宝石の国(7)特装版 (プレミアムKC)

著者 :
  • 講談社
4.48
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本棚登録 : 169
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063623659

作品紹介・あらすじ

ILLUSTRATION BOOK付き特装版!・連載開始予告や本誌表紙イラストも収録した、全32Pのミニ画集。・紙のセレクトから、装丁、ページ構成、本文デザインに至るまで、すべて作者本人が手がけたものに。・カバーは描き下ろし。短編集『虫と歌』と同じUV加工。・全てのイラストに作者のコメンタリー付き。

感想・レビュー・書評

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  • ストーリーに謎が多く、最初から追いかけている人は大変だろうなぁという印象。
    買うときは一気買いをお勧めします。

    絵柄は好みが分かれると思う。

    石の名前やどういったものか気になってしまうので、調べながら読んだ。

    伏線回収というよりは、登場人物たちとともに解明していくような作品。
    アニメ化されるようなので、少し期待。

  • いよいよ面白くなってきた!!!
    しかし主人公がこういう形でレベルアップしていくとは…
    ふわっふわだけど確かだけどふわっふわなアイデンティティ 面白いです
    がんばれフォス!

  • 特装版がほしくて探し回りました…。
    増刷されたとのことで、何とか手に入れました!
    イラストレーションブックは今までの雑誌や単行本の表紙がカラーで収められていて、描き下ろしはありません。
    最後にすべての絵への作者による短いコメントがついてます。
    表紙は砕け散ったアンタークサイトだと思います。

    主人公の見た目がこんなに変わってしまう漫画、見たことないよ!!
    でもラピスラズリとくっついたから?最初の頃のフォスに戻った感じがするのが不思議です。
    最近は暗くてどよーんとしてたから、ぽわわ~んとしてた頃が懐かしい。
    生まれた頃と比べて成長したというよりは、アンタークを失ったことをきっかけに変化して、ずいぶん強くなったのだなあと思います。戦闘も心も。

    またまたかわいいナメクジちゃんが登場して癒されます(この漫画からかわいらしい造形の生き物と妙なセンスのジョークを取ったらえらいことになる)。
    ナメクジちゃんが教えてくれた人間が3つの生き物に別れたというお話ですが、宝石ちゃんたちが骨で、月人が魂なのだとしたら、宝石ちゃんたちに魂はないのでしょうか。魂のないお人形なのだとしたら、あの時フォスが流した涙は何だったのだろう。「愛している」という言葉が指すものは何なのだろう。
    月へ連れていかれるところでもフォスの目には涙が浮かんでいるけど、怖いからではなくみんなと離れて寂しいとか、みんなが自分を取り戻そうと一生懸命追いかけてきてくれるのを見て罪悪感を感じているのかな、と思います。

    先生は一体なにを隠していて、どんな存在なんだろう。
    愛していると言いたい相手には、誠実でなければいけないと思う。そうでなければ、その言葉や気持ちでさえも嘘に見えてしまうから。
    でも嘘をつかずに「答えられない」と言ったことも誠実と言えるのかもしれない。

  • ポップでアーティ、独創的ながら叙情的。
    徐々に進んできた物語が、今巻の最後で大きく動いた。あまりにも続きが気になる。

    特装版はイラストレーションブック付き。雑誌掲載時のイラストなどを収録。既刊コミックス表紙のロゴ抜き版も収められていて、あらためて見てもしみじみと美しい。

  • フォスフォフィライトとラピスラズリの頭部がまさかの接合。
    そしてフォスがまさかの知的に。
    先生とのやりとりははらはらしていたのだけれど、それでも大きな愛で包まれ真実はわからないまま。
    とうとう月に向かったフォス、次巻も楽しみ。
    ポスポピペロペロに笑った。
    小冊子がとても美しくて満足。

  • "『あなたは!
    わたくしの言葉がわかる宝石ということは!
    我が祖先を月人から解き放った伝説の!
    ポスポピペロペロ様!』
    「うーん多発する伝達ミス」
    「すんげえ鳴いてんじゃんなんつってるわけ」
    「ペロペロ言ってる」
    『あっ この足はやはり
    昨日 海でにおったのはこれ!この足!くさい!くさいです!
    この足は間違いなく祖アクレアツス殿下の殻!
    伝説ではもっと頭が悪くてノリの軽いぼーっとした宝石と伝わってたんでてっきり石違いかと』
    「なんて?」
    「すんげえ悪口」"[p.147]

    言動や表情の動きでそれでもフォスだって思ってしまう、すごい。
    思考の回転が早まったフォスのおかげでことこと謎が明らかになったりまた謎が出てきたり。
    夢の中のフォス、一瞬一番最初の何も知らなかった頃のような表情になっててそれがまたいい。
    第五十二話のシンシャとのやりとりがこれまた最高。
    表紙絵は夢の中だろうか。

  • 面白くなってきた!
    性質に差がある分、せめて見た目だけは平等になるようにって 好き 傲慢

  • 2017-5-24

  • 頭がラピスラズリになってもフォスだーってすぐわかるの愛しい。
    先生のみんなへの愛とみんなから先生への愛が同じものであればいい。

  • なんだか読みにくくなった気がします。何をしているか分かりづらいシーンが多かったというか…

    月人との戦いを重ねマンネリ化を感じていましたが、今作で色々な歯車が噛み合ったようです。続きが楽しみ。

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著者プロフィール

投稿作『虫と歌』でアフタヌーン2006年夏の四季大賞受賞後、『星の恋人』でデビュー。初の作品集『虫と歌 市川春子作品集』が第14回手塚治虫文化賞 新生賞受賞。2作目の『25時のバカンス 市川春子作品集 2』がマンガ大賞2012の5位に選ばれる。両作品ともに、市川氏本人が単行本の装丁を手がけている。

「2022年 『宝石の国(12)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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