サウダーデ(1) (KCデラックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 281
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063760866

作品紹介・あらすじ

“望郷”“郷愁”の名を持つ喫茶店、「サウダーデ」。客のマナーにうるさい店主のいるこの店には、心からのくつろぎを求めて、今日も数少ない人々が訪れる。待ちわびた誰かが現れる店。大切な誰かを待つ店。そして一途な店主・芳乃もまた、あの人を……。

“望郷”“郷愁”の名を持つ喫茶店、「サウダーデ」。客のマナーにうるさい店主のいるこの店には、心からのくつろぎを求めて、今日も数少ない人々が訪れる。待ちわびた誰かが現れる店。大切な誰かを待つ店。そして一途な店主・芳乃もまた、あの人を……。

感想・レビュー・書評

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  • こんな時間と関係性を築けたら良いなぁと思えた。近くに喫茶店出来ないかなぁ。しみじみ出来て、優しい気持ちになる漫画。

  • 食べ物でてくる漫画好きだなー

  • 「どぶがわ」が面白かったので、他の池辺葵作品も読んでみることにしました。これは「サウダーデ」という名前の喫茶店が舞台。まだ登場人物に謎が多いけれど、時間がゆっくり流れている感じがいいですね。

  • 生きていく上で人それぞれ悩みを抱えてるけれど、日常はたんたんと進んでいく。その中で芳乃さんの言葉は核心をついててドキリとする(--;)

  • 偏屈なぐらい、お客様だろうと、ずけずけとモノをいい、それでもファンがいるオーナーよしのさん。オーナーの元同僚で料理の腕をふるう涼さん。バイトの、直情なところのあるたつえさん。そこへ常連客や近所の小学生もからんで描かれる人間模様。なかなかみんな一筋縄ではいかなく。住宅街にひっそり佇む喫茶店の、ゆるやかでおだやかでいい話を集めて、というのとは一線を画した感。

  • ブルーベリーラテのはなしがたまらなく好き

  • 商店街の中に素朴に息づく喫茶店と、そこではたらく3人の女性、その周辺をゆるやかに描いている。大きな事件は起こらないけれど、商店街の日常には小さなドラマがあるし、3人の物語はそれぞれゆったりとしたペースで進んでいく。そのテンポがとても心地よい作品だなと思う。 自分の信念を曲げない頑固でちょっと変わり者の主人公が、一途に一人の人を想い待ち続ける描写がいい。(鈴)

  • 喫茶店とそれを取り巻く人達の物語

  • 苦手な絵柄だったけど読み進むうちにすきになった。冷たく、突き放したような言葉の裏に愛情があるのがいい。

  • いい。
    すこしづつ現れてくる人間関係。うまいな。

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著者プロフィール

2009年漫画家デビュー。2014年、『どぶがわ』(秋田書店)で第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞。2018年、『ねぇ、ママ』(秋田書店)で第22回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞。代表作に『繕い裁つ人』(講談社)、『プリンセスメゾン』(小学館)など。

「2022年 『よそんちの子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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