尾玉なみえ短編集 脳酸球 (シリウスKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 197
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063731835

作品紹介・あらすじ

『燃えよセールス!!』『サルっ子ペペ』など単行本未収録作品を一挙収録。もう打ち切り作家なんて呼ばせない!吹き荒れるなみえ旋風! 猛り狂うなみえウェイヴ!「結構です」と拒否っちゃいやん。読むがいいさ。笑うがいいさ。これがあたいの生き様さね!

『燃えよセールス!!』『サルっ子ペペ』など単行本未収録作品を一挙収録。もう打ち切り作家なんて呼ばせない!吹き荒れるなみえ旋風! 猛り狂うなみえウェイヴ!「結構です」と拒否っちゃいやん。読むがいいさ。笑うがいいさ。これがあたいの生き様さね!

感想・レビュー・書評

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  • 何だかんだ買わされる奥様と、どうしても早退したい旦那が好き。あぁ、素晴らしきは尾玉ワールド。

  • 尾玉なみえ短編集脳酸球 (シリウスコミックス)

  • 「純情パイン」でおなじみ(?)の尾玉なみえ氏の短編集。
    独特の会話テンポと妙なハイテンションは変わらず、
    「少年ジャンプ」から「ヤングジャンプ」や「ビジネスジャンプ」に連載誌が移っただけに、
    ネタはよりブラック&シュール、そしてちょいとした(時に激しい)下ネタが混じっている。
    セールスマンと奥さんがボケを重ねまくる「燃えよセールス!!」はギャグの新境地を感じた。
    「サルッ子ぺぺ」は時に出るぺぺのワンフレーズが破壊力抜群。
    (例:ほんとにヒトってば、ヒト至上主義!!!)
    好き嫌いは分かれるだろうが、私はやっぱりわりと好き。

  • 燃えよセールス!!ヒューマニズムこじらせてますね

  • “打ち切りの女王”尾玉なみえ先生の突き抜けた天才っぷりにほどよいオブラートに包んで悪臭を抑えた作品。

    “売らんといて 捨てんといて 置いといて”

  • なみえはんはあはあなみえはあはあ

  • 尾玉なみえ待望の短編集です。

    この中の燃えよセールスというシリーズが特に好き。

    尾玉なみえ先生のマンガは登場人物同士が漫才というかコントを繰り広げているのと独特のセリフまわしがたまらないです。

    ボケやツッコミも大事だけどなにより常軌を逸したノリとフリが最高のスパイスなんだと思います。

    舞台は日常なのに完全に狂ってる!

    だがそれがいい。

  • 筒井康隆の遺伝子を感じる収録作「燃えよセールス!!」はブラックユーモアで完成度が高いが、「サルっ子ペペ」の突き抜けた明るい笑いがおすすめ。あえて言うなら脱力系・シュール系だが、そういうのにありがちな「わかる人にはわかる」的な要素やアート気取りは皆無で、装丁なんかの印象とは裏腹に、読む人を選ばないギャグマンガである。ただしネタのツボがちょっとなんか独特で面白い。Base Ball Bearのベーシスト関根史織ちゃんがブログで紹介してたので読んで見ました。

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著者プロフィール

1995年、月刊アフタヌーン四季賞佳作でひっそりデビュー。『純情パイン』で第52回赤塚賞準入選、同作品で週刊少年ジャンプ連載。世にその個性的な作風で衝撃をあたえすぎて打ち切られる。次々に作品を発表し、次々に打ち切られるのに、しぶとく生き残っているので、いつしか業界では「ゾンビ」「おきあがりこぼし」「マッチポンプ」などの通り名が。2007年、『マコちゃんのリップクリーム』を「月刊少年シリウス」にて連載開始。打ち切られておらぬせいで、いつしか業界では「ゾンビくずれ」「おきあがり待ちこぼし」「山火事」の通り名に。同作は初の打ち切られない完結作品となり全11巻で大団円。その後、同誌にて2014年から「よい子のための尾玉なみえ童話集」シリーズを開始。2016年現在シリーズ第1弾の『人魚姫』が単行本化され、シリーズ第2弾の『雪の女王』をありのままに連載中。

「2016年 『よい子のための尾玉なみえ童話集(2)雪の女王』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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