新白河原人 遊んで暮らす究極DIY生活

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 138
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063648737

作品紹介・あらすじ

都市から地方へ、物質的豊かさから精神的充足へ-齢47にして、ライフスタイルを180度激変させた漫画家の驚愕の記録。福島県の山中で自給自足を目指す漫画家の奮闘雑記。

感想・レビュー・書評

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  • 都市のメタボ生活から一念発起して、福島県南部の原生林開墾を始めたマンガ家の日記。内容としてはほぼログハウスを建てるノウハウとなっているが、マンガ家だけに挿絵が上手で分かりやすい。

    120万円でログハウスを一棟建てて、その後にどんどんウッドデッキなどを拡張していく様子は読んでいて面白く、自分でもやってみたくなる。

  • いい、とにかく、いい。
    方法とか手段とか成果物とかは、それぞれの嗜好による部分があるだろうけど、この大量消費社会への姿勢が、日頃自分が感じているもやもやした部分を一刀両断していて、読んでいて気持ちよかった。

    人は、「目に見えない物」の価値を量るものさしとして「情報」をつくりだした。そして「情報」に価値を代替させることによって、奇しくも、同じく目に見えない「感性」までも情報に置き換えてしまった。

    そんな現代社会に、どこぞの建築家大先生のように「一石を投じる」然とした態度を示すでもなく、等身大にどんくさく、でも大胆に対峙している著者の姿が、とても好もしい。

  • 「四半世紀以上机の上で漫画しか描いてこなかった男」である著者は、47歳の時、思い立って山を買い、経験も無いまま自給自足の生活を始める。
    表紙を開いた途端、数々のカラー写真で見られる著者の生活ぶりにはぶったまげる。
    素人のおっさんが、ほぼ独力で山の中に居住区を開墾し、丸太小屋を建て、サウナ小屋まで自作している。鶏小屋を建てて鶏を飼い、鶏が産む卵を食べ、時には鶏も絞めて食す。
    漫画家ならではのコミカルで緻密なイラストと共に、軽快に綴られる山暮らしの奮闘記に引き込まれる。
    著者が、丸太小屋作りの醍醐味にどっぷりとハマっていく姿、初めて鶏を絞める時におっかなびっくりしている姿に、読んでいる自分も一緒になって興奮する。
    ギャグ漫画を読んでいるような感覚で笑いつつ、全体を通しては、人間のあるべき生活とは何ぞやーと深いとこまで考えさせられる一冊。

  • 楽しそうだな

  • 読書は格闘技から

  • 男なら、一度は憧れるDIY生活。しかもハード!

  • アウトドア好きな人なひとは気に入ると思う。便利を追い求めるよりも自分でなんとかできる範囲やってく方針はとても共感できる。雑誌連載なので内容は軽い。ハードカバーだが、軽くて分厚い紙。価格に見合うかといえば微妙。

  •  大体人類というものは昔はこのような生活をしていたもの、なぜこのような生活が現代人にとっては贅沢なものになってしまったのか考え直す良いチャンスなのかもしれない。

     良い生活、楽しそうだと思うがやはりこの現代社会の便利さを満喫してしまうとなかなか抜け出す勇気がわかないこの本を読むことによって自分体験を妄想するのが関の山、今の自分にはとてもまねできないうらやましい。

  • 農業・植物カテゴリでいいか悩むけど。笑
    クオリティ高い丸太小屋すごい。

  • イラストが豊富で,読み物としては面白い。

    ただ,DIYが本格的すぎて
    一般人がマネをするのは難しい。

    DIYというよりも,入植,開墾という感じ。

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著者プロフィール

1958年生まれの漫画家。本誌にて連載された『万歳ハイウェイ』『あいしてる』『考える犬』など、代表作多数。現在、東北新幹線・新白河駅から車で10分の辺りで開墾生活を送る。ちなみに東京駅からは約一時間半。

「2011年 『新白河原人 遊んで暮らす究極DIY生活』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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