ちはやふる(31) (BE LOVE KC)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063804980

作品紹介・あらすじ

全国高等学校かるた選手権大会準決勝。昨年の雪辱を誓う富士崎を相手に、千早たち瑞沢高校かるたは連覇の夢を追いかける。が、勝利の女神に願いはわずかに届かず…。そんな中で残された、3位決定戦というチャンス。大好きなかるたを、もう一度みんなとできる――。
思いの先に現われたのは、新率いる藤岡東だった。高校最後の団体戦最終戦。運命の対戦カードは、千早と新との直接対決を導き――!?

われても末に あわむとぞ思ふ。
近江の地で、千早と新、そして太一が、いま再び巡り合う――!!

全国高等学校かるた選手権大会準決勝。昨年の雪辱を誓う富士崎を相手に、千早たち瑞沢高校かるたは連覇の夢を追いかける。が、勝利の女神に願いはわずかに届かず…。そんな中で残された、3位決定戦というチャンス。大好きなかるたを、もう一度みんなとできる――。思いの先に現われたのは、新率いる藤岡東だった。高校最後の団体戦最終戦。運命の対戦カードは、千早と新との直接対決を導き――!?

感想・レビュー・書評

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  • 「根気強く粘りやり続ける以外に自分を変える道はない」

  • 個人戦ではなく
    団体戦
    一人で戦うのではなく、
    チームの中で
    勝利数がどっちが多いか?
    自分が勝つことで
    自分達が勝てなくなる思い
    どうやって
    今回勝つだけではなく
    ずっとずっと続いていくチームになれるのか
    そこに続いていくための
    一試合が
    そこに続いていくための
    一枚が
    ここにある

  • 高校かるた選手権、準決勝が決着!
    かるた部3年男子の友情に泣く。

    ずるくない人になりたかった太一。
    「たぶんおれ 千早がおれのことで傷ついたらいいって
    どっかで思ったんだ」
    「最低で 戻れない」
    千早に想いを告げたのに、結局太一もまた傷ついている… 太一が切なすぎて可哀想すぎて涙。

    そして3位決定戦。
    新vs千早! これ、ちはやふるの大きな山場、一種のゴールなのでは…?と思いながら読みました。

    周防名人の太一への言葉も良いし、太一ママと太一の会話も良いし、最後、太一が…間に合った!!!(ボロ泣き)

  • やっぱり連覇って難しいねぇ

  • 3年男子でカラオケ行った時の話が良すぎる。
    あと周防さんが太一に言う新幹線の話、とても良い。

  • (2019-12-03L)

  • 全国大会、瑞沢は準決勝で敗れ3位決定戦に。
    そして初めて新と公式戦で当たる。

    そしてそこに大阪からの帰り、母との電話で状況を知った太一がやっと……。

    千早は太一の存在に気付くまで、完全にゾーンに入ってたな。

    瑞沢は5人全員勝利で3位に。

    村尾さん、もうちょっと千早のこと覚えてあげて……。
    去年、山城さんとの試合で審判についたでしょう……。
    あなたの可愛い弟弟子の好きな子だよ。

  • 延々と続く、高校選手権。
    みんなに勝たせてあげたいけど、今年の優勝は?

  • 肉まんくん!
    いいなあ、男の子。
    そして、まさかの三位決定戦とは。
    素晴らしい展開。
    ここで先生の存在の大きさがわかるなあ。
    こういうところをちょいちょい抑えてくるのが憎い!

  • ・159 肉まん視点。己を殺して勝利をもぎ取りにきた?フラれた腹いせに退部。なぜか太一だと許せそう。
    ・160 新が部員へ気配りするようになるとは。で、菫の存在感が薄くて不憫。
    ・161 大阪での収録からの帰りの新幹線で母と会話する太一。ここで泣けました。ここで、今までのタメが解放された感じ。名人やクイーンは自分の世界でかるたをやっていると。
    ・162 千早が参戦している部員隅々まで観ていましたよ。
    千早と新の取りが常人と比べてどれだけ速いのかを描いてほしいのです。千早の序盤の優勢が新の不調ではないのを確認させるという手堅さ。
    ・163 取りの速さは、肉まんの当たり札を吹き飛ばすところで、描いてくれました。札を認識する前に飛ばされたと。劣勢ながらも「クリーン以外は自分の取りじゃない」という新の発言。スゴい精神力です。

  • 幸せがレアすぎる!!
    根気強く粘りやり続ける以外に 自分を変える道はない

  • 31巻の名シーン
    「腹減った…脳がハラペコに…」

    面白い。青春してるね!

