ココにいるよ!(5) <完> (講談社コミックスなかよし)

著者 : 遠山えま

• 講談社 (2009年3月19日発売)

感想・レビュー・書評

[胡桃さんの感想 · 2010年11月22日]

■全5巻所持。

[葉さんの感想 · 2009年3月22日]

番外編が良かったです

[成瀬 なつめさんの感想 · 2009年3月21日]

「ココにいるよ！」最終巻。日陰に居たひかげは、見事日向へ向かうことが出来ました。振り返ってみるととてもひかげは成長したなぁと思えます。表紙のテーマも日陰にいる子を日向へ「おいで」と手を差し伸べている感じのイラストだそうです。
　前半の見所は、彩の素顔です。人に合わせるのが苦手な彩は、ひかげをイジめる事で仲間を得たもののひかげが変わっていくに連れ、再び仲間を失い、独りぼっちになってしまう。ひかげが憎くて仕方ない彩は、イジメをヒートアップさせます。それは―日向と輝を引き裂きクラスをバラバラにして、ひかげが育てたひまわりを折り、ひかげの居場所を無くすという事――。
でもそれは彩が苦しんでいた証拠。彩の辛さが分かるひかげは、彩を救います（まぁ、ツンデレな彩は不満足みたいですが笑；
　後半の見所は、ひかげと日向と輝の恋の行方です。
―日向は、ひかげを陰から見つけてくれた人。
―輝は、ネット上でひかげをアドバイスしてくれた人。
どちらも大切な存在である二人。しかし、ひかげはどちらかに自ら告白します。今までの恩を込めていっぱいいっぱいの気持ちで。ひかげの告白場面は涙ぐみます///∀///
ですが結果的にひかげは、皆に囲まれ笑顔でラストを向かえます。　ひかげはココにいます。

５巻は本編とともにココいる番外編が収録されています。
なんと―メガPIGの正体が明らかになります（裏表紙の人物です）
メガPIGの正体は、南条葵。ブログでは強気だが、現実では口べたな男子。そんなヘタレな南条の恋物語です。
巻末には、おまけ４コマ漫画が収録されています。素敵な名字の人と結婚したいありさの話も…。

著者プロフィール

5月23日生まれ。ふたご座、B型。デビュー作:『天使のタマゴ』(第36回なかよし新人まんが賞特選受賞、「なかよし」2003年9月号掲載)、代表作:『ココにいるよ!』『わたしに××しなさい!』(第36回講談社漫画賞児童部門受賞)『かみかみかえし』『四月一日さんには僕がたりない』『青葉くんに聞きたいこと』『ヴァンパイア男子寮』

「2023年 『ヴァンパイア男子寮（11）』 で使われていた紹介文から引用しています。」