- Amazon.co.jp ・マンガ (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063616422
作品紹介・あらすじ
かつてない視点で描く今川義元vs.織田信長!! 別冊ヤンマガにて大好評連載中の”もうひとつのセンゴク”!! 乱世を遊んだ男・今川義元と、戦国最高の軍師・太原崇孚雪斎。血で血を洗う戦乱の時代に出会った2人は日本史上初の”戦国大名”への道を進み始める…!! 戦国史上最も有名な合戦を描く、超絶歴史エンターテイメント!! いまだ謎に包まれた[桶狭間]の真実に迫る決定版!!
戦国時代最高の軍師・太原崇孚雪斎。駿河の庵原家に生まれた太原崇孚雪斎は、幼くして仏門に入り、僧として生きる事を定められた。ところが雪斎二十七歳の時、駿河国主・今川氏親の懇願を受け、雪斎は今川家の五男坊・方菊丸の教育係を任ぜられる。この“問題児”こそ後の今川義元であった。雪斎と義元はこの運命的な出会いによって乱世へと一歩を踏み出すことになる―。
感想・レビュー・書評
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戦以外に銭などについても考えさせられる
太原雪斎がかっこいい -
桶狭間合戦に至るまでの今川・織田両雄の足取りを描く第一巻。今川義元・雪斎師弟を軸に、小氷河期による飢饉と銭の力の台頭を背景とした戦国大名の姿、特に今川と織田および間に挟まれた松平の国造りと抗争を描いていく。
今川の師弟コンビが生き生きとしていて良い。そして国家・社会論の視点からも見どころあり。 -
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視点が違うと知ってるつもりの話も面白く加工される!
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台湾のウェブサイト、楽淘オクで経由し2016年11月24日に入手した。(中身とカバーは汚れ有り、マジ最悪!日本に行ったらもう一冊を買うも構わん!)
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マンガ
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通常の戦国モノよりやや遡り始まるセンゴク外伝。怜悧なキレ者軍師雪斎と恐らく今までの中で一番魅力的な今川義元のコンビが面白いです。
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センゴクではいつも戦国時代に関する新たな視点が用意されている。今回は、「戦国時代」の定義そのものが新しい。通説の応仁の乱で下剋上の社会が現出したのではなく、気候として「小氷河期」だったことが大飢饉を引き起こし、大飢饉がかつてない動乱を生み出したという仮説を提示している。
そして本巻では、今川義元&雪斉コンビと織田信秀の三河争奪合戦をスリリングに描いている。
雪斉の指導の元、今川義元が幼児から真の戦国大名に成長する様が描かれ、一方、敵方の織田信秀の時代を先駆けた合理的な国家運営の成功事例が描かれ、義元はその信秀を恐れ、惹かれていきながら、やがて互角の戦いをするに至る。
信秀が津島経済とともに発展する様子や義元の「今川仮名目録追加」は斬新で非常に興味深かった。
信秀の以下の発言が楽市楽座など信長の戦国の大変革につながるんだろうなあと思いました。
「爺、津島商人を見習えぃ。彼奴らは皆が憩い遊ぶ祭りのときほどよう働く。祭日に遊べば一貫文が減り働かば一貫文が増える。即ち二貫文の得。それが商人の考え方じゃ。」 -
この筆力、構成力、考察力ならば、モチベーションのままにどんどん作品を量産して欲しい。