へうげもの(15) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063871289

作品紹介・あらすじ

あるときは信長、秀吉、家康に仕えた武士。またあるときは千利休に師事する茶人。そしてまたあるときは物欲の権化。戦国~慶長年間を生き抜いた異才・古田織部。甲冑、服飾、茶、陶芸、グルメetc. お洒落でオタクなこの男こそ、日本人のライフスタイルを決めちゃった大先輩だ!!

感想・レビュー・書評

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  • ヴィンチ村のレオナルド殿はへうげものであった。
     てふかあれを関ケ原で使はんとするモチベがすごい。
     そっちの方に気を取られて、家康公の安らかな顔を忘れてゐる。
     よきよき。

  • 関が原の合戦の趨勢を決したのは小早川秀秋の裏切りである。ここでも古田織部が活躍する。これは主人公補正である。
    小早川秀秋には優柔不断のイメージがある。本書では家臣達が西軍と東軍のどちらにつくか引き延ばしている。逆に秀秋は決断したらワイルドである。朝鮮の役での猛将に合っている。

  • 歴史好きには堪らない作品で、一巻から欠かさずに読んでいる。信長、秀吉、家康の時代を実在した古田織部の視点から描いていてとても斬新。早く続きをよみたいなぁ。

  • ◎ダ・ヴィンチ2006年6月号
    「今月のプラチナ本」

    2013年1月25日(金)読了。

    2013-5。

  • またやられました。どれも生き生きしていて素晴らしい。

  • 三成、こう描くか。家康も凄まじい。

  • 悪役と思っていた石田三成が最後の最後にー!割れた器に自分の真の姿を見たとは!

  • 春画爆弾、意外と強い金森重近殿と、じわじわきていた笑いが、有楽斎による御茶頭人間爆弾で爆発した。サイコーでした。

  • 関ヶ原の戦いの場面が中心。
    いや、面白いと思います。どこからそんなアイデアがうまれてくるのか。織部だけでなく、人物像形がとてもいいなぁと感じます。

  • ついに物語はin関ヶ原!大筋は史実どおりながらも細かいところで独自の描写を入れてくるところはさすがの山田節。この関ヶ原は定番なようで新しい!織部も主人公らしく派手に活躍します。どんな描写かはぜひ読んで確かめてください。

    ちなみに決着まで描かれます。

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著者プロフィール

1968年、新潟市生まれ。大学在学中、「ちばてつや賞」に『大正野郎』で入賞。同作品でコミックモーニング(当時)よりデビュー。『デカスロン』『度胸星』『ジャイアント』など、斬新な着想、大胆な描写で、一歩先ゆく野心作を続々発表。第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第14回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作『へうげもの』では、実在の武将茶人・古田織部の生涯を描き、「日本人」の価値観を深く掘り下げる。そして興味の対象は「文化」から「文明」へ、五百年前から五百年後へ。『望郷太郎』のはてしない旅が始まった。

「2023年 『望郷太郎(9)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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