シガテラ(3) (ヤンマガKCスペシャル)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063612554

感想・レビュー・書評

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  • 彼女がいるときのオギちゃんは、それはもう青春真っ只中。でも、彼女がいない時の非日常ぶりはすごい。いじめもそうだが殺人が身近で怒ったり、いじめてる奴の彼女とのセックスであったり…彼女を挟んで正反対の生活がある。そんな中でのオギちゃんの葛藤、成長がすごく気になる。

  • 僕は、古谷実作品の中でも『シガテラ』は最高傑作だと思っているのです。古谷作品の要「非日常」(=毒「シガテラ」)を要所要所に盛り込みつつも、やはり本当の見せ場は思春期のオギぼーの心の葛藤に対する描写、つまらない奴になったと振り返りつつも見られる確実な成長です。

    何だか巣立つ雛を見守るような心境で読み進めることができるような作品。そんな読みかたをした場合、ラストのオギぼーの台詞「やるじゃないか荻野優介、思いのほか立派になったじゃないか」に泣かされます。

  • ほかは立ち読みしたせいで3巻だけ所有。南雲さんやっぱかわいい。リアルすぎてエグい。

  • とにかくラストが素敵。

  • なぜか3巻。表紙が綺麗なので表示。あと最終巻だけまだ読んでない。。おもろっす。バイクのってみたくなるっす。なんだかんだいってウハウハだよな、荻野。

  • 毒の登場。この紙一重感なんだろうなあ。

  • 幸せと不幸の狭間を楽しめます

  • 一世を風靡した「稲中」の作者のまんが。前作のダークもろだしを払拭したかと思いきや、またもやダァァァク!高校生は、ホントはラブホに行っちゃいけないんだよ♪

  • ヒミズ以降、不道徳の世界を描きはじめた古谷実先生の作品は、一昔前なら非現実的なテーマを扱った作品としてとりあげられたでしょうが、現在の世の中では、現実におこりうる可能性を多分に腹んでいて、リアルな恐怖をジワリと感じさせます。

  • 青春って恋愛と同じように上手くいかないもんですね。でも思わないのに上手くいくこともあって。悪意と好意は常に一緒に僕らにつきまとう。そんな交錯具合が過剰にピークに達した第3巻。僕らの日常って実は怖いもんかも。現実は小説より奇なり? 第一部(?)完結編。

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