彼岸島(15) (ヤンマガKCスペシャル)

著者 : 松本光司

• 講談社 (2006年5月2日発売)

作品紹介・あらすじ

鮮血のサスペンスホラー！！
人をさらい、生き血を吸う村人が住む島。そこから生きて還ってきた者は誰もいない───。
明の兄も２年前に連れ去られ、現在その島で一人、身を隠し生活している。そして明本人にもついに魔の手が忍び寄る。
謎の美女が現れ、悪魔の物語が始まった───。


「かなり危険だけどだんなさんが望むなら 私 案内するよ……」旧帝國陸軍の生き残り五十嵐中佐だけが知る501ワクチンへの近道。そして、そこには巨大で凶悪な邪鬼（オニ）“姫”が巣食っているという。だが後戻りはできない。死中に生を求めよ、明！

感想・レビュー・書評

[myomyaさんの感想 · 2023年12月22日]

漫画喫茶で読みました。

篤と決別、
火山の噴火で陥没してできたオアシスで休憩、
五十嵐と再会して、
近道で研究所跡へ、
五十嵐の裏切りが発覚して拘束、
５０１ワクチンのある地下二階へ到着まで。

なるほど。
涼子さんを発見したから雅に降ったのか、篤は。
いやでも、雅って涼子さんのこと知ってるハズなのに、なんで篤に対して使わなかったんだろう？
というか篤は涼子さんを埋葬しなかったのだろうか？
それとも埋めたけど這い出てきたんだろうか？
精神に異常をきたしたのは吸血鬼になるとき？それとも吸血鬼後？

オアシスから二時間掛かるって、どんだけデカい坑道なんだ。
五十嵐が突然「こっち こっちじゃ」とか言い出すし。
お前ってそんな喋り方だったっけ？

炭坑内に吸血鬼がおりすぎでは。
そんな数の人間、何処から湧いてきたんだ。
これで人間（血）が足りないっていうんだからマジで雅はアホなのか。

炭坑の姫対策が、なんで上を向くか下を向くかしかないんだ。
壁に沿った螺旋階段なんだから片側は常に壁。
つまり壁側を見ながら進めば良いのでは。

螺旋階段の鍵が閂って、じゃあそのサムターンはなんなんだよ。
しかもいちおう回してみてる。
隙間から閂が見えるくらい建て付けが悪く、通常の鍵ではデッドボルトが届かないから閂にしたんだろうか？

ついでに、そのトイレはどういう仕組みなんだ。
水洗じゃなさそうだけど、ボットンでもない。
溜まったものはどうしてるんだ？

---

涼子：
精神に異常をきたして誰にも相手にされなくなった吸血鬼。
篤の婚約者。
邪鬼にも亡者にもなってないってことは、血はどうしてるんだろう？
五十嵐中佐もそうだけど、もしかして個体差って数十年単位とかで存在してるんだろうか？

炭坑の姫：
女性のデカい邪鬼。
研究所跡への近道である縦穴に生息している。
ムカデのような姿をしており、目が合うと顔色を変えて襲ってくる。
逆に、目が合わないと襲って来ない。
どういう理屈なのかは不明。
乳が節々に付いているけど、そこから出るのはコンクリートをも溶かす酸。
顔と顎に口がある。

目玉の邪鬼：
螺旋階段を進んでいる途中に壁を破壊して現れた例の邪鬼。
目玉だらけが災いしてか、炭鉱の姫と目が合って喰われる。

五十嵐 一郎：
自分もワクチンを手に入れるために明たちに協力。
もう少し我慢してれば良かったものの、トイレで馬鹿笑いしたせいで目論見がバレて拘束される。
行動原理が常に「お国のため」なので、ぶっちゃけ何を考えているのかよく分からない。

[ijklmnさんの感想 · 2021年3月17日]

未感想

[青きうりさんの感想 · 2015年11月14日]

湖に女性陣の裸観に行くとこ大好き。

[はちのさんの感想 · 2014年7月17日]

シリアスなシーンなのに何処かギャグっぽいのは何故だろう

[ヲさんの感想 · 2006年12月10日]

３コマに一回の割合で誰かがハァハァ言ってます。
でも表紙絵は毎回スキです。

[ﾎﾟさんの感想 · 2006年6月20日]

?抜け･吸血鬼話
(ﾒﾓ↓)
http://blog.livedoor.jp/ga___zl/archives/50515573.html

著者プロフィール

1974年6月4日生まれ。デビュー作は第39回ちばてつや賞＜ヤング部門＞大賞を受賞した『彼女は笑う』。代表作に『サオリ』、『クーデタークラブ』などがある。

「2015年 『彼岸島　48日後…（2）』 で使われていた紹介文から引用しています。」