  • 読了。面白かった。早く続きが読みたい。なぜか、28巻まで読んで止まっていた。20巻ぐらいに戻って読み始めた。読んだつもりが内容を全く忘れているところが多々あった。自分の精神状態も影響するのだろう。このような高校生活に憧れるが、どんな人も漫画にでてくる登場人物になっているのだろう。たとえ主人公でなくても、どこかで主人公になれるかもしれない。千早のお母さんがでてくる場面が多かったが、読んでる私は、親の世代なんだと我に返ることがあった。

  •  ようやく最新刊まで読破。

     全国高校かるた選手権準決勝、そして3位決定戦。
     ここまでの巻では、描写には全く不満がなかったが、初めて残念だと言わざるを得ない31巻。
     それは、新と千早の公式戦の描写である。

     勿論、千早が勝つこと、その理由が団体戦における千早の一日の長が影響したこと。そして、恋などの個人的感情を超越し、皆のためという感情を千早が持ちえたことを軸に据えたことは全く問題がない。

     問題なのは、その過程描写である。

     まず、創部1年目の段階で全国大会準決勝に進出してきた藤岡東。新の手腕を軸にしたチームワークに素直な感嘆があっても良かろう。

     そもそも、互いの対戦に関して、あれほど丁寧に描いてきた本作。
     リアリズムを捨てて対戦描写に尺を割くのは、スポ根作品の王道でもある。それは、その描写が、対局する双方それぞれの感情描写に繋がっているのだからだ。

     が、えっと驚くほど淡泊である。
     しかも、今回の対決は、(多分)新と千早の公式戦初対決である。千早はこれを待ち望んでいたのではないのか。このために、彼女はかるたを続けてきたのではないのか。
     一旦はかるたを捨てた新を、もう一度この世界に引きずり込んだのではないのか。

     こういう様々な感情の描写を踏まえて、冷静な試合運びをし、勝つことができた。というなら何も言うことはないのだが…。
     果たして本巻の描写がそうできていたのであろうか。大いに疑問である。

     例えば、原田先生。確かに彼は重要キャラだが、所詮脇役である。ところが、その原田先生の名人位争奪対局の濃密さに比した、今回の対戦の淡泊さ。
     次巻の挽回のない限り、とても納得できないところである。

  • 息づまる全国大会.

  • おさななじみ三人の世界は尊い

    鬼神のごときだった瑞沢の主将が
    千早ちゃんに変化した瞬間の愛おしさがたまらない

  •  正統派なストーリーをここまで描ききられると泣きそうになる。
     ちはやが、ちはやに戻る瞬間が好きだ。

  • なにこのドラマチック!見どころ多すぎ。周防さんもいいし。ほんと、ストーリーの素晴らしさに圧倒されました。

  • 全国高等学校かるた選手権大会、準決勝、そして3位決定戦。部員の成長ぶり、千早の状況把握力の半端なさに驚かされる。
    16-100

  • 全国高等学校かるた選手権大会準決勝。昨年の雪辱を誓う富士崎を相手に、千早(ちはや)たち瑞沢高校かるた部は連覇の夢を追いかける。が、勝利の女神に願いはわずかに届かず…。そんな中で残された、3位決定戦というチャンス。大好きなかるたを、もう一度みんなとできる――。思いの先に現われたのは、新(あらた)率いる藤岡東だった。高校最後の団体戦最終戦。運命の対戦カードは、千早と新との直接対決を導き――!?(Amazon紹介より)

  • 読み終わったー\(^o^)/
    最新巻まで。色恋沙汰いろいろ出てきました。

  • 連覇をかけた瑞沢高校敗れるッ!

