- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063763584
作品紹介・あらすじ
かねてより対抗してきたトルキエ将国とバルトライン帝国。ある夜、帝国の大臣が暗殺され、二つの国は一触即発状態に! 開戦を望む将軍たちの中、マフムートは暗殺の裏に潜む事実に気付く!! 国を守り、人を信じ、動乱を平和に導くため、若き少年将軍マフムートの戦いが、今、ここに始まる!!
侵略を止めるために!対帝国同盟参加の都市を増やすべく、ルメリアナ大陸を南下するマフムート。向かうはーー傭兵都市・タウロ!戦いに長けた兵士たちを味方につければ、戦力増大!だが、市長は協力させたくば、模擬戦で勝てという!知力と武力を使い、百戦錬磨の荒くれ者にどう打ち勝つ!?
感想・レビュー・書評
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次なるはクセの強い、強過ぎる傭兵の街。
マフムートにまたもや降りかかる試練!?
そして、戦争の非業さ。冷たい合理性。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
攻城戦の模擬戦が面白い。
…しかし、イヌワシのイスカンダルは死んでしまったのかな…? -
帯の『ためされ上級者』ってすごいフレーズついたな~
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ピンチから軍政両面の勝利に導くマフムートの活躍が痛快。今回模擬戦で人死にが出ないと思ったら後半は大虐殺。綺麗な絵でえげつないなあ。
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相変わらず美麗な絵…
着々と戦争に向かってる感じが…うぅ(泣)
しかし一巻毎に様々な国に行ってくれるので飽きることはありませんね
今回は敵陣も味方陣も登場キャラクターが少なくて(なんか新キャラは出ましたが)、なんか着々と本番(戦争)への準備を整えてそうでビクビクしちゃいます…
にしても発刊スピード早くて嬉しいです
そして何よりも帯に笑うww『ためされ上級者マフムートにまた試練!』てww
勝手にピッタリな称し方をww -
今までと表紙のデザインが変わりましたね。
最初っから帝国側の横暴が全力で展開中です。
温泉のシーンは、ほのぼのから一転、軽いギャグが良かったです。
さて、やってきました傭兵の街・・・え、傭兵都市?
傭兵を育てて派遣することを生業としている都市です。
この設定面白いな、と思いました。
男が主役の街だから、色んな娯楽があるのかな。
色街の他にも。
訓練施設みたいなところはないんですかね。
自分ことは自分で鍛えろってところなのかもしれませんが。
楽しそうな街ですね。マフムートは経験値摘むの放棄したようですが。
傭兵都市の話は面白かったのでもう少し長く読んでいたかったです。
難癖つけてる時の市長達楽しそうですよね。そして、さりげなくトルキエは美形がけっこう多い的発言をいただきまして。また、マフムート、美形認定受けましたね。
エルバッハは、人を見た目で判断する傾向があるのかな。それとも勘なのかもしれませんね。確かに、マフムートは、出来る事なら戦争はしたくない人ですから。ある意味で、本質を見抜いているのかもしれませんね。
ただ今回は、本人の気質と能力は別物だったというだけですね。
しかし、タウロ市はなかなか面白いことしますよね。
模擬戦て。色んな意味合いを含めてってのがまたいい。
マフムートの訓練中の様子もなかなか良かったですよね。きっちり指導している姿がみられたのは嬉しかったです。
いやー、マフムートかっこいいわ。このシーン。
しかし、本当に…休まないなぁ。この人。
訓練終了後に、指揮官自らやることでしょうか。まあ、部下をきっちり休ませたいってのはわかります。無理させてもろくなことにならないし、下手打てば反感を買うだけです。甘いと言えば甘いけども…。らしいと言えばらしいです。
しかし、トルキエって老若男女問わず、ギャロップできるんですかね。ほとんどの人間が。流石騎馬民族。馬と共に生きてるんですねえ。
いやー、身軽だわー。そして先陣を切っていく様は本当すごいですけども、指揮官が先頭に立っていいの?この場合。いや、この場合はいいのか。
まあ、マフムートが動かないと他の人間も動かせないか。借り物の兵隊じゃ。
それにしてもこの戦闘シーン本当に好きだな。
マフムートの身のこなしやアビリガも素晴らしいですよね。キュロスとの連携の取り方もいいです。マフムートが信頼してるんだろうなぁ、ということがものすごくわかる。だからこそ、あのポジションを任せたんでしょうから。
この三人本当にいいですよね。ええ。
マフムートはわりと平均的なトルキエ人なのかもしれませんね。
今まで、体格的に小柄な部類じゃないかと思ってたんですけども。
17・8であの体格と考えると…まあ、男性は30くらいはまで身長は伸びるような話を聞いたことがあるのでもう少し伸びるかもしれませんけども。それでも、やっぱり小柄なほうなのかなあ。ザガノスはもう少し身長ありますよね、たしか。スレイマンももっと背が高い。やっぱり小柄だわ。
色々とあった結果、使節団になってしまったわけですが。
不本意そうなマフムートの顔が楽しかったです。こういう自由な人間に時折振り回されていますよね、彼。
海ではヴェネディックが本格的に動き出し、大陸では帝国軍の侵略と略奪が止まりません。
今後、世界がどう変貌していくのか。マフムート以外の動きはいったいどうなっているのか。
気になるところ満載のまま次が出るのを来年の春までまたなければならないようです。
12巻早く出て!! -
これでバルトラインとの戦いを描くとなるとどうするつもりなのか?と思うのだが,割とハイテンポで話が進んでいるので大丈夫な気はする。11巻からカバーデザインが変わりましてん。
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(「レパントの海戦」と続けて読んでの感想です)
・・・というように、地中海世界の実際の歴史を知ることで、このマンガ、面白さが倍増することうけ合いです。オリエンタルなトルキエのモデルはトルコなのでしょうが、ヴェネディック(明らかにヴェネツィアがモデル)と同盟を組んだり、領土拡張ではなく通商での繁栄を求めたりと、オイシイところ取りだよなあと思います。リゾラーニのモデルは、ジェノヴァかな、とか、照らし合わせて想像するのもまた楽しい。
しかし、主人公マフムート君、帯にあるとおり「ためされ上級者」ですねぇ。確実に結果を残しているけれど、よってたかってみんなでそんなに試練を課さなくても、とも思います。そこで得られる人脈が、ことごとく癖のある人間なのも面白い。
帝国との本格的な戦争に入るのはもう少し先のように思いますが、戦前・戦中・戦後の結末をどう描いてくれるのか、とても楽しみ。