賭博堕天録カイジ 和也編(4) (ヤンマガKCスペシャル)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063619478

作品紹介・あらすじ

極悪社長との変則二人麻雀「17歩」勝負を制し、4億8千万もの大金を獲得したカイジ!
その勝負の余韻も冷めやらぬ中、帝愛グループの会長である兵藤和尊の息子・和也から、勝負を持ちかけられた! 激戦必至の黄金カード!! いくぜ、今宵、もう一勝負!!!

人間は土壇場で裏切るか否かを”実験”する「救出」ゲーム! 実験台のアジア3人組は、16回クリアーすれば1億円を得るが、頭蓋骨粉砕の危険も伴う!完全クリアーには3人の協力体制が必須だが、ゲーム前の打ち合わせはなく、ゲーム中の会話もできない。そんな厳しい条件下で、「以心伝心システム」という攻略法を編み出した3人は順調にクリアーを重ねる! そして、積み上がった金は100万円を超えて…!

感想・レビュー・書評

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  • マリオの兄アントニオが可哀想すぎる。お母さんも辛いだろう。そんな家族の思い全て乗せてマリオは頑張ってるんだなー。

  • 今回のこの「和也編」は今までのカイジのマンガとはちょっと違う。
    それはカイジがゲームに参加してないという事。

    実際にゲームに参加するのは三人の男性。
    日本人の光山。
    フィリピンの貧民層の最下層出身のマリオ
    中国出身で戸籍すらないチャン。
    貧しく、ただ生きるだけの暮らしをしてきた外国人二人と1000万の借金を抱える日本人。

    三人は和也に目をつけられ、その友情、互いへの信頼を試される事となる。
    和也考案の友情確認ゲーム「救出」で。
    勝てば1億という金が手に入るが、負ければ恐ろしい形での死が待っている。
    人質二人と救出役一人に分かれてするゲーム。
    序盤から厚い信頼関係で結ばれた三人は何とかゲームをこなしていくが、そこに和也の妨害が入る。
    徐々に互いを信じられなくなっていく三人。
    その様を側で見ているカイジは我が事のように一喜一憂する。

    兵頭の息子である和也は人間を信じない。
    信じるのは金だけ。金の力だけ。
    だから、目の前で友情なんてものを見せつけられると胸くそが悪い。
    「オレの知る限り人間ってのはひん曲がってる!」
    そう言う和也にカイジは「お前はダメッ!まるでダメッ!ダメダメダメッ!」
    と言う。
    「壊れている」「人間像が歪んでいる」と。
    この三人の命を賭けてするゲームで、どちらの持論が正しいと証明されるのか-。

    こんな過酷な話なのに、言葉のチョイスやちょっとした登場人物の行動におかしみがあって救われる。
    和也はカイジの言う通り歪んだ人間だが、あの兵頭の息子と考えたらこんなもん・・・というか、もっとひん曲がっていてもいい位じゃないかと思う。

  • やっと「階段救出ゲーム」に戻ったら和也が人を出し抜いて金を独り占めする方法を提示し動揺を狙う。和也は人間の負の気持ちを引き出すキャラだからいいのだが、そこの描写がやたらとしつこい。以前のカイジもテンポがのろすぎて人気をなくしたと聞いたがこちらはさらにひどくなってる気がする。
    この人の持つ語り口なんでしょうね。

  • まだまだ面白い。

    後半の展開が今一つ気に入らない。

    が、しかし、
    これを更に面白くしちゃうんだろうな。

  • 「金なんてゴミだっ!!」
    「でもそのゴミのために人は泣き 喚き 狂い 死ぬ」

    或る意味、「カイジ」だけど「和也編」だからこれで正しいのかな。

    障害は予め定められたルールの内で起こってこそ
    盛り上がりもする物だと思います。

    「救出」は敷衍するのも難しいゲームなので
    正直言って、早く次が見たいですね。

    「愛よりも剣」の緊張感が懐かしい。

    60点

  • 和也編ってカイジはゲームしないのかなぁ。

    それに和也がずるい。今までの敵も社長以外は大体ずるかったけど……。

  • 和也、もっとやったんさい

  • いまいち盛り上がりに欠ける巻だった。この前の和也の書いた漫画は結構面白かっただけにちょっと拍子抜け。

  • こうきたかー!
    長めのアジア3人組の境遇もいい前フリとして機能してきそう!
    かなりのジワジワ展開ですが楽しみになってきました。

  • 手段が強引だけど、まあ、カイジだしなあ…草?もはや草?は笑えたw

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著者プロフィール

1980年、『よろしく純情大将』でデビュー。代表作は『賭博黙示録カイジ』、『天』、『銀と金』、『最強伝説 黒沢』、『賭博覇王伝 零』など多数。現在、『賭博堕天録カイジ 和也編』、『アカギ』を連載中。

「2012年 『賭博覇王伝 零 ギャン鬼編(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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