- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063847123
感想・レビュー・書評
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女型の巨人の正体、そして壁に隠された秘密…
次々と謎が明らかになるものの、また新たな謎が浮上してきます。
ここまで先の展開が読めない漫画は初めてかもしれない!
「仕方無いでしょ? 世界は残酷なんだから」
ミカサの言葉があまりにも核心を突いていて、重くのしかかってくる。
ミカサは強いな。彼女の目的はいつでもブレる事がない。
エレンに救われた命。エレンを守るためだけに生きているんだろうなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
うーむむむむむ……いや面白い、面白いんだけど、話進まねぇなぁ……
衝撃の1巻からとうとう8巻にまできた。毎巻毎巻わりと面白いし楽しく読ませてもらってるんだけど、いかんせん物語の進行がおっそい。いや確かに少しずつ進んではいるんだけど、それでもこの物語におけるいくつもの謎は今のところほとんど明かされていない。結局アニは何者で何が目的だったのか。壁の中の巨人は。そもそも巨人とはなんなのか。
謎に継ぐ謎で物語の全容が中々見えてこない。それでも毎回の引きが結構なもので先が気になってしまうのよねぇ。
次巻は12月かぁ…… -
2023/6/18
アニ捕獲大作戦。水晶体になっちゃった。
6:20 -
自分たちを取り囲む高い壁の外側の世界を夢見て、人類を蹂躙する巨人に立ち向かう少年たちのバトルファンタジー第八巻。
作戦失敗で王都に召喚されるエレン達。アルミンは今は憲兵隊に所属する、同期のアニに助けを求めるが。。。
女型巨人との決着編。そして教団や壁の謎の一端が明らかにされるが、謎が謎を呼ぶ展開に。そして巻末急展開。次巻は一体どうなる?
"いい人"についての議論は含蓄があるね。 -
面白い
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調査兵団の壊滅的打撃及び成果のない壁外調査。エレンも憲兵団に引き渡されることになった
どう見ても調査兵団の敗北であり、ここから逆転の道なんてどう考えてもありえない。だというのに……
完全敗北の一瞬前に逆転の一手を仕込むエルヴィンは普通じゃないし、それを思いついたアルミンも普通じゃない
この巻でアルミンは何度も冴えた発想を見せているね。彼の本領が少しずつ見えてきた印象
それでも簡単には取り押さえられないのが巨人側の実力
アルミンが自身を疑い誘導していると知っていたアニには地下に入れば無実を主張できる余地があったかもしれない。けれど、アニは地下へ続く階段を降りること無く女型の巨人として力を振るった。それはアルミン達との決別の瞬間であり、人類側との決別の瞬間でも有る。だから、ここからのアニは何としてもエレンを奪い逃げなければならない
それを阻止するためにエレンはアニと戦わなければいけないのだけど……
エレンに躊躇なく戦えと迫るミカサが恐ろしい……。幼馴染に向ける表情じゃないよ……
けれど、ミカサがそんな表情を向けるのもある意味当然のこと。女型の巨人であるアニは何人もの調査兵団員を殺した。その中にはリヴァイ班の人間だって居る。そして人類が勝利するためにここでアニを捕らえることが何としても必要
けど、エレンに巨人と戦う勇気はあっても仲間と戦う勇気はない。
だからエレンがアニと戦うためには別の理由が必要になってくる。この世が残酷な世界と知っているミカサとアルミンは戦おうとする。なら、エレンは大切な二人を守るために戦わなければならない。
エレンにとって仲間を守ることが仲間に拳を向ける理由になる
最後、エレンを攫う目的よりも逃げ帰る事を優先したアニ。それこそが彼女の戦う理由であり、負けられない理由。それを強く自覚した彼女の選択した方法が……
ようやく巨人を捕らえたかと思ったがそれによる情報は手に入らず。全ては無駄に終わるかと思いきや、とんでもない所から衝撃的な光景が…!
人類を堅固に守っているかに見えた巨大な壁が実は危うい代物だったかもしれず、調査兵団が数多の命をかけて求めた情報が壁の内側にあるかもしれないという驚愕の事実
本当に本作は情報の出し方とその活かし方が上手いね