へうげもの(13) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063870244

作品紹介・あらすじ

あるときは信長、秀吉、家康に仕えた武士。またあるときは千利休に師事する茶人。そしてまたあるときは物欲の権化。戦国~慶長年間を生き抜いた異才・古田織部。甲冑、服飾、茶、陶芸、グルメetc. お洒落でオタクなこの男こそ、日本人のライフスタイルを決めちゃった大先輩だ!!


秀吉の死により、泥沼の朝鮮侵略がようやく終結。死にものぐるいで戦った武将たちの不満は官僚派の筆頭・石田三成に集中。世に言う「七将」襲撃事件をまあまあまあと丸く収めたのが家康。三成を政権から追放するナイフエッヂな政略で、次の天下は徳川さんとの声しきり。とにかく時代はゴーゴー「関ヶ原」。「ヘウケモノ」な茶碗を世に放つ織部。東西分かれてのくんずほぐれつに、危ない橋を平気で渡ります!

感想・レビュー・書評

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  • 石田三成と大谷刑部の取り持ちを古田織部がする。主人公補正が大きい。
    七将の石田三成襲撃事件では三成は逃げただけでなく、五分の戦いと描く。三成は前田利家の影に隠れたわけではなく、家康のところに逃げたのでもなく、伏見城に籠城した。

  • お〜!?いよいよクライマックスか?

  • マンガ

  • いよいよ関ヶ原の合戦が始まる。大河ドラマ軍師官兵衛も関ヶ原の合戦が始まるので、対比させながら読むことが出来た。大坂城西の丸に出来た白い天守閣を観て怒った徳川家康を宥める古田織部、最高!

  • 石田三成の覚悟

  • 直江状が、歪められ晒された処で次巻へ。

  • 13

  • 徳川家康の策士っぷりがなかなかよし。そして、足掻く石田三成。歴史を知ってるだけに両者の差がますます広がるのがわかりすぎて辛い。でも、江戸時代はこのままではつまらなくなりそうでイヤだなぁ。

  • 読了。

  • (山田芳裕著/講談社/543円+税)装丁はシマダヒデアキさん(Local Support Department)。
    http://www.amazon.co.jp/gp/product/4063870243/ref=pd_lpo_k2_dp_sr_1?pf_rd_p=466449256&pf_rd_s=lpo-top-stripe&pf_rd_t=201&pf_rd_i=4063724875&pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_r=064ZDNGAQACETK55DVVB

    書店で目にした時、「あれ? なんか白い紙がかぶさっちゃってるのかな?」と思って近づいてみると、いや違う。こういうカバーなのか! と驚いた次第。

    というのもこの『へうげもの 13巻』、カバーの表1部分の多くが「真っ白」。右上部分に少し絵があり、帯にタイトルは入っているものの、いやぁ、久しぶりに驚きました。通常、少しでも絵をたくさん見せようというタイプの装丁が多いコミックスの中に、この白部分がいっぱいのものがあると、なんとも目立ちますね。

    この潔さに惹かれてついつい購入してしまったのですが、帰ってから開いてみて「?」。帯のソデ部分(中に折り返されている部分)に、丸いシールが貼られている。見える部分の帯にも同じ絵柄が刷られていて、それと同じものが丸く型抜きされたシールとして、帯のソデに貼られているとは、これどういうことなのだ?

    ちょっとググってみたところ、これは「はがせない&はれない茶陶ステッカー」とのこと。う、うーむ、なんだかよくわからないが、帯のそれも見えないところに、ステッカーを貼るとは……。これ、当然手作業ですよね……。なんかすごいな。

    ちなみにこの『へうげもの』、この巻以外にもけっこう大胆なカバーが多い。最初は色ベタは多いものの、驚くほどではなかったが、巻を追うごとに色べた部分が多くなり、11、12巻ではかなりの部分が色ベタで占められ、絵柄スペースがどんどん小さくなってきていた。そこにきてこの13巻。次巻以降がどうなっていくのか、大変たのしみだ。

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著者プロフィール

1968年、新潟市生まれ。大学在学中、「ちばてつや賞」に『大正野郎』で入賞。同作品でコミックモーニング(当時)よりデビュー。『デカスロン』『度胸星』『ジャイアント』など、斬新な着想、大胆な描写で、一歩先ゆく野心作を続々発表。第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第14回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作『へうげもの』では、実在の武将茶人・古田織部の生涯を描き、「日本人」の価値観を深く掘り下げる。そして興味の対象は「文化」から「文明」へ、五百年前から五百年後へ。『望郷太郎』のはてしない旅が始まった。

「2023年 『望郷太郎(9)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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