    3位決定戦。
    千早と新、そして太一が再び巡り合った。

    「瑞沢5勝!」のセリフは泣きそうになる。

  • 巻数が短歌の文字数である「三十一文字」(ここは「みそひともじ」と読むのが粋ってもんでしょ)と同じ数字になった、シリーズ最新刊。今年に入って1月、そして今月とハイペースの刊行が二冊続いたのは、今月公開される映画にあわせたからか。アニメ版も今年1月に第一期が東京MXにて放映中で、BS局・日テレプラスでも第一期・第二期が繰り返し放送されている。
    大会二連覇を狙った瑞沢高校だが、その夢は準決勝であっけなく潰える。意気消沈するメンバーに対し、顧問・宮内は彼らに活を入れる。まだ三位決定戦がありますよ、と。そして迎えた三位決定戦の相手は、新率いる藤岡東。彼に相対する千早は、己の力で団体戦の厳しさを見せつける。そして会場で再会した千早、太一、新。その胸には、どんな思いが浮かんだのだろう。
    個人的には、準決勝の模様をすっ飛ばさず、詳しく取り上げて欲しかった。三位決定戦も、もうちょっと詳しく描写できたはず。人によっては、展開が荒っぽくなったと思う人もいるだろう。そして太一がかるた部を抜けた理由が、何ともゲスな理由(それはあえて書きませぬ)。そんな太一を厳しく戒める周防名人はオトナだ。詩暢のかるたに対する思いは本物だと、改めて実感。例え周囲から「不思議ちゃん」といわれようと、彼女には己の道を突き進んでいってほしい。

  • 詩暢ちゃん好きだ…。そして再び3人が集結。なんかこれで終わりでもいいか…って、太一の復活見るまではあかんな!

  • 全国高等学校かるた選手権大会、準決勝 & 3位決定戦。次世代瑞沢高校かるた部の成長を描いた3年目の大会でしたね。3位決定戦は"ちはや vs 新"が見所でした。ちはやが名人位も狙える新に勝ってしまっていいの⁈ いつそんなに強くなった⁇と思わなくもないですが…。まぁいいか。本番は挑戦者決定戦と名人戦・クイーン戦だろうし。決勝戦の北央vs富士崎も見たいけど、それは次巻かな?

  • 肉まんくん!そして千早が!

  • 対新

  • ようやく再開か。

    前回に続き、周防さんが太一に良いこと言うわ。

    大阪までなにも言わずに来る
    そのお金を自由に使わせてくれているのはだれだ

    緊張せず新幹線に乗れる男に育ててくれたのはだれだ

    高校生の君が
    大人になった今となっては忘れていましたけど、高校時代に新幹線に乗るとなったらもう、そわそわして道中終わってしまいましたからね。

    そういったことを、きちんと伝えてくれる人がいるってありがたいことだよ、と思いますね。

    漫画の内容としては、ストーリー上こうしたいよな、という思いをぐっとこらえて、きちんとかるたの世界を描いているな、と評価したいと思います。

    そして、この流れになった、ということは、高校卒業、で終わりではなく、かるたクイーンの座を目指す姿も見えるんだろうなぁと思って、50巻くらい行くのではないかと思い始めました。

    楽しみ楽しみ。

    次巻ちはやふる32巻は2016年7月13日でございます。

    忘れないようにしなくては。

  • 実写版も見たくなってしまった

  • ちはやと新と太一がどーなろーが、あまり興味ない。

    詩暢ちゃんが気になって気になって、毎巻楽しみに読んでいます。

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著者プロフィール

1992年「太陽のロマンス」で第14回なかよし新人まんが賞佳作を受賞、同作品が「なかよし増刊」(講談社)に掲載されデビュー。07年から「BE・LOVE」(講談社)で「ちはやふる」の連載を開始。09年同作で第2回マンガ大賞2009を受賞するとともに「このマンガがすごい!2010」(宝島社)オンナ編で第1位となる。11年「ちはやふる」で第35回講談社漫画賞少女部門を受賞。

「2022年 『ちはやふる(50)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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