彼岸島(33) (ヤンマガKCスペシャル)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 191
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063619669

作品紹介・あらすじ

鮮血のサスペンスホラー!!
人をさらい、生き血を吸う村人が住む島。そこから生きて還ってきた者は誰もいない───。
明の兄も2年前に連れ去られ、現在その島で一人、身を隠し生活している。そして明本人にもついに魔の手が忍び寄る。
謎の美女が現れ、悪魔の物語が始まった───。

1stシリーズ最終巻! 明vs.雅の死闘の結末は!?

感想・レビュー・書評

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  • 漫画喫茶で読みました。

    最終巻。
    雅の頭に激重顕微鏡を叩きつけてトドメを刺そうとし、
    雅が脳波干渉でチワワを呼び寄せ形勢逆転、
    雅の意識は呆然とした状態なのでチワワが暴走して大暴れ、
    501ワクチンの効果も治まってしまう。
    塔の上階が崩壊、
    雅が明を磔にして勝利、
    47日間の猶予を与えられて「最後の47日間」へ続く。
    刻印として明は顔に傷を付けられる。

    俺たちの戦いはこれからだ!エンド。
    連載時はどうだったかは知らないけど、巻末に『最後の47日間』の宣伝も載っているので単なる仕切り直しと思われる。
    まぁ、まだ斧神とかいるのだから、ここでは終わらないんだろう。
    雅曰く「47日後に本土に対して吸血鬼化の蚊を放つので、それまでに殺しに来い」という終わり方。
    雅にしてみれば、ここまで苦戦させられたのは初めてのことなので、要は楽しいから結末を先延ばしにしたって感じ。
    ケンちゃんにしてやられたときは怒ってた(そもそも塔に引き籠った原因だし)のに、やっぱ直接殴り合うと親近感みたいなものが湧くんだろうか?

    そういえば他の研究者たちはどうしたんだろうって思ってたら悠長に研究の続きをやっていたみたい。
    チワワが乱入してきたことで初めて焦っている。
    五重の塔の上階が崩壊したときに研究者たちも一緒に落ちていった。
    建物は海に落ちたのだけど・・・そこには吸血鬼化の蚊を生成している血が大量にあったよね・・・?
    吸血鬼の血が混ざった川の水を飲んで吸血鬼化した人もいるんだから、かなりヤバい状況なのでは?
    海産物を食べたら吸血鬼になっちゃうんじゃ・・・。
    あと、旗に森田の血を染み込ませていたけど、それ、吸血鬼の血だけど危険じゃないのだろうか?

    501ワクチンってレシピは残ってないんだろうか?
    もしかして前の巻での隊長の「もうやめてくれェェェ」のおかげで501ワクチンが少し残ってたりするんだろうか?

    ---

    チワワ:
    五重の塔の一階にいた邪鬼。
    雅の脳波干渉(サイコジャック)によって呼び寄せられ操られる。
    火が吐ける。
    五重の塔から村まで一足飛びが出来る。
    ドアップのシーンで珍しくコピペが使われている。
    雅が乗って去る。

    隊長:
    なんだかんだで生き残った雅の護衛隊長。
    明に愛着が湧いてしまったため、どっちを応援して良いものやらな常態。
    明が雅にトドメを刺そうとしたときに
    「もう やめてくれよ人間!!」
    「・・・・じゃあ仕方ないけど・・・・・・・・」
    みたいなほのぼの感を出す。
    雅と共に去る。

    森田:
    明が語った蚊の話を疑った直後に
    西山「1匹くらい生き残りがいるかもな。」

    森田「そんな恐ろしい計画信じられない。蚊も明しか見てないんだから疑わしい。」

    蚊に刺されて吸血鬼化

    明に斬られる
    というギャグ展開のために登場した人物。

    五重の塔:
    外見に反して異様に広い内部だとは思っていたけど、どうやら異様にデカいっぽい。
    塔の上階が崩壊したときに研究者たちも映るんだけど、明らかにサイズがオカシイ。
    また、よくよく思い出してみればこの塔、ほぼ真正面からしか描かれていないので、異常に奥行きが深い可能性もある。

  • 未感想

  • 引き伸ばしてキター

  • 30巻超えて連載してやっと第一部完とはね

  • さくさく読める。内容はめちゃくちゃだけど面白い。

  • 完結してねーし!(゚Д゚)

    始まっちゃったし!

  • 完結すると思ってたら、47日に続くのでショックを受けた。
    まだやるんかい。
    絵が気持ち悪いわりに、ストーリはそれほど面白くない。

  • 後半はギャグ要素も少なく(いや、もともと作者の意図外なんだけどねw)、惰性感が強い。
    まぁなにしろ、敵の吸血鬼はしつこく仲間に入れようとするのに、親友が吸血鬼になったらアッサリ殺そうとしてるところがもう最悪。
    彼は仲間を助けたら自分は死んでもいいという壮絶な思いで戦っているのにね。
    これで評価は大幅ダウン。ヒド過ぎた。

  • 続くんかい!

  • 吸血鬼に丸太武器、失禁。よくありそうでない!残虐な描写とか絶望感、危機的状況での心理とかがうまくて引き込まれる。絵がもうちょっとうまければ…。あとサブキャラがもっと際立てば完璧。西山くんの発明に期待。

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著者プロフィール

1974年6月4日生まれ。デビュー作は第39回ちばてつや賞<ヤング部門>大賞を受賞した『彼女は笑う』。代表作に『サオリ』、『クーデタークラブ』などがある。

「2015年 『彼岸島 48日後…(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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