GIANT KILLING(25) (モーニング KC)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063871487

作品紹介・あらすじ

達海がいなくなり崩壊した、かつてのETU。ユナイテッドスカルズはその絶望の時期から、選手を信じて叫び続けてきた。今、不信感からフロントに詰め寄る羽田たちの前に、天敵の達海も現れ……一触即発!!

感想・レビュー・書評

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  • この作者は本当に複数の人間を描くのがうまい。それはつまり、場面転換のうまさと、人間の感情の連鎖反応のうまさ、そしてどのキャラも捨てキャラ=サンドバッグにしないということ。こういう作者が選手、フロント、サポーターという複数の人からなるサッカーを扱うとそりゃ素晴らしいものができるよな、という素朴な感想。

  • 間延びの一冊か!?前巻からだいぶ時間がたって読んだからか、なんとなくだれた進行。

  • 自己満足だからいいだよ

  • 選手メインでないサッカー漫画だけに、今回は前の巻から引き続き、サポーター目線のお話。そうゆう着眼点は素敵だと思うし、内容もよかったけど、いかんせんサポーターの態度の悪さはペケ。現実世界でも猛烈な嫌悪感を覚える。とゆう訳で、観戦自粛の流れにいったのは救いでした。

  • スカルズ過去編終了。
    彼等なりの思いが有るのはわかったが、何かまだ足りないかな。
    田沼さん達との和解・団結はまだか…ぐぬぬ。

    千葉戦のキヨの髪型が好きだよぉ

  • サポーターに対して、ここまでクローズアップしてあつかうサッカー漫画って珍しいと思う。

    最初はてっきり、スカルズと昔のサポーターたちとの関係を仲直りさせるエピソードかと思ったが、まさかフロントと衝突するとはw

    スカルズの、ETUが弱かった時での見捨てず、どんな時でも応援し続けてきたという自負。
    いまさら、調子が悪くなったら去るサポーターや、チームを捨てた選手、フロントの力なんて借りなくても、今までどおりやっていけるという自信。
    そんな傲慢とも思える、進藤たちのプライドが、今のETUの方針と食い違う。

    スカルズの力がもう必要じゃなくなったわけではない。
    選手と監督、フロントと新旧のサポーターたちが一つになった時、凄い力を発揮するはずだ。
    それが恐らく、「ジャイアントキリング」の一つのゴールの形。
    その形の片鱗が、今見え隠れしていて、今後の展開にドキドキする。

    タイトル通り、格上の相手にはびっくりする力を発揮するETU。
    だが今度の相手は、成績では下の千葉。
    逆に結構苦手な相手だよね。

    試合は始まった。

  • タツミ本当かっこいい…!器が大きいのに老成してるわけじゃなくてギラギラ燃えて熱いのがかっこいいです。
    羽田の今に至るまでが漸く全て明かされました。村越への特別の思いの理由も。それはもう仕方ないなぁ。あんなに入れ込むの。10年。すごいよね。そしてどん底の時期のETUにとっては、それは確実に支えになってたと思う。あんな風に見えて、大事なのは気持ちだろ!と一番大事な事は間違えてないし、確かに言われてみれば一度も選手を批難してた事はなかった。選手の側に立ち続けてた姿勢はすごいなと思いました。それと、いつも不思議だったんですよね。必ず試合に駆けつけてるの。生活どうしてるんだろうって。やっぱり全てをかけてたんだなぁ。その熱意はすごい。思春期の、どん底だった時に何かに救われて、それに返したいと思う気持ちは解るものなぁ。ミーハーな人達はまた落ち目になったら離れるんだろって気持ちがきっとあるんでしょうね。多分あの和気藹々とした雰囲気を本当は羽田達も求めてると思うんだけど。何割かは意固地になってる部分もあると思いますが、この10年を思うと仕方ないかなぁと。
    それに対してのタツミが本当に大きくて。いいんじゃない?って。すごいよね。タツミ本来の器もあるけど、それはこれまでの人生の苦節があったからだよね。愛の形は様々だって。愛してくれる事こそが嬉しいって、思ってるんだろうなぁ。自分を気に食わなくても、愛してくれる人を楽しませたい。そういうさ、そういうタツミが本当にすごいです。泣かす。そしてタツミの愛の大きさを教えてやりたい。あんなにもETUを思ってる人は、選手の事を思ってる人は、いないよ。誰よりも選手を思ってるよ。それをいつか羽田達が知る日が来るといいなぁと思います。そしてタツミが移籍した真実を。ETUが大事だったからなんだよって。
    カベセンもきっと理由があったはず。羽田は限界だったから、すぐに絶望してしまってたけど、それもいつかちゃんと解決するといいなぁ。

    と裏方話から表へ。楽しませてやるよ!と言った試合。さてどうなる。タツミ本当かっこいい。かっこいい!これは負けるのかなーてそんな匂いをさせといて、やっぱり最後には判らなくなりましたね!試合は最後まで判らない。どうなるんだろうなー。最後の後ろ姿のタツミは一体どんな顔をしてるんだろ。ジーノのやる気削がれだけは的中してしまうんでしょうか(笑)あの審判は腹立ちますね!でもそういう事も試合の一部なんだろうなぁ。ダメな審判だっているんだろうな。ジーノは演技派なので読めないですが。

    話戻るけどシゲちゃんだけは好きになれません。そういうキャラも必要なんだとしても。子供より子供だよなぁ。

  • 羽田の過去とスカルズ誕生までの軌跡。スタジアムでETUを応戦するということは、素の自分で居られて、他者と気持ちを共有し一喜一憂できる。そんな場所はここしかない。そして、応援されて嫌な奴なんていない。自分も応援されていたように。選手を鼓舞する。勝利のために。それがスカルズの精神。千葉戦は、スカルズの主要陣が活動自粛。その代わり、かつてETUの全盛期を観てきた地元住民がスタジアムへ足を運ぶ。待ち受けるのは、瓦解か?それとも、融和か?俺たちは「根っこの部分までそんなに違うのか?」

  • ジャイキリもう一巻。
    24巻から引き続いて、スカルズの羽田にスポットが当たる。
    副会長とのトラブルを経て、スカルズのコアメンバーの活動自粛となった千葉戦はどうなるのか。
    って、色んな人を取り上げていってもネタは尽きないね。やっぱりサッカーに関わる人は多い。

  • 人にはいろんな過去があるんすよ。
    次巻のゴローに注目。

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著者プロフィール

漫画家。1977年、北海道生まれ東京育ち。2003年、雑誌「モーニング」(講談社)から『GHOST』でデビュー。2007年、『GIANT KILLING』の連載がスタート。単行本は現在57巻。

「2021年 『GIANT KILLING 名シーンで振り返る 戦い抜くメンタル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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