イシュタルの娘~小野於通伝~(7) (BE LOVE KC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 131
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063803860

感想・レビュー・書評

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  • 少女期の斎藤ふく(のちの春日局)が不美人に描かれていて...実際そうだったの??

    ふくは幼いとき於通と出会っている。(1巻)
    父親の斎藤利三が処刑される場で泣きわめいているところ、於通からお手製の花染めの手巾をもらったのだ。
    それからは、ずっと心の慰めの品となり、於通を憧れのお姉さんとして、いつしか再会したいと想うのであった。

    於通の源氏物語の講義中に、ふくは水簿らしい身なりで自分も受けさせて欲しいと願い出る。
    そんなハングリー精神は立派。
    綺麗な身なりの女御さんたちに睨まれようが、そんなこと御構い無し。

    武家の男子が学ぶ儒学も習得したいとは、この時代にしては頭の中が男子化しているニュータイプのおなごで勇ましく、こういった人、好きだなぁ。
    今後も登場しそうな気がしてならないのだけど、どう於通と絡んでいくのか楽しみだ。

  • いったんは別れた信輔と於通の間がまた近くなってきたようで、それはうれしいですけど、信輔は左大臣をやめて名護屋に行って、於通の義兄弟の真田兄弟と会ったりしてって、なんか忙しそうです。

    お互いに好きだし、左大臣もやめちゃってるから、さっさと於通と結婚したらいいのにって思うのは、この時代ダメなんでしょうか。

    淀君の不貞の疑惑はよく聞きますけど、確かにあれだけ側室がいた秀吉に子がいたのは淀君だけだと、周りも怪しいって思うかもしれないですよね。

    波瀾万丈な於通の人生。
    これからどう進むのか楽しみにしてます。

  • しばらく本誌のほうを読んでなかったのですが
    安定して面白いです。
    この巻は淀君周辺の秘密と、近衛信輔さんが朝鮮出兵を願い出てかなわず暴走、
    名護屋でお通と義兄弟の契りも交わしている真田兄弟と出逢うことなどが印象的な内容となっています。

    悩める信輔さんはこれから薩摩に流されることになるのですが
    薩摩に行ったら、なんとなくみんな逞しくなるイメージ。
    (へうげものの小堀遠州とか?)
    信輔さんもいっそ日焼けしてなんとか示現流でも学んで(?)
    帰ってくればいいのに~などと あさってなことを考えております。

  • 201305/どの女性達も芯があって素敵。話の展開も進んでますます次巻が待ち遠しい。大御所さま…

  • 無理なく展開が早い。人一人の歴史だもんね、あんまり丁寧にやってちゃどれだけ時間あっても足りないよ。
    しかし二人が結ばれるのはいつになるんだろう・・・少女マンガだし、幸せな結末は迎えてほしい。このまま二人は別の道へ、心は繋がってる、っていうのも美しくはあるけどね。どうなるのかなぁ。

著者プロフィール

3月13日生まれ、札幌市出身の魚座。O型。1966年、「週刊少女フレンド」より『どろぼう天使』でデビュー。『はいからさんが通る』で第1回講談社漫画賞を受賞。「源氏物語」を基に描いた『あさきゆめみし』は、少女漫画の枠を超えて高い評価を得ている。他に『ヨコハマ物語』『N.Y.小町』『ベビーシッター・ギン!』『紅匂ふ』など人気作多数。

「2001年 『漫画文庫あさきゆめみし全7冊セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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