ブロードウェイ・オブ・ザ・デッド 女ンビ ―童貞SOS―(1) (シリウスKC)

  • 講談社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063762792

作品紹介・あらすじ

女ンビvs.童貞! 20××年、惑星爆発の怪光線とかは特に関係なく、地上に“女ンビ”が発生。男たちのお肉をナマで美味しく喰らいだし、世界は大パニックに襲われた。腐敗した男と凶暴化した美女たちが徘徊する近未来、「人類」として生き残った引きこもり・ニート・童貞たちボンクラ軍団のサバイバルを描く“お笑い童貞(リ)アクション”! 「えっ、またゾンビもの!?」と思ったアナタ! ジョージ・A・ロメロ監督の設定をパクっただけの漫画なんかを“マスター・オブ・ボンクラー=すぎむらしんいち”が描くわけないだろ!!

“ブードゥー教ゾンビ”…“ロメロゾンビ”に続く、第3次ゾンビ革命――それが“女(ジョ)ンビ”だ!! 『サムライダー』『スタア學園』『ディアスポリス』の鬼才すぎむらしんいちが空前のスケールで描く、美少女とボンクラどもの商店街サバイバル! 全ゾンビマニア納得の傑作だ。ベストセラーを連発の映画評論家・町山智浩氏も熱烈推薦→「すぐに映画化してくれ! 撮影は中野ブロードウェイ、特別出演はイーストウッドで!」

感想・レビュー・書評

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  • キライなわけがない。

  •  わたしの六月はゾンビ月間。
     ゾンビ作品を検索してたどり着いた。
     女ゾンビ・・・略して女ンビが、文字通りの意味で男を食らう作品。
     引きこもり童貞が、気づいたときには部屋の外はゾンビだらけだった・・・という話。
     童貞がゾンビ難を逃れる「レイプゾンビ」と被る気がするがどちらも2011年という事は偶然の一致という事なんだろう。
     ただこちらは、特に童貞だから生き残ったというわけでもなさそうではある。
     その代わり処女に秘密はありそうだ。

     「ブロードウェイ・オブ・ザ・デッド」ということで、基本一つの商店街を舞台に展開されるのだろう。
     ホラーではあるが、無理のある設定をコメディでごまかしている印象。
     ただ軸足がどちらにも乗っておらず、面白さが伝わりにくい。
     いっそ完全にコメディ路線で展開したほうが面白かった気はするが、著者の作風によるところもあるのだろう。

     物語的には、やっと中野のブロードウェイにたどり着いたところで終わるので、本編はここからといったところなのだろう。

  • 大変おばかな昭和テイストの一作。 毎話ごとにエロいれて、主人公の反応がものすげ何も考えていないところが、童貞すらも80年代のケーハクな空気にいたのかと思わせる。

  • 清々しいほど馬鹿馬鹿しい。しかも中野ブロードウェイ。高崎線と埼京線。生活圏内。つーかハルカちゃん可愛らしすぎだろ!そして巨乳マッチョな女ンビが好みだッ!アマゾネスなお姉さまが好みなんだよォォォォッ!これから中野ブロードウェイに行く度、女ンビを探してしまうッ!

  • こういうしょうもないの好きです。ゾンビ漫画というジャンルの金字塔というのは間違いないけれど、パロディならばもっと徹底してほしいな。安易にターミネーターとか入れてもねえ。

  • ボンクラ&バイオレンス!
    久々の原作なし、すぎむらしんいちソロ作は期待をはるかに超える駄目ぶり打ちのめされること必至!
    引きこもりが外に出たら女がゾンビに…俺は童貞のまま死ぬのか…。中野ブロードウェイ屋上に佇む主人公に涙せよ!!

  • 確かにB級ホラーのパロディっぽくなっていますが、うーん、期待したほど面白くないというのが正直なところです。

  • すぎむらしんいちは、ゴロゴロと転がるような展開の、むきだしな漫画を描く大好きな漫画家の一人だ。

    本作も安定した「すぎむら節」が健在ではあるのだけど、登場人物に心がなくて存在感が薄いように感じた。

    巻末にかけての畳みかけるテンポとスピード感は流石なのだけどなあ……。

    2巻に期待しよう。

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著者プロフィール

北海道出身。第14回ちばてつや賞ヤング部門大賞を受賞しデビュー。その後「ヤングマガジン」にて『サムライダー(のち『サムライダー88』に改題)』連載開始。
『右向け左!』(原作 史村翔)『ホテルカルフォリニア』『東京プー』『超・学校法人スタア学園』『クローン5』(相談 いとうせいこう)『サムライダー』など著作多数。
「モーニング」連載の『ディアスポリス―異邦警察―』(脚本 リチャード・ウー)が、平成22年度[第14回]文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品に選ばれる。「少年シリウス」別冊の「ネメシス」にて『女(じょ)ンビ-童貞SOS-』シリーズを連載中!

「2012年 『NEMESIS No.7』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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