彼岸島(1) (ヤンマガKCスペシャル)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 712
感想 : 73
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063611267

作品紹介・あらすじ

鮮血のサスペンスホラー!!
人をさらい、生き血を吸う村人が住む島。そこから生きて還ってきた者は誰もいない───。
明の兄も2年前に連れ去られ、現在その島で一人、身を隠し生活している。そして明本人にもついに魔の手が忍び寄る。
謎の美女が現れ、悪魔の物語が始まった───。


あんたの血の匂いがうまそうなんだよ吸血鬼が棲む孤島、彼岸島(ひがんじま)――。踏み入れたら最期、再び生きて還ることはない……。艶(なま)めかしい美女がその地へと妖しく誘い寄せる。そして……忌まわしき悪夢の幕が上がった――!!吸血鬼サバイバルホラー

感想・レビュー・書評

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  • 当直用文庫から拝借するも、あまりにランダムな取り揃えで展開についていけず…。Bookliveで3巻まで無料なので読んでみました。

    一般的に吸血鬼と言えばルーマニアの…大蒜と十字架と日光を嫌うあのイメージですが、こちらは赤黒い目に牙、そして笠に野良着と和風の装い。彼らに対抗するには丸太!丸太があれば何でも出来る!

    所有はしたくないけど全巻通しで読んでみたくなりますね。邪鬼にも色んなバリエがあるみたいですし。

  • 邪鬼が出るまではホラー要素があって何度も吸血鬼に襲われる夢を見ていましたが、全巻読んでみるとギャグでした。

  • 人生で最も笑った漫画である。

  • 漫画喫茶で読みました。

    途中まで読んでいたんだけど、間が開いてしまったので最初から読み直そうと思って手に取った。
    同じく途中で止まってる『ワンピース』とどっちにしようかと思ったんだけど、ヤンマガの『ワンピース』と呼ばれているコチラを読むことにした。

    とにかくハァハァ言う漫画。
    最初の頃はファンとアンチが喧嘩をしてたんだけど、
    ファンはホラーなのに笑える内容を気に入っており、
    アンチはホラーなのに笑える内容を弄っているという、
    どっちも同じことをしてると気が付いて垣根がなくなったという珍しい漫画。

    作者本人はガチのホラーを描いているつもりらしい。
    最近 SNS を始めて、その対応っぷりが聖人すぎて話題。
    でも、子供にエログロヨゴレ満載の自分の漫画を読ませているヤバさも伺える。

    兄ちゃんのサバイバル描写、
    明の妄想描写、
    ユキの合格パーティ、
    明とカミーラの逢引き、
    西山の合格パーティで明とケンちゃんが喧嘩、
    仲直りしてニュー高山ホテルへカチコミまで。

    超有名台詞「見ての通り頭の良い奴だ」は、この巻。

    大学合格パーティや、卒業がどうのと言ってるので、コイツらは高校3年生と思われる。
    しかもニュー高山ホテル襲撃時の会話から卒業式前。
    なのに飲酒喫煙はもちろん、ケンちゃんに至ってはクルマを運転してる。
    分かっててやっている(とすると黙認してるユキもカスってことになる)のか、エロ漫画時空(登場人物は全員成人超えてます)なのか。
    初版が 2003 年だけど、この頃ってどうだろう。
    今ほどじゃないにしても、未成年喫煙とかのコンプライアンスは気にしてたんじゃなかろうか?
    ケンちゃんは、あと1回でも問題起こしたら退学らしいけど、完全にアウトじゃないか。
    ウチの高校では喫煙が見つかって停学喰らってたヤツがいるし、底辺高校でもなければ、そんな甘くないぞ。

    ---

    宮本 明:
    主人公。
    宮本青果店の次男坊。
    ユキに惚れている。
    妄想力が凄い。
    それを物語に発展させることも得意。
    逆に、この妄想力設定のために「この漫画は夢オチなんじゃないか?」との疑惑が付きまとう。
    優秀な兄の失踪により期待が掛けられるようになり、そのたびに兄と比較されるので兄を憎みそう。
    卒業後は東京の三流大学へ。

    兄貴:
    明の兄。
    2年前に行方不明になったけど、何処かの島で吸血鬼相手にサバイバルをやっている。
    完璧超人。

    ユキ:
    明の幼馴染で、明の想い人。
    ケンちゃんの彼女。
    卒業後は東京の大学へ進学する予定。

    ケンちゃん:
    明の幼馴染。
    ユキの彼氏。
    魚屋の跡取り。
    ヤンチャ。
    髭。
    卒業後は魚屋を継ぐ予定。

    加藤:
    明の幼馴染。
    ツリ目。
    メグミという彼女?紐?がいる。
    本名は「三村 政和」という。
    ケンちゃんとつるんでやんちゃをしていたので「加藤」。
    このネタ、今の世代には通じないのでは・・・。

    西山:
    眼鏡。
    文具屋の息子。
    『彼岸島』談義でたまに出てくる「見ての通り頭の良い奴だ」の人。
    まさか1巻の言葉とは思わなかった。
    随分と長い間使われている。
    卒業後は東京の一流大学へ進学する予定。

    ポン:
    坊ちゃん刈り。
    合格パーティには呼ばれておらず、ニュー高山ホテル襲撃時に突然登場する。
    理由は、兄貴が警察でいざというときに便利だから。

    メグミ:
    加藤の彼女。
    ソバカス。
    なんか加藤にネタ惚れっぽいけど、悪い男に騙されそうな娘。
    セーラー服なので後輩と思われる(下手すりゃ中学生なのでは?)。

    カミーラ:
    明の前に現れた(劇中では)相当な美女。
    首に牙の噛み跡が見られる。
    明に兄貴の免許証を見せて自分の故郷の島へ誘う。
    喫煙者。
    嘘を言った後に上唇を舐める癖があるが、本当に癖なのか、そう思われるように演じてるだけなのかは不明。

    吸血鬼:
    カミーラと行動を共にする吸血鬼。
    カミーラを怪しんだ加藤を殺しかける。

    ジミヘン号:
    ケンちゃんが魚屋を継ぐ代償に買ってもらったクルマ。

    HOTEL チェリー:
    明とカミーラが泊まったホテル。
    ちなみに未遂らしい。

    ニュー高山ホテル:
    吸血鬼が泊まっているホテル。

  • 未感想

  • シリアスなのに違和感感じるところがもはや有名になってしまった。でかした!ってやつ好き笑絶対みんな感染してる

  • 勧められたのでとりあえず。

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  • 〜33巻

  • 3巻まで読んだんだけど、トラウマレベルで恐怖だった。

    ただ、彼岸島で検索してみたら、ギャグ漫画として紹介されててオドロキ。
    そのあと、最後の48日間を読んだんだけど、これはたしかにシリアスギャグ漫画だわ。
    エログロB級映画な感じが園子温と繋がるところがある気がする。

    丸太無双のシーンが読みたすぎる。続きも読みたい。

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著者プロフィール

1974年6月4日生まれ。デビュー作は第39回ちばてつや賞<ヤング部門>大賞を受賞した『彼女は笑う』。代表作に『サオリ』、『クーデタークラブ』などがある。

「2015年 『彼岸島 48日後…(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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