きずな(3) <完> (KC デザート)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 59
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063653304

感想・レビュー・書評

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    ジェットコースター・サスペンス!

    夏波視点で描かれてるから、やっぱり彼女に感情移入して辛さとか感じるし、可哀想だなって思った。
    何も知らずに生きてきた冬馬も可哀想だと思ってたけど…だんだん、なんかちょっとズルイ気もして。(いや、可哀想は可哀想なんだけども。)
    だからこそ、ラストのキュー太のセリフ「お前は14年間幸せだったのか、そうじゃなかったのか」っていうのが、この物語をまとめる言葉になったんじゃないかなと。
    キュー太は夏波が家族のために沢山動き回ってたの知ってたから言わずにおれなかったんだろうね…。

    大学生になって東京に戻った冬馬が、姉ちゃんを支えて生きていこうと決めたところは感涙だった。
    この先辛いことがあっても、もうずっと彼らは“本当の家族”なんだなって思った。

  • (*・д・)」゛

  • '05.11.30

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著者プロフィール

2月25日生まれ、東京都出身。『君におくるメモリー』(「フレッシュフレンド」冬号)にてデビュー。問題提起シリーズ『ひみつ』『であい』『こころ』(いずれも「デザート」にて連載)は、レイプや出会い系サイト、万引きなど10代の少女たちの心の闇と社会問題について扱い、話題を集めた。他の代表作に『トモダチごっこ』『とけない恋とチョコレート』など。

「2019年 『大人の問題提起シリーズ さけび(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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