宇宙兄弟(23) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
4.24
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本棚登録 : 1839
感想 : 104
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063872941

作品紹介・あらすじ

キャプコムという大きなミッションも終わりが近付き、六太の月への道は最終段階に入っていく。そして一緒に励まし続けてきた仲間もいよいよ宇宙へ。せりかと絵名は、応援してくれる家族と仲間の想いもロケット・オリオンに乗せて憧れの夢の舞台へ出発!

感想・レビュー・書評

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  • いやー、今回は実におめでたい巻だった。
    ♯217の「いいニュースといいニュースといいニュースといいニュース」ってサブタイが実に似合う。
    不穏な動きはあるけどさくっとはねのけてほしいなー。
    どうでもいいけどやっさんの中学の卒業文集の表紙の痛々しさがリアルでウワーってなった。

  • この巻は宇宙兄弟の中でトップレベルの一巻ですね。
    セリカさんのお父さんのシーンでは涙が止まりませんでした。
    エマさんの妹、扉の話でも胸が熱くなりました。
    大きな目標も諦めず一歩一歩進んで行くよう心掛けます。今日から実戦だ。

  • 採用する側の人として、やっさんのことを友人だと話さない福田さん。
    相変わらず筋の通った人だなと思います。
    閉鎖環境ボックスで得たのは一生もんの友達、
    というやっさんの言葉も良いし、
    合格できたことも、それを見て喜ぶみんなも良いです。
    同じ夢を持つ仲間なんだな、と感じます。

    せりかさんのお母さんと会うムッちゃん。
    せりかさんは福田さんから、ムッちゃんが
    ゲイツさんに交渉してくれたことも聞いて知っていた
    というのが良いエピソードです。

    お父さんから預かっていたDVDを、
    今日これをせりかに見さるためにお母さんは生きてこれた気がする
    というお母さんに泣けます。
    持ってきてくれたお母さんも、撮ってくれていたお父さんもとても素敵なご両親です。
    「この子はきっと夢を叶えるだろうとずっと思ってた
    もうすぐ宇宙へ行くんだろうせりか
    おめでとうせりか いってらっしゃい」
    こんなことを言ってもらえたら本当に嬉しいでしょうね。
    泣くのをこらえて何度も見ている姿が可愛いです。

    せりかさんの腕時計が壊れて、
    ムッちゃんが自分のものを渡してくれるエピソード、
    とても良いです。
    女性は誰しも憧れるのではないでしょうか。
    困ったときにさっと助けてくれるところも良いし、
    それが手巻きの時計というのもおしゃれ。
    クルーに手巻きだと言われて
    「いいでしょかっこいい」というところもキュート。

    後で同じ時計を買った後にペアウォッチ⁈となる
    ムッちゃんが面白いですし
    下心なく渡してあげたんだなということもわかります。

    たぶさんのエピソードもすごく好きです。
    小さい頃のせりかさんは結構奇行が多い気がしますが。笑

    続けて絵名ちゃんのエピソードも語られます。
    私はその日絵名お姉ちゃんこそヒーローだと思った
    という台詞が良いです。
    気持ちがピシッとなるヘアピン。
    そういうちょっとしたお気に入りみたいなものって
    誰しも持っていると思うのです。
    覚えていて手作りしてくれて、というのも嬉しいです。

    ブライアンのドアの話は大好きです。
    人の人生にはいくつもの“夢のドア“がある
    人は大きな夢を持った時目の前に現れたバカでかいドアに萎縮して向こう側へ行くことを諦める
    だがほんとうは始めからそんなバカでかいドアなんてない
    小さいドアがいっぱいあるだけ
    小さなドアを開ける度夢がひとつずつ叶っていく
    手探りでも次のドアに手を伸ばし続けること
    気づいたら夢が叶っている

    夢の実現って、いきなり目の前に大きなドアが出てきてひとりでに開いてくれてあれよあれよという間に、
    というパターンもありますが、
    いつのまにか宇宙にという叶い方の方が実は多いのではないでしょうか。

    カルロが来ないというまたしてもトラブルが起きるジョーカーズ。中々順調にはいきません。

  • やっさん出てきた!!うれしい。
    いいニュースといいニュースといいニュースといいニュース、最高。
    ムッタがかかわるとみんな、どうしてかその人のいい部分が浮かび上がってくる気がする。
    本人はこんなすごくない感じの人なのに、だからものすごくすごいのだと思う。
    (語彙力よ・・・)

  • 今いない人の
    言葉を
    伝えてくれる
    動画
    音声
    メッセージ
    自信から自身につながる
    そのためにあったと思っていたのが

  • せりかさんに宛てたお父さんからのビデオレターは涙せざるを得なかった



    ブライアンJいい事言うなあ


    人の人生には幾つもの夢のドアがある
    人は、宇宙へ行く、みたいな大きな夢を持った時、目の前に現れたバカでかいドアに畏縮して向こう側へ行く事を諦めちまう
    だが、ビビる事はないんだよ
    本当は初めから、そんな馬鹿でかいドアなんてものは無い
    小さなドアが、いっぱいあるだけだ
    成長のドア、発見のドア、勝利のドア、賞賛のドア
    他にも色々見つかるだろう
    そしてその小さなドアを開けるたび、君らの夢が一つづつ叶っていくのが分かるはずだ
    君らにはそのためにやるべき事がある
    手探りでも何でもいい。意地でも次のドアに手を伸ばし続ける事だ
    そんな事してる間に気づいたら、宇宙遊泳とかしてるかもよ?

  • ついにせりかさん達が宇宙に行った!

  • いいとこで終わった。カルロの秘密が早く知りたい。


  • 夢にバカでかいドアなんてない。
    小さなドアがたくさんあるだけだ。
    その小さなドアに手を伸ばしていたら、いつか宇宙遊泳とかしているかもよ?

  • せりかさんと絵名ちゃんのエピソードがメイン。
    せりかさんのエピソードはやっぱり泣いちゃうなぁ。絵名ちゃんのヒーロー並にかっこいいところが私は好き。

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著者プロフィール

1978年生まれ、京都出身。第14回MANGA OPENに持ち込んだ「じじじい」で、わたせせいぞう賞を受賞。続く第15回MANGA OPENでは「劇団JETS」で大賞を受賞した。モーニング2006年3・4合併号よりスキージャンプを描いた『ハルジャン』を集中連載し、単行本・全1巻が発売中。さらに、その後モーニングにて70歳の俊足泥棒が主人公の『ジジジイ』をシリーズ連載。現在単行本第1巻が絶賛発売中である。『宇宙兄弟』は、自身初の週刊連載となる。

「2019年 『宇宙兄弟(36)限定版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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