- Amazon.co.jp ・マンガ (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063870190
感想・レビュー・書評
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音楽、音、歌声の表現の仕方がとても素敵。
ゆたかの世界は素敵な音にあふれている。
私は出かけるときは大体いつも音楽を聴いている。
そうやって、一人閉じた世界を歩いているけれど、たまには世の中の音にも耳を傾けてみようかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『隠の王』の作者ということで購入。(ただ、『隠の王』はアニメで数話鑑賞した程度。原作は、未読。)
現在6巻まで読了。
大人の目線で、どこか達観した印象のある作品。
読んでいると誰もが失ってしまう「時」を、若さという「才能」の切なさを論理的に解説して頂いているような感覚になります(笑)
最終地点は「何処なのか?」、とても気になる作品です。 -
音を絵にするってたぶんきっとすごく難しくて、おそらく無理なのかもしれないけれど歌が持つ歌の世界を少しだけ形を変えて漫画に落とし込んでいる・・・そんな絵巻物のようなお話。
きっとそれが成立しているのはゆたくんが真っ白な少年だからなんだろうなあ。キャンバス地みたいな彼を通して少しずつ歌の音色が書き込まれていく感じ。個人的には1巻の「まわりに音がたくさんあるのがいい」「みんなで歌うほうがずっと大好きです」という二つの台詞とこのときの表情にすべてが集約されているような気がした。
それに対してポポくんが自分が自分がってなるのはとても人間くさくて、少しずつ磨耗していく自分という存在をどうにかして昇華させたい泥臭さがすごく好きです。4巻の一緒にマイルズを歌うシーンで、挑発としかけた問題提起と興奮と想像以上の答えと。伝えたいって思うときほど伝わらないもどかしさと。 -
3巻まで読了
感受性が強く天才的と言われるほどのボーイソプラノを持つ少年が主人公。中学入学と同時に合唱部に入部した彼と、彼に感化されてコンクールの金賞を目指すようになった合唱部員たちの青春物。群像劇って言うんかな。
アイデンティティを求めて思い悩む様などは、これぞ正に青春物って感じ。今後の展開を期待して止まない作品。
早く新刊でないかなぁ。。。 -
天才的なボーイソプラノの持ち主。ゆたくんが合唱部に入部するお話。鎌谷さんの描く少年少女が生き生きとして、彼らの瑞々しい感情が絵を通して胸にしみ込んでくる。漫画には音がない筈なのに、どこからか音が聴こえてくる。そんな気がしてしまう。そんな作品だと思う。
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1巻を読んだくらいで見切りをつけてしまうのは早計ですが、登場人物たちがこれから先どうなっても、この世界がどうなっても、どっちでもいいかなと思ってしまうくらい無味無臭でした。絵の清潔感そのまま、内容も清潔。
少年→合唱→ソプラノ→天使、ということで、天国みたいに穢れのない世界なのも頷けますが。
部活をサボッて体育倉庫でマンガを読んでいたような僕には、全員がウソばっかりついているように見えて、ちょっと怖かったです。 -
絵から音が伝わり、物語からキャラクター達が生きる今この瞬間の儚さや時間の流れを感じられ、マンガの表現と作者の個性を最大限に生かしているすごく素晴らしい作品だと思います。
続きは気になりますが、ゆっくりと楽しみたい気持ちです。 -
鎌谷さん初めて読んだけど、ぅうまっ!!!てびっくりした。エンターブレイン系だなぁ…笑。学校の部活が舞台だけど、そんな枠じゃなくって、もっともっと大きく拡がる話になるって予感と楽しみしかない。
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