トモダチごっこ(3) <完> (KC デザート)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063656893

感想・レビュー・書評

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  • 漫画喫茶で読みました。
    全3巻の完結編です。

    打倒エレナさま(笑)
    こう云う女王様気質な子って本当に、稀ですがいるんですよね。
    私も女子高ですが、いなくて良かった(笑)
    女子高は女子高の良さがあるのですが、エレナさまは悪い方にいっちゃったみたいなな~と思いました。

    「苛める奴は苛め返される」

    自然の摂理なんですが、最近はスルッと交わす奴も多い世の中。
    その中で少年、少女頑張りました。
    「学校」と云う組織の中で、お互いの居場所、価値観を模索する姿がふと自分の高校生時代を思い出し、懐かしくなりました。
    しかし、苛めの内容は当時とは比較にもならん(汗)

    そして作者の「携帯」の使い方がうまい。
    なるほど~でした!
    新作楽しみにしてます。

  • いじめ×タイムスリップという異色の作品。
    記憶を持ったままタイムスリップできたらどんなにいいか~!!と思うけど、やっぱり同じ選択をする部分はあるのよね。というか、きっと同じ選択しかできないのよ、多分...。
    ももちさんの描くヒロインは、とにかく強くて賢い!少ない手掛かりでも頭使って行動して、最後はちゃんと問題に向き合って、うまく切り抜けていくのが素晴らしい。
    でもそのせいか、ちょっとリアルには遠いかな。現実のいじめ問題は、こんなアッサリなにもかもうまくおさまらないし、禍根も残るし。
    エレナみたいな子は…いるんだろうなあ、現実にも。こういう子が、何年後でもいいから思わず「ぎゃふん!」と言っちゃう何かが起きて、改心してくれればいいんだけどねー。(難しいか)
    問題提起作は胸が痛むので、「もう読まん!」と思うんだけど、つい読んでしまう~。目をそらしたらいけない問題が、現実に沢山あるからかな。

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著者プロフィール

2月25日生まれ、東京都出身。『君におくるメモリー』(「フレッシュフレンド」冬号)にてデビュー。問題提起シリーズ『ひみつ』『であい』『こころ』(いずれも「デザート」にて連載)は、レイプや出会い系サイト、万引きなど10代の少女たちの心の闇と社会問題について扱い、話題を集めた。他の代表作に『トモダチごっこ』『とけない恋とチョコレート』など。

「2019年 『大人の問題提起シリーズ さけび(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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