花田少年史(1) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
4.05
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本棚登録 : 325
感想 : 56
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063725193

感想・レビュー・書評

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  • 何回読んでも四巻で号泣!泣きたくなった時にいつも読む。
    この人すっごい子供描くの上手い!仕草とか行動とか、リアルだし、可愛いなぁと思う。
    好みが別れる絵だけど、みんなに勧めたい大切な漫画。ラストも秀逸。素晴らしい。

  • 面白くって好き。
    一路が悪ガキクソガキで、でも憎めない。
    家族やお化けとの普段なら見過ごしそうな会話でもいちいち面白くて一色さんすごいなぁと読みながら思うし、この漫画好きだって思う。

    一路とジロのコンビがほんっとかわいらしい。笑

  • 評価が高く、期待して読んだけど‥エピソードも設定も微妙だし、話の展開も素人みたい。再婚の回が唯一面白かったかな。

  • 今よりも少しだけ昔の話。

    玄関に鍵をかけずに外出するのが普通で、公園がなくても子どもたちの遊び場は無数にあって、どこかの家で冠婚葬祭があれば自分のことのように喜んだり悲しんだりする、今となってはおとぎ話のようになってしまった時代の日本。本当はそれほど昔ではないはずなのに、短い間に私たちはなんて多くのものを失ったんだろう、と不思議な気さえします。「花田少年史」は、随所にそんな懐かしさを感じさせる物語です。

    内容としては、手のつけられないほど腕白な少年「一路」が、ある日突然霊が見えるようになったのをきっかけに、成仏できないさまざまな霊たちの願いを聞いて悪戦苦闘していくうち、自分自身もいつの間にか「少年」から「大人」へと成長してゆく―――というストーリー。最初はギャグマンガかと思っていましたが、一話ごとに出てくる登場人物とのエピソードに、あたたかい気持ちで笑ったり泣いたりしながら読みました。世代を超えてオススメできる作品です。

  • 各巻に喜怒哀楽があります。

  • 思わずほんわかとさせられてしまう物語がたくさん詰め込んであります。

  • 全巻
    話によって、当たり外れがある。
    泣ける話は泣ける。

  • 懐かしい~。霊感のある花田少年と、自分たちの生前の願いを叶えて欲しい幽霊たちとのハートフルコメディ。笑いあり涙ありのおすすめマンガ。ラストはボロ泣き。

  •  何度読み返しても「買って良かったな」と思える作品。

     一路はよく「死ね」とか「クソババア」とかいう言葉を使う。
     でもそれは相手との関係をよく考えた上での発言であり,相手が思いがけず傷ついた場合には悪かったと思うし,きっちり謝りもする。
     これは,男はつらいよシリーズに似通った部分だと思う。寅さんも「お前なんか死んじまえ」とか「ばかだねえ」なんてしょっちゅう口にするし,言われもしてる。
     でもそこで重要視されているのは,言葉そのものではなく,相手と自分の関係。そして,その言葉によって生じる相手の反応を考慮し,再度こちらが反応を返す力。

     言葉なんて,そんなもんだろうな。
     一路は,「”ばか”という言葉の定義はこうでこういう場合に使うとこういった意味を持ち・・・」なんて考えない。悪態をつきたいときにはすっと「ばか」と言うし,それによって相手が怒っても自分が悪くないと感じれば絶対に謝らないし,自分に落ち度があると思えば素直に謝る。

     研究をする場合や臨床場面では言葉に敏感であるべきだろうけど,普段はそうじゃない。
     恃むべきは相手との関係性であり,言霊ではないのだ。
     そんなことを,この悪ガキ一路には教えてもらいました。

  • 友人から問答無用で貸される。が、『歓喜の仔』とは「おばけが見える」つながりというシンクロニシティ。今年は死者と話すのか、おれ?

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著者プロフィール

1984年、ヤングマガジン誌上にて『カオリ』でデビュー。95年、『花田少年史』で第19回講談社漫画賞を受賞。主な作品として『はなったれBoogie』『どいつもこいつも』『出直しといで!』『ハッスル』『魚人荘から愛をこめて』など。現在、モーニングにて『ピアノの森』を好評連載中!

「2014年 『CD付き ピアノの森(24)限定版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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