彼女とカメラと彼女の季節(1) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
4.09
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本棚登録 : 671
感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063871142

作品紹介・あらすじ

あかりは高校3年生になったばかり。新しくできた友人たちともうまくつきあい、表面的にはクラスに馴染んでいるように見えるが、なんだか心がここにない。そんなとき、同じクラスにいながらクラスの誰とも交わろうとしない美少女ユキと、彼女の趣味であるカメラを通じて仲良くなり……。

感想・レビュー・書評

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  • 猫のように気侭なユキに恋焦がれるあかりと、あかりに恋をする凛太郎。しかしユキは幼なじみである凛太郎をずっとカメラの被写体として追っていた―― 純で、けれど汚い感情が渦巻く。そんな彼女らが愛おしく、美しい。終始、ユキの表情にドキッとさせられた。

  • 二眼レフを構えたミステリアス女子+帯の言葉で購入決定。
    百合です。まごうことなく百合です。
    凛太郎という男の子のキャラも出てきますが、たいへんさわやかでかわいい男子。
    あんまり邪魔しないので百合スキーにもおすすめ。

    それにしてもあかりちゃん自分に素直。
    そして級友の性格の悪さは、思春期の群れ女子にありがちな黒さでリアルで厭な感じがよく出てます。いるいるああいう子。

    余談ですがユキさんはカメラいっぱい持ってるなー。
    出てくるカメラはほとんど実在メーカーのものなので、カメラ好き(とくにクラシックカメラ)な方も嬉しいのでは。

    普段使ってるのはオトワフレックス(架空メーカー:マミヤが元?)とキヤノンの一眼レフのようです。
    作中でキヤノン用に望遠レンズ買ったと言ってるし、写真系の学校に進学するつもりな時点でお金持ちだなユキさん。

    ユキがあかりをどう思ってるのか?
    凛太郎はどうなるの?
    まだまだ話はこれから、というところで2巻に期待。

  • タイトル通り、女の子二人とカメラの物語ですが、1巻を読んだ限りだとレズ色が強いです。このまま突き進むのか?
    私のイチオシは、女の子二人がとても可愛いこと。表情が豊かでほんとにキュートです。

  • 片想い百合がいつのまにか三角関係に。
    平凡なあかりとクールな美少女ユキとクラスメイトで野球部の凛太郎。
    猫のように気まぐれで自由奔放なユキがとても魅力的で、あかりが彼女に惹かれるのと同じように私も惹かれた。正反対の性質を備えた少女達が仲良くなる構図が好きなので、その点でもう好み。
    そして最初はうざかった凛太郎がだんだん憎めなくなっていった。爽やかで正直に思うまま気持ちを口にするからだろうな。
    あかりとユキが傍目にも親しくなっていったことで、幼稚なイジメをした友人達に対するユキの仕返しが潔く過ぎてかっこいい。

  • キレイな二眼レフ女子、彼女に惹かれる女子、その彼女が好きな男子、嫌味なく引き込まれた。

  • 2巻表紙のあかりちゃんの表情に惹かれて1巻GET。
    月子さんの絵の透明感と、紡がれる物語の切なさがキます。

    いいな、ピュア。
    いいな、若者。
    いいな、もやもや(笑)。

  • 1巻読了。
    わぁ…透明感あるお話だ。
    黒髪ストレート百合女子とミステリアス短髪金髪カメラ女子とイケメン野球少年幼馴染の三角関係。
    と説明すると簡単なんですが、独特の空気感がなんとも言えず良い。

  • いいんだけど、百合かぁ。
    おじさん、どこまで感情移入していけるか、もちょっと付き合ってみます(*^^*)。

  • 孤立した一人の女の子が気になっていたら、
    女の子に写真を撮られ、
    そんなこんなでその子と仲良くなっていく話。
    主人公も女の子。つまり百合っすね。
    あまり急かされていないのか、
    間にゆとりがあって心地よい。
    ユキちゃんが可愛くて、そら惚れるわ。

  • 全力で青春している感じが眩しい。まさか百合とは思わずに読んでいましたが、引き込まれました。この三角関係は、どう変化していくのか、ドキドキします。

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著者プロフィール

5月14日生まれ。岩手県出身。
2000年に「別冊ヤングマガジン」にてデビュー。その後「モーニング・ツー」にて『彼女とカメラと彼女の季節』を連載。現在「ハツキス」にて『バツコイ』、「月刊!スピリッツ」(小学館)にて『最果てにサーカス』連載中。

「2015年 『つるつるとザラザラの間(4)<完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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