ちはやふる(19) (BE LOVE KC)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063803693

作品紹介・あらすじ

秋。名人・クイーン戦予選をまえにしたこの季節。吉野会大会はついに準々決勝を迎え、千早、太一を含め白波会からは4人が残った。迎え撃つは、福井から参戦の新や北央・須藤ら4人。耳がよく、独特な配置で戦う元クイーン・猪熊と当たった千早は、固い相手の自陣に攻めこむことができるのか? より高みを目指す選手たちの意地が、意外な展開を生む。

秋。名人・クイーン戦予選をまえにしたこの季節。吉野会大会はついに準々決勝を迎え、千早、太一を含め白波会からは4人が残った。迎え撃つは、福井から参戦の新や北央・須藤ら4人。耳がよく、独特な配置で戦う元クイーン・猪熊と当たった千早は、固い相手の自陣に攻めこむことができるのか? より高みを目指す選手たちの意地が、意外な展開を生む。

感想・レビュー・書評

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  • 怪我が治って、久しぶりに羽ばたく鳥のように
    利き腕で思う存分かるたができる喜びにふるえる千早がいて

    これまでの地道な努力がやっと実を結んで
    運命までも味方につけたかのような太一がいて

    親には子供と同じくらい大事なものがある、と
    好きな道で輝く母親の姿を子供の目に焼き付けようと
    出産と育児のブランクをものともせず戦う、元クイーンの猪熊さんがいて

    衰えを嫌って、戦い続けることを諦めた自分を責めながら
    それでもかるたから離れられず、後進の指導に力を注ぐ桜沢先生がいて。

    苦しくても、自分をすり減らしても、
    かるたが好きで好きでたまらない人たちが集まって繰り広げられる、吉野会大会。
    ついに始まった千早と太一の決勝に、胸が熱くなります。

    それにしても、こんなにまっすぐで感動に溢れている『ちはやふる』の
    アニメの放映時間がなぜ深夜なのでしょう。
    小学生も観られる時間にしてくれたらいいのになぁ。。。

    • まろんさん
      haruさん☆

      とてもとても光栄な、
      うれしくて疲れも吹き飛んでしまうようなコメントをありがとうございます!

      私も、大好きな『ちはやふる...
      haruさん☆

      とてもとても光栄な、
      うれしくて疲れも吹き飛んでしまうようなコメントをありがとうございます!

      私も、大好きな『ちはやふる』を、haruさんが同じように心をふるわせながら
      一緒に読んでくださっていると思うと、うれしくてたまりません。

      実は、コメントをいただいた27日は、法事のため岐阜に向かう日だったのですが
      haruさんにこんなに丁寧に薦めていただいて、もういても立ってもいられなくて
      新幹線から在来線に乗り換える待ち時間、ネットカフェに駆け込んで
      『青空エール』の1巻、読んできました!
      読み始めて20頁ほどで、もうぽろぽろ泣いてしまって。
      悲しいとかせつないとかじゃなくて、あのひたむきさ、純粋さに心が洗われるようで。

      ちょっと気が重かった岐阜行きでしたが、
      「よし、がんばろう!うまくできなくても、今できることに力を尽くそう!」と元気が出ました。
      法事のお手伝いの間ずっと、黒のパンプスの先で
      大介くんが描いてくれたニコちゃんマークが笑っているような気がして。
      素敵なタイミングで、素敵な本を教えてくださって、ほんとうにありがとうございました(*'-')フフ♪
      2013/07/05
  • すごいや、ちはや。A級決勝で勝っちゃった!
    村尾さん、次期名人期待度No.1なんだ!初めて知った!(╯✧▽✧)╯

  • ヒョロに負けてられねえって言ってる、二人がすき。
    エロム先輩の囲い手を実践したり、
    試合後半になるにつれて落ち着いていく太一が、すごくすき。

    ほんと、太一は努力しかしてないってゆうか…
    いや、千早もそうなんだけど。
    周りにいる、”才能”に打ち勝って、ここまで来てるってゆうのが
    いちばん響くんだよね。

    肉まんくんが、千早の成長をいちいち感じているのもすき。
    音がしなくなってる…ってゆうシーンは、ぐっときた

    ふたりとも、千早コンプレックスだよね(笑)

    千早と太一の対決、ぜひ太一に勝ってほしいっ!!

    さいごに、横浜嵐会は隼会のもじりだと思うww
    ちょっとうれしい←

  • まさかの同門決勝。

  • ああ、すごい。いろんなものがどどーっと心に押し寄せる。私はあの頃の自分に恥じない生き方をしているか?何度も自問してしまう。
    千早、好きだなあ。太一は可愛いし、新も面白いんだけど、私は千早押しで!こんな子に出会ったら、夢中になっちゃうわね(←いや、それ、おかしいから)

  • 新刊が出る度に、太一がんばれ太一と祈っている

  • あの太一がとうとうちはやと肩を並べるまで来たか…!と、感慨深い気持ちでいっぱいだ。
    かるたに本気で向き合い始めたのが一番遅かったというのに、伸び始めると一気に花開き始めて、あれよあれよと連戦連勝。もしかして、三人の中で一番の天才肌だったんじゃ…と、錯覚してしまうほど。
    いや、本人が潰れそうになるほど重ね続けた努力の賜物なのは重々承知なんだけどね(^_^;)
    なにはともあれ、次巻へと続くちはやとの試合の決着に超期待!
    それが終われば、次は名人&クイーン戦かな?

  • こちらまで息をのんで見守るようなシーンの連続で、とても面白かった。読んでいる間中、読者までかるた試合の現場にいるような感覚でした。この巻の太一の頑張りがとても凄いし、かるたへ挑む姿勢を見習いたくなります。そして、早く続きが読みたい。奏ちゃんが千早を、奏ちゃんのお母さんが太一を支えるシーンがとても印象的でした。

  • 桜沢先生に感情移入した自分は、もう若手じゃないんだなぁと実感・・・。でも猪熊さんみたいに情熱もって頑張るぞ!

  • まっすぐな人って素敵だわ。

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著者プロフィール

1992年「太陽のロマンス」で第14回なかよし新人まんが賞佳作を受賞、同作品が「なかよし増刊」(講談社)に掲載されデビュー。07年から「BE・LOVE」(講談社)で「ちはやふる」の連載を開始。09年同作で第2回マンガ大賞2009を受賞するとともに「このマンガがすごい!2010」(宝島社)オンナ編で第1位となる。11年「ちはやふる」で第35回講談社漫画賞少女部門を受賞。

「2022年 『ちはやふる(50)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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