わいた。タイトルは知ってるけど、今度読んでみようかな。

  • 本当の淵透世の娘野菊が物語に参戦したことによりますます絶望へと近づいていっているのだろうなと感じます。野菊と累は一見真逆のようで境遇は違えどどちらも美しすぎる容姿醜くすぎる容姿で辛い人生を味わってきた二人の腹違いの姉妹は運命の因果か引き寄せられ友人のように仲良くなっていくが累の事を累としらない野菊は累の存在を恨みながらも累と仲良くなっていく読者の身としてはとても複雑な気分ですが早く続きが読みたいです。

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著者プロフィール

イブニング新人賞ゆうきまさみ大賞及び宇仁田ゆみ大賞にて、共に優秀賞を受賞。2013年より同誌上にて連載を開始した『累―かさね―』が、テレビをはじめとする各メディアで絶賛され、今最も注目を集める若手漫画家としてその活躍を期待されている。本作『誘―いざな―』はこの『累―かさね―』の前日譚を小説として執筆したもので、松浦だるまの小説家としてのデビュー作となる。

「2014年 『誘』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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