あさめしまえ(1) (KCデラックス)

著者 :
  • 講談社
3.68
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063769418

作品紹介・あらすじ

日高元、27歳。両親の離婚で“朝ごはん”を失った13歳、食堂「アサメシマエ」に出会い救われる。成長し、料理人になるも食堂の閉店を知り、「アサメシマエ」の一人娘・早夜子に店の再開を申し入れる。しかし『なんで今まで本気でやらなかったの?』と早夜子から突き放される。悩んだ元は朝ごはんの意味をみつけ…? 土鍋ごはんに卵黄のしょうゆ漬け、もっちりピタパン、胃にやさしい中華粥、大家族の朝パーティー手巻き寿司、貧血改善のおむすび朝ごはんなど垂涎のメニューの朝ごはん食堂漫画!

日高元、27歳。子供のころ食堂「アサメシマエ」に救われる。成長し、料理人になるも食堂の閉店を知り、一人娘・早夜子に店の再開を申し入れるが『なんで今まで本気でやらなかったの?』と突き放される。悩んだ元は朝ごはんの意味をみつけ…? 土鍋ごはんに卵黄のしょうゆ漬け、もっちりピタパン、胃にやさしい中華粥、大家族の朝パーティー手巻き寿司、貧血改善のおむすび朝ごはんなど垂涎のメニューの朝ごはん食堂漫画!

感想・レビュー・書評

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  • マキヒロチ先生の『いつか、ティファニーで朝食を』と近しい、“朝食”に光を当てている食漫画
    あえて、ハッキリ言うなら、漫画としてのレベルが高いのは『いつか、ティファニーで朝食を』の方だろう
    だが、どちらが好きか、と言えば、私はこちらの『あさめしまえ』と言える
    漫画読みとして本能で感じるものではあるが、好きである事を説明できる理由はいくつかある
    素朴で荒削りだが優しさと温かみを感じさせる画、他人と他人が向き合う芯のある、感情移入が割としやすいストーリー、自分の中にある濁った陰と、お客の食の悩みを解決する度に逃げない勇気を得られる主人公・元の未熟でも真っ直ぐで眩しい個性
    ただ、やはり、大部分を占めているのは登場する料理だろう
    タイトルとテーマが“朝食”だけあり、特別ではない
    しかし、自分や誰かを気遣う、「今日も一日、頑張れ」、そんな応援の心を込めて作る朝食は食べた当人にとっては、どこでも食べられるものではない
    どの話に登場する朝食も、レシピはそこまで難しくない。その気になりさえすれば、誰でも誰かに作ってあげられる
    そこがイイ、と私は感じるのだろう
    包丁さばきや火の扱いなど技巧が派手だったり、食べた側のリアクションが過度に大袈裟である料理漫画もそれはそれで面白い
    しかし、やっぱり、料理ってのは自分で試してみて、食べて、笑顔になって意味があるものだから、この『あさめしまえ』のように作る事が出来るレベルの料理を主軸に置いている作品の方が好ましい
    また、レシピが判り易いってのもポイントを十分に高める
    元がこれから、どんな事情を抱えた人とこの街で知り合っていくのか、自分の悩みと組み合って答えを出すのか、登場する料理と同じくらいに愉しみ
    さぁ、早速、2巻を買いに行こう

  • BELOVEで連載中の北駒生先生の「あさめしまえ」を全力で今はプッシュします。めっちゃ面白いです。グルメマンガでありヒューマン漫画であると思います。画のタッチも綺麗だし何よりお腹が空く。
    あらすじは以下のとおり。

    日高元、27歳。両親の離婚で“朝ごはん”を失った13歳、食堂「アサメシマエ」に出会い救われる。成長し、料理人になるも食堂の閉店を知り、「アサメシマエ」の一人娘・早夜子に店の再開を申し入れる。しかし『なんで今まで本気でやらなかったの?』と早夜子から突き放される。悩んだ元は朝ごはんの意味をみつけ…? 土鍋ごはんに卵黄のしょうゆ漬け、もっちりピタパン、胃にやさしい中華粥、大家族の朝パーティー手巻き寿司、貧血改善のおむすび朝ごはんなど垂涎のメニューの朝ごはん食堂漫画!

    こんなことを言うのはあれなのですが、私は正直BELOVEはちはやふる目的で読んでいたんですが!これを読んだらますます本紙派になりました。もうひたすらお腹が空く!!しかもおうちで出来るレシピとしても楽しい。
    試しに「我が家の玉子焼き」をやってみたんですがなにこれ美味しい!めっちゃおいしい!!ピタパンも今度は試してみたい所存です。
    朝ごはんって最近スムージー等に押されてしまったり、抜かれたりし易いんですが、これを読むと自分の朝ごはんを顧みて「朝ごはん美味しいもの食べよう」って気持ちにさせてくれます。素敵な漫画です!是非!まだ1巻しか出てないから追いつけます!!(・∀・)!!
    →試し読み:
    http://kc.kodansha.co.jp/content/top.php/1000006584

  • 読了。
    大切な本が増えた。
    きらきら光って、大好きな作家さん。


    雑誌で読んでても、こうして単行本になるとニヤニヤするな~。
    朝ごはんを軸に物語があるけれど、何よりこの方の描く人間が好き。日常にある機微に目を向けて、人が丁寧に描かれてるから。
    「夜のかなしさってね、ずっとは続かないよ」
    とてもとても優しくてじんわり染みる。でもって最高の笑顔を描く漫画家さん。

    「与えられることはあたりまえに思って、関わることからは逃げてすまなかった」そんな風に言える麻生課長って素敵だなぁ。
    どの話が好き?ってなったら難しいのだけど、絹予さんが語らずに進むこのお話が静かに好き。
    麻生先輩はやっぱり天文部(^ω^)

    あと、花ちゃんの卵焼くシーンが絵的に好き。それ言ったら元ちゃんがぬか漬け刻むとこも好きだな。
    あと2人のチーター。

    2巻は7月!早く見たい!

  • とにかく美味しそう…。
    卵黄の醤油漬けはさっそく作りました。

  • 3と4の間。
    食べ物の漫画大好きです。お話も絵も丁寧で好感持てます。

  • 読むだけで元気の出る漫画。
    明日も朝から頑張ろうと思える、そんなお話。

  • あさごはんって大事ですよね~。
    どの朝ごはんもおいしそうです。エピソードも面白い。

  • 乱立する食マンにあって、かなり丁寧。食マンの良心といってよいだろう。メニューの幅もいい。

  • 食って本当に大事だなぁとしみじみ考えさせられるし、レシピが掲載されているので、実際に作りたくなる。

  • 朝ごはんって大切だよなー。料理おいしそうでした。

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著者プロフィール

■北駒生・・・・・・朝ごはんをテーマとした料理漫画、『あさめしまえ』(講談社全⑥巻)で初連載。現在、月刊コミックゼノンにて、人形浄瑠璃・文楽を扱った『火色の文楽』を連載中。

「2018年 『火色の文楽 ③』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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