きのう何食べた?(7) (モーニング KC)

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  • 講談社 (2012年12月3日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063871586

きのう何食べた?(7) (モーニング KC)の感想・レビュー・書評

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  • 凝ったおもてなし料理じゃないけど、何回も食べたくなるような。
    疲れて帰ったときに、口にするだけで気持ちがやわらかくなるような。そんな家庭の味が詰まっている気がする。

    お料理教室に通い始めて半年過ぎたけど、主婦にとってのお料理って日課であって決して特別なことじゃない。段取りとか、冷蔵庫の中身とか、お財布事情とか、その日の家族の都合や体調を考えて臨機応変に対応できるのが良い主婦なんだろう。その点、シロさんはよくできた主婦(主夫)だ。もちろんケンジも。

    あんまり意識してなかったけど、シロさんとケンジはマイノリティで、それゆえ思い悩むこともあって、だけどいいじゃない。このさらりとした書き方だからいやみがない。

  • シロさんのクリスマス料理!!!
    どれもおいしそうだけど、格別においしそうなミルクティーのシャーベットを
    「えらくぶさいくに盛ったベージュの物体」
    と言い切る悪魔のようなジルベールが、いつもまったりと
    落ち着いたシロさんケンちゃんに動きを見せてくれて楽しい♡

    うどんすきにキムチチゲと、寒い今の季節にぴったりな料理が
    多いのもうれしい♡シロさんの食卓を見るたび、野菜をもっと摂らなきゃ!
    って思える野菜マスター[*´▽`*]今日も副菜作りがんばろう!

    7巻はシロさんがまた少し広いキモチでケンちゃんと
    向き合ってくれたり、きゅーっとなることをしてくれたりして
    2人が仲良しなのもうれしいなぁ♡

  • 料理をしない人から何かいい料理本を紹介して、と言われたときすすめるのがこのシリーズ。

    というのは、
    スーパーでの買い物から、余りがちな野菜の使い方、1週間のサイクルでの献立の立て方など、日常での「献立の組み立て方」がわかりやすく書かれているから。
    作り方も、手抜きしてもいいところ、一手間かけるべきところ、がわかりやすいし、ひとつの料理ではなく、献立としての作り方の手際が学べる。
    そして何より、料理というのは「誰かに喜んでもらいたい」から作るもの。それが自然に描かれているから。
    某料理家の「作ってあげたい・・・」といいながら、相手の顔が見えない自分全面推しの料理よりも全然役に立つ。
    こんなこと、フツーに主婦がやってることなのだろうが、そこにゲイカップルを主人公にすることで物語としてのドラマも生まれる。

    それにしても、よしながふみはうまい作家だ。顔のアップの描き分けだけで微妙な心情を描きだす。これは漫画ならではの表現の醍醐味。

    フツーでない人のフツーな日常っていうのは、ジョン・アーヴィング的?

  • ワタル君、強烈です、ああいうキャラ
    好きですねー。
    一番はやはり、シロさんですが。


    今回は全体的に、ちょいドラマチック話が
    多い感じがしました♪
    矢吹さんとこの美容院の話とか。

    料理と本編のバランスがいいから、
    さらっと楽しめる。
    そして、さらっと、お腹がすく。←

  • 毎回面白いけど、今回は特に面白かった。アールグレイのミルクティーシャーベットぜひ真似したい!

  • いろいろな漫画があるでしょうが、
    ここまでしっかりとした料理漫画はあったかな。

    しかも漫画なので絵があります。
    そして簡単な家庭料理です。

    これをそろえるだけで、
    季節にあった家庭料理が年中できるんじゃないでしょうか。

    と、一巻から言うててなにも作ってませんが。

    そして、
    料理だけではなく、
    ストーリーもしっかりした漫画ですね。

    主人公はゲイなので
    嫌悪感も抱くかたもいるでしょうが、
    ということで、男性ではなく女性におすすめの漫画です。

    といっても、モーニング連載なんですよね。

    最近なに見ても、

    優しくするってことに目がいきます。
    そして、わがままな自分に気がつくんです(苦笑

  • 料理を挟みながら、セクシュアリティの問題や人が抱える問題をさらっと描いてしまうところは、この作品のすごさだと思う。弁護士の仕事ぶりも現実に即しているようで細かい。おじさん誌にゲイカップルの話を書いていて誰でも読めるところはさすがだなと思うが、腐女子的萌え要素もちゃんと入ってるところがまたすごい(笑) スーパーや商店街のモデルが自分が知っている場所のようで妙に親近感が湧きます。料理したくなる本でもある。

  • 筧とケンジの同棲生活も長くなって…。
    何だか、「ふたりの間のこと」だけでは収まりきらない
    人生の大きな流れが押し寄せてきているように感じます。

    年齢、家族、生、死…。

    40半ばという年齢設定の
    残酷な絶妙さを感じてきました。
    この先、彼らはどうなっていくのでしょうか。

    それにしても…ジルベールいい性格してるよな(^^;。

  • お料理のことを描きつつも着実に二人の時も進んでいるのがいいなぁ。

  •  シロさんとケンジの美味しい生活。年末から年明けにかけて…。

     なんつーか、シロさんの不器用っぷりに泣けるのである。
     両親に、自分は不幸じゃない幸せにやってるって、ケンジと実家にいくシロさん。父親は、勉強ばっかりしてる子だったと回想する。それに対するケンジの言葉に、泣けた。きっと、父親もケンジのその言葉を聞いてすごく安心したと思うし、シロさんが幸せにやってるって実感できたと思う。

     とはいえ、この状況をお互いが受け入れるには、長い時間を必要としてきたわけで…。

     同じように時間がたったからこそ、波乱万丈だったことをさらっといえるようになった富永さんち。
     妊娠した娘の言葉が、秀逸だった。

     よしながふみの結婚観、みたいなのってすごいとちょいちょい思う。
     アンティークでこないだ結婚したのに離婚するっていってる親戚に対して、「簡単にくっついたり離れたりをしてたらすれちゃうからだめ」みたいなことを言うシーンがあった。
     うんうん。すれちゃうのは、なんでもダメなんだよね。

     で、娘の言葉。「子供作らない理由になっても、子供をおろす理由にはならない」

     …深い。

     美味しい生活を繰り返して、そういうのが積み重なって、人は成熟していくのだと思う。
     でもって、これは、そういう物語なのかもしれないと、ちょこっと思った。

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