ディザインド(2) <完> (シリウスKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 16
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063763713

作品紹介・あらすじ

その男の”眼”は……世界を撃ち抜く! 咆吼するサスペンス・アクション!!
世界という名の戦場に、カメラを手にした野獣が挑む!! スタイリッシュなバイオレンスでモーニング読者を
震撼&熱狂させた傑作、『キリコ』の木葉功一が、初期衝動に回帰した!!
圧倒的な筆力で、渾身の熱量を放射する新生・木葉功一の新境地!!

被害者を嬲るかのように行われる、最悪の猟奇連続殺人。真相を追う女刑事が事件の裏で目撃したのは、おぞましき「何者」かの影。その正体は、人外の“怪物”か、それとも“瀕死の少年”なのか!?物語は遂に核心へと向かう!!読むと血が滾(たぎ)る野獣派ハード・サスペンス、「虐殺連鎖シンクロニシティ」編、膨大な描き下ろしにて完結!!幻の初期傑作『カフェボヘミア』の後編を特別収録。

感想・レビュー・書評

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  • 闘う報道カメラマン虎髪朗…あれ?あの命知らずの男はどうした⁇
    闇に埋れた真実を暴く話だと思ったのだけど。
    刑事物? 2巻の主人公はこの突貫娘、鰐淵セツなの?
    それでも怒涛のアクションで十分面白く読めてしまいますが。
    虚弱少年が超常現象で蘇ったあたりで全く展開が読めなくなりました。
    どんな物語にしたかったのだろう?
    追加収録の前後短編は完成度が高いので、続きを期待したいけど…。

  • まさかの『セツ』参戦、圧倒的な痛みの幻想描写、怪奇な謎! って、えーっ!? いや本当続編お願いしますよ。併載作は完結まで読めて重畳。

  • 難病に苦しんでいる少年、木村羊介に似た少年が、引き起こしたらしい数々の殺人事件。
    元陸上競技選手の鰐渕セツ刑事が、木村羊介を訪れた。そして木村羊介に似た少年が、病院に来襲。
    木村羊介に似た少年を追い、虎髪明も病院に潜入。
    鰐渕セツと犯人と虎髪明、三つ巴のバトルが、始まる。

    木村羊介に似た殺人事件を起こす少年は、木村羊介の闇の部分が、具現化した少年で木村羊介を完全に乗っ取ろうとしてるらしい。
    謎めいた展開は未消化だけど、鰐渕セツと虎髪明のコンビと謎めいた少年とのバトルがハリウッド映画のようでハラハラドキドキするし、見応えあるハードボイルドコミック第2巻。
    ただここで連載打ち切りになったのは、残念。

    「カフェ・ボヘミア」後編は、予想外の壮絶なラストの寂寥感が、渋過ぎる。

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著者プロフィール

漫画家。1995年、アフタヌーン四季賞で四季大賞を受賞した『JAGUA(ジャギュア)』にてデビュー。98年、週刊モーニングに『キリコ』を連載開始、そのエネルギッシュな表現で注目を集める。他の代表作に『クリオの男』『フルーツ』など。現在、週刊漫画サンデーにて意欲作『セツ』を連載中。

[HP/ブログ]
「木葉功一のブログ」→ http://d.hatena.ne.jp/kibakoichi/

「2012年 『NEMESIS No.7』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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