わにとかげぎす(1) (ヤンマガKCスペシャル)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 660
感想 : 58
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063614794

作品紹介・あらすじ

富岡ゆうじ、32歳、独身、職業は深夜の警備員。
つい先週、人生に遭難していることに気がついた。
これはどうにかしなきゃいけない。
タダだからって筋トレばかりしてる場合じゃない。
孤独は罪だ。その罪は償う気持ちはある。
だから‥‥、『友達をください!』
と、流れ星にお願いした夜、手元に届いた一通の呪いの手紙。
犯人は誰ですか?

感想・レビュー・書評

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  • 稲中の人なんですね。
    お下品なイメージだったのですが、この漫画は真面目でした。
    文学的だったりして。

    金庫を盗む話までは盛り上がって面白かったのですが、その後はほのぼの恋愛系になって下降していく感じ。。
    事件も起きそうで起きない。
    ところでこういうダーク系の漫画ってよくトランクに人が入ってるよね(笑)

    それで、結局恋人はできたけど友達はできないじゃん?
    皆去って行ってしまった。
    男の友情って結構脆いのかな?

    羽田さんの元カレが最後わざわざ出てきたのに痛い目に合ってないのもなんだかな。
    美人で優しい彼女と沖縄逃亡ですか?

    面白いけどラストもう一捻り欲しい感じでした。
    全体的に、細かい描写はリアルだけど、展開はありきたりかも。

    ドラマつい最近やってたんですね。
    主人公は有田じゃなくて本当はココリコ田中って感じですが…。

  • 古谷実ワールド全開

  • 富岡さんのキャラクターが本当に素敵だ。

  • 今んとこ没になるほどひどい人生じゃないけどこのあと下落させられちゃうのか・・・

  • 何だろ、この人天才なのかな、凄いよ

  • 孤独って怖い

  • おもしろかった。出てくる女の子(ヒロイン)のキャラがいつも一緒、とかはあるけど、でも主人公のどうしようもなさだとか、変なまわりの人だとか、やっぱりおもしろい。

  • ふと、自分が孤独であることに気づく主人公・富岡。美人なのに、ちょいちょい変態っぷりが顔を出すヒロイン・羽田さん。個性が豊かすぎる脇役たち。素直な富岡が好きです。

  • 友達が一人もいなくても生きてこられた富岡さん。凄い!その語り口は、テンポよく面白い。
    ホームレスに貯金はたいたり、お隣が凄い美人だったり、どんどん人と関わってくる展開がどうなるのか?
    わくわくする本。

  • 孤独について

    人間は孤独

    誰しもが抱えるそれとどう向き合うのか

    一人で戦うのか
    誰かと一緒に戦うのか
    お金で対抗するのか
    夢で対抗するのか
    戦わないのか

  • ギャグもあるけど、基本暗いよね。
    ダメな奴が主人公の話ばっかりだけど、どーも気になる。
    そしてそんなヤツに美人でナイスバディの彼女が出来る話。
    ちくしょう。終わり方がまたなんとも言えない感じ。

  • 孤独を題材にしたマンガ。かわいい彼女がいれば人生変わるもんだ。

  • 面白いことは面白いんですが、いい加減この作者のシリアス路線での一本調子なタッチには飽きてきました。願わくば今後是非とも原点に戻って、ギャグ路線の作品群をバンバン発表してもらいたいものです。

  • 読む前はブラックな精神的ダメージのある漫画かと思ってたけど意外なことにかなりギャグ寄りなのね。

    夢を抱くだけのダメ人間と変わり者しか今のところ出てきてないけど、こういう風に進んでいくのかな。

    なにか明確な理由はないけど俺の中で単なるギャグ漫画にはならないような気がしなくもない。


    ふと周りを見たら誰も居なかったなんてことは避けたいなぁ。

  • きもい人ばかりしか出てこないので羽田さんだけが救いで読んでいた。
    なんか良かったんじゃないかなー。

  • 精神的に落ち込むけど面白いです。

  •  夜間警備の仕事を長年やってきた富岡。
    ずっと真面目に孤独な生活を送ってきた彼は
    友達がいないという事実に気がつく。
    寂しいという事を素直に認め、逃れるために
    動き出そうとする富岡の前に
    あらわれる人との出会いや、事件…。
    富岡自身の成長を描いた漫画である。

     非常に地味な主人公に、地味な設定の印象派は否めない。
    だけど、孤独と真っ向から向き合うような話のもっていき方が
    非常に興味深い。
    それだけに、ラストの締めくくりというものが
    逃げのように感じてしまい、それだけが残念。
     漫画の途中に出てくる古谷さん独特の
    ありそうでないリアルな事件の描き方というのがとてもうまい。
    構成的にも、早く次が読みたくなるという印象がある。
    地味ではあるが、中身のある漫画。

  • 暗いんだけど、暗すぎず面白い!

  • 古谷漫画、久しぶりに読んだな。随分と長いこと、ご無沙汰しちゃってたな。という感じで読んでみて。いい漫画を描くな。えぐったり、笑わせたり、撫でたり。そんな漫画。(10/4/14)

  • 32歳の友だちが一人もいない警備員が主人公。友だちが欲しいと思うのだが、現れるのはかわった人ばかり。
    宝くじを当てることを夢見るホームレス。自分では放浪者だと言い張る。
    同僚の花林雄大、雨川勇。
    ただ、なぜか隣室の美人な羽田さんは警備員に惚れているのだがそれに気づかない。

    古谷さんらしいエキセントリックな展開が面白い。こういうのはドラマでもできなくはないが、こうやってディテイルにきちんとリアリティを持たせることができるのはマンガならでは言っていいのではないでしょうか。

    さすがマンガだなぁ、古谷さんだぁと思うのだが、見逃しても慌てないというとこはありますね。

    タイトルは深海魚の名前なんだそうだ。

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