センゴク(8) (ヤンマガKCスペシャル)

著者 : 宮下英樹

• 講談社 (2006年3月6日発売)

作品紹介・あらすじ

精密な時代考証と大胆な人物描写で、すべての常識を覆す超リアル戦国合戦譚！！　時は戦国時代。美濃・斉藤家の家臣だった仙石権兵衛秀久は織田信長に捕らえられ、その部下として織田家中に迎え入れられる。そこに待っていたのは、合戦に明け暮れる過酷な日々！　だが仙石は、織田信長・羽柴秀吉ら戦国時代のカリスマたちの下で大きく成長してゆく。史上最も失敗し挽回した男・仙石権兵衛秀久の一代記、ここに開帳！！


織田信長の比叡山焼き討ちが始まった。最愛の人・お蝶が比叡山にいることを知ったセンゴクは、焼き討ちの最中に木下隊を脱走。お蝶を捜し出し、命を救うために地獄と化した叡山を駆ける。その途中、運命の宿敵・朝倉家鳥居景近と遭遇し、対決―。そして、織田家に対し、最強の敵が現れる。その名は武田法性院信玄。不敗神話をもつ武田軍団が怒濤の侵攻を開始し、“三方ヶ原の合戦”が始まる―。

感想・レビュー・書評

[bukuawaさんの感想 · 2023年5月1日]

信長・秀吉に仕えた武将仙石秀久（権兵衛）を主人公にした戦国青春物語第八巻。燃え盛る比叡山でお蝶を探す権兵衛。しかしそこにはお蝶の輿入れを斎藤龍興に約束されていた鳥居景近も向かっていた。お蝶達三人の、そしてお蝶の友人であり権兵衛を愛するお鹿の運命は？
純愛劇に踊る四人のドラマが胸を打つ一巻。そして遂に武田信玄が動く。

[ホン・ヨンドルさんの感想 · 2017年5月30日]

織田弾正忠信長の比叡山焼き討ちが始まった。お蝶が比叡山にいることを知った仙石権兵衛秀久＝センゴクは、焼き討ちの最中に木下隊を離脱。お蝶を捜しだすため地獄と化した比叡山を駆ける。その途中、運命の宿敵・朝倉家の鳥居景近と遭遇し、対決！　そして、織田家に対し、最強の敵が現れる。その名は武田法性院信玄。不敗神話をもつ武田軍団が怒濤の侵攻を開始し、“三方ヶ原の合戦”が始まる――。（Amazon紹介より）

[ホトケさんの感想 · 2015年9月12日]

比叡山焼き討ち編。モンスター鳥居や哀切極まるお鹿の後に登場するはゴッドファーザー信玄。

[りんさんの感想 · 2015年7月23日]

この物語で、あんまり、リアルリアルといわない方がいいと思います。
どっちかというと、マンガらしい。そのマンガらしいところが、とっても魅力的です。

リアルな世界では、人はフワリとは落ちてきません。

[bubu-oさんの感想 · 2014年9月23日]

武田信玄編スタート。
少し間延びがしてきた感じがするなー。

[dannerさんの感想 · 2013年5月16日]

比叡山のエピソードを色々な作品で読むたび、欧州に信長がいたらと考えずにはいられない。

[fumi000さんの感想 · 2011年7月13日]

比叡山焼き討ち、権兵衛と蝶の再開、鹿の恋、新たな展開へと繋がるターニングポイント巻。

[しろくまさんの感想 · 2010年5月30日]

比叡山焼き討ちから、三方原前夜。ゴンベイ＆蝶の邂逅、鹿の初恋、細やかな人間模様を織り交ぜ時代が動く。そして武田信玄起動！

[leverlossさんの感想 · 2009年4月28日]

武田チート一代目
信玄が神格化されている！

[こじゃさんの感想 · 2007年4月8日]

比叡山でお蝶と再会し、愛を確かめ合った権兵衛。しかし、油断している間に朝倉家家臣でお蝶の婚約者・鳥居兵庫助にお蝶を奪われ、権兵衛自身も瀕死の重傷を負う。軍規違約により、木下隊を追われた権兵衛は、佐久間隊で出直そうと心に誓う。
武田信玄がいよいよ動き出し、ますます締め付けがきつくなる「信長包囲網」の中、信長は、そして権兵衛はどうなるのか？！

著者プロフィール

漫画家 富山大学中退.2001年「ヤングマガジン」（講談社）掲載の『春の手紙』でデビュー.主な著作：『センゴク』全15巻 2004年～2007年.『センゴク外伝 桶狭間戦記』2007年より連載中.『センゴク天正記』2007年より連載中（いずれも講談社刊）

「2010年 『浜松の城と合戦』 で使われていた紹介文から引用しています。」