- Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063820195
作品紹介・あらすじ
戦国史上、最も失敗し挽回した男の物語!!
織田信長の新政権が起こった天正年間の頃。織田家中、羽柴秀吉の下、仙石権兵衛秀久(せんごくごんべえひでひさ)は22歳にして千石の土地を治める武将となり、来るべき武田家との合戦に備え、力を蓄えていた。信長、秀吉ら、時代の英雄たちのすぐそばで、激しい合戦に明け暮れた権兵衛が、肌で感じる”戦国時代のリアル”。それは、驚きと興奮に満ちている!!
織田家は西国へと戦線を拡大、羽柴秀吉による播磨平定戦は容易に完遂されるかと思われた。だが突如、三木城主・別所長治が織田家に反旗を翻し、戦局は一変。決死の籠城を選んだ鉄血の播州人に、秀吉は完全包囲による補給断絶、容赦なき”干殺し”を決行する‥‥!!
感想・レビュー・書評
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信長・秀吉に仕えた武将仙石秀久(権兵衛)を主人公にした戦国成長物語第二部第十巻。三木城攻め本格化。荒木村重の謀反に小寺(黒田)官兵衛の捕縛。クライマックスは三木の別所勢の突撃と竹中半兵衛の知略のせめぎあい。
猪武者ながら本能的に先を読み取っていく権兵衛、知略の限りを尽くして未来を動かそうとする両兵衛や、光秀・秀吉。その間でオウム返しに守旧派の言葉を繰り返す村重。新しい時代に向けての三者三葉の姿。それにしても村重に厳しすぎる気はするが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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コミック
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マンガ
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半兵衛…。もっと活躍が見たかったが史実なので仕方ない。戦国時代って裏切り多いですねぇ。
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戦場の臨場感はもはやブランドものと言ってもいいかも。
細かい歴史は知らないので、そんなものだと思って読んでます。
矛盾とかあるんですかね? -
ここから徐々に主要人物がいなくなるフェーズに突入するというところでしょうか。
この巻の最後を見ると決して“幕間”とはいいたくないんだけど、全体の流れを考えると幕間の巻という気がしちゃうんだなあ -
播州侍の意地が天才軍師によって遮られるところが圧巻だけど、今は軍師よりも軍配者だろうとか思ってしまうのは、富樫倫太郎の影響ですね。
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黒田官兵衛は今後活躍の機会があるでしょう。
明智光秀の謀反につながる荒木村重の謀反が
今回のポイントだと思います。
明智光秀の謀反と荒木村重の謀反につながりがあると思っているのは、
私だけかもしれませんが。
どうしても、荒木村重の謀反が理解できません。
安国寺が説得、または、妄信できたとは思えません。
高転びも荒木村重が妥当と考えたとは思えません。
しかし、
「冷遇の不足」
「出世の苦難」
「加増の欲望」
の何れも違うのは間違いないと思いました。