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- Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063545708
作品紹介・あらすじ
時代は明治41年。若き国岡鐡造は神戸高商の最終学年になり、従業員たった3名の「酒井商会」へと就職をはたした。神戸高商時代の同級生が大会社で活躍していく中、鐡造は腐ることなく着実に成果を上げていった。そんな折り、実家の稼業が傾き家族が離散状態になってしまう。独立して家族を養いたいと望むも資金のあてはない。そんな鐡造の前に旧知の日田重太郎が独立資金を「貸す」のではなく「あげる」というのだった。
感想・レビュー・書評
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海賊の由来
出光商会は特約店契約で下関では石油を売れないが、海上で売り、海に下関も門司もないと言い張り、下関の特約店の縄張りを荒らしたから。
大正期の原動機付き船はポンポン船と呼ばれた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
国岡商店創業までの経緯と、販売場所の制約により油を海上で売ることから、海賊と呼ばれるようになったことまで記載。
日田が支援してくれるような、気概のある男。 -
会場での燃料売り。
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第4巻。国岡鐵造が何故、海賊とよばれるようになったか…期せずして丁稚から身を起こした青春譚が描かれる。
須本壮一の画があると原作とはまた違った面白さがある。
それにしても、国岡鐵造という男の生き様のなんと凄いことか。また、鐵造を支えた日田重太郎の人を見抜く眼の素晴らしさきこと。
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