- Amazon.co.jp ・マンガ (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063714531
作品紹介・あらすじ
「勝って国立競技場のピッチに立つ」。亡き師の想いを実現するため、小早川拳将はブラジルから、故郷三原に戻ってきた。高校生の身で草サッカーチーム『三原FCふでかげ』を結成し、目指すは天皇杯の頂き-- 並みいる強豪社会人チームやJクラブを倒して、トーナメントの階段を駆け上がることは出来るのか!?
天皇杯準決勝、国立へ最後の関門は「巨人」ギガンテス東京。結城亮を始めとするJ屈指の攻撃陣‥そしてそれを指揮する「提督」三沢督。最強の敵相手に、さつかのゴールで1点をリードしたFCふでかげ。だが、三沢がピッチに姿を現した瞬間‥万博の空気が変わる。三沢の審判を欺くプレイで、風はギガンテスに吹き始めた。拳将はもう一度流れを手繰り寄せられるのか?
感想・レビュー・書評
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全8巻
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完結
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面白し。
ストーリー展開は、(別に古臭さは感じないけど)昭和型の、もしくは平成片手時代型の正統派少年漫画。
◆○○を国立に連れていく!
(夏休みになるとよく再放送されてた国民的アニメの原作漫画と、デ・ジャ・ヴュ)
◆しかもやっぱり、幼馴染み
◆メンバー集めから物語がスタート
(これもまた、よく見かけたパターン)
◆天才主人公・・・は時代を問わないとしても・・・
プロを相手の大会で、Gkが3得点とは(笑)
◆まさかまさか、いくらなんでも無いだろと思っていたけれど・・・・結成1年半の草サッカーチームが、J 1強豪を破っての天皇杯制覇。
◆しかも、そのメンバー構成。5人が高校生。
突っ込みドコロ満載。こんなに大胆でかつ王道な展開は、それこそ昭和の少年漫画という感じ。
・・・・・なのに、面白かったね。とっても。
こんな、さわやかにベッタベタな物語に、逆に心が洗われた感じ。
★4つ、9ポイント。
2016.09.28
※全8巻ってのが、またイイね。昨今の漫画は長すぎるから……ね……。
「キングダム」とか、面白いけども長い、長すぎる。
「ジャイアントキリング」とか、好きなサッカー漫画のトップ3に入るけど、いかんせん長い(連載10年近くで、1シーズンって…)
スポーツ漫画に巻数を割くと、それだけ緻密なプレイ描写や心理展開を描けるというのはもちろんだけれど……“1つの物語として完結”するトコロを見られずに10年も15年も続けられちゃうとね…。
※「修羅の門 異伝」とのこと・・・。
“第弐門”以外は全部読んできたくらい好きな作品。
でも、本伝なんぞほとんど知らなくとも十分楽しめるはず。まさしく少年少女に読んでもらいたい快作。
※作画/飛永宏之、原作/川原正敏さん・・・って、絵柄も間の取り方も、が全くもって川原タッチ。全くよ、まったく。
「海皇紀」までしか読んでなければ、作画が川原正敏でないとは気付けなさそうなくらい(苦笑)。
元アシスタントさんとかなのかしら。 -
修羅の門で出てきたキャラもちらっと出てくるけど基本的にはサッカー漫画。
作者はうまく河原先生の絵に似せて書いてるなって感心した。 -
王道の感無量。
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拳将がセーブしたボールに対する三沢のチャレンジは、キーパーチャージと言うファウルがなくなった現在でも、明らかなファウルだね。右手を蹴られた時の擬音「ビキッ」が骨折を連想させた(が決勝でもGKに入ったから激痛で済んだのか?)。拳将のハーフウェーライン付近からの無回転シュートで決勝に進み、J1名古屋との対戦描写はかなり省略。前代未聞の草サッカーチームが天皇杯を授与されるという大団円。良かったと思いますよ。天皇杯挑戦を描いたサッカー漫画「フットボールネーション」との対比も面白い。
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面白かったです!
私自身は、「修羅の門」ではなく「修羅の刻」のFAN。
もちろん、「修羅の門」も少しは読んでいます。
外伝でサッカー漫画?と興味半分、不安半分で読み始めましたが、何とも暖かく、かつ強い。
全8巻で完結したのも潔い。
次は何で、外伝書いてもらえるのでしょうか?