神様のお仕事 2 (講談社ラノベ文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 27
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063753141

作品紹介・あらすじ

突然神になった真人は巫女の千鳥の力を借り、厄神だったウツロを福の神に変えた。それで桜丘市は平和に梅雨を迎えていた。そんなある日、稲森神社の神である朱理が黒須神社に乗り込んできた。「ウツロとわらわ、どちらがこの街のマスコットに相応しいか、勝負しろ!」と……。それは単なる幼女キャラ位置争奪戦ではなく、“ウツロに食べ物を与えると幸せになる”という都市伝説のせいでもあった。新たな福の神の存在は幸運と同時に、新たな難をも呼び寄せていた。桜丘市の神たちが集まり、この難を回避しようとするが!?

感想・レビュー・書評

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  • 悩みながらも神様として決断した真人はよかったと思います。神でありながらまだ人間だものね。ズルいと思える面があってもいいじゃない。日常パートも面白かったです。周囲の他の神々もキャラ濃くていい感じ。カグツチやタヂカラオは1巻だけのキャラだと思っててすいませんでした(笑)あと完全に癖がアウトっぽい神がいた気がするんだが、大丈夫かそいつの治める土地(笑)

  • 幹先生による「神様はじめました」系ラノベの第2巻です。

    今回はメインテーマは「救済の選択」ということで、神様による救済の不公平さについてフォローしています。といっても基本は相変わらずのコメディータッチです。今回も前回同様多彩な神様たちが賑やかに過ごす様子が描かれています。とくに福の神に姿を変えたウツロはその子供っぽい可愛らしさや健気さを存分に発揮してくれていると思います。
    ということで、コメディ中心では難しい部分もあると思いますが、メインテーマが重い割にはあっさり解決という感じもして、少し肩透かしでもありました。重いファンタジーとかだとシリーズ通じてのテーマになりそうなものですが。

    第1巻が好きな人は満足するかと思います。ただ、ラブコメ度は前回より少し薄めで千鳥が良かったという人には少し物足りないかもです。

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