天の血脈(1) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 180
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063878370

作品紹介・あらすじ

機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の安彦良和による、月刊「アフタヌーン」での初連載作品です。『虹色のトロツキー』『王道の狗』に続く、安彦近代史3部作の集大成となる歴史大作です! 日露戦争開戦前夜の満州に降り立ったひとりの冴えない学生が、国家間の謀略に巻き込まれてゆく中、力強く成長し己の生きる道を見つけてゆく! 近代日本の政治から、日本という国の成り立ちまでを問う、骨太の大河物語です!

時は1903年。日露戦争開戦の半年前、朝鮮半島に近い満洲の地に日本からの学術調査隊がいた。彼らの目的は「好太王碑」。古代朝鮮半島の歴史、日朝関係を記したとされるこの碑文の研究のため、嬉田教授率いるこの調査隊に参加していたのが、本編の主人公、一高の学生・安積亮である。まだ何者でもない自分に悩む安積が研究自体に疑問を持っていたところ、調査隊は馬賊による襲撃を受けた! 果たして彼らの運命は――!?

感想・レビュー・書評

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  • これで歴史に詳しくないって、さすがに勿体無い

  • 近現代史の空白を追い続ける安彦先生のアタヌーンでの第一作は「好太王の碑」改竄にまつわる物語。あいかわらずのダイナミックな展開と難解な伏線。次巻では古代の皇后まで登場してしまうらしい。

  • オモシロイ

  • マンションで読む。再読です。素直に面白い。多分、作家と相性がいいのでしょう。他の作品も読んでみたいと思います。

  • 日露戦争開戦半年前。

    一高の学生安曇は満州の地にいた。
    古代の日朝関係を記したとされる『好太王碑』の研究の助手として。

    この研究が、国家間の策謀へと安曇を巻き込んでいく。

  • 「天馬の血族」は竹宮 惠子ですが、こっちは、「天の血族」です。

    古代と明治が、これから交わって行くみたいです。
    わりと、この人の歴史物って、ファンタジーやSFでもあっても、「不思議がない」感じで進んでいくので、どんな感じで交わるのかは、結構興味があります。

    夢オチ?

  • 日露戦争前夜の中国東北部が舞台。広開土王碑とか出てくる。
    物語は、古代日本(神功皇后の時代)と交錯していく。

  • 久々に日本騎馬民族説をみた。

  • 「虹色のトロツキー」、「王道の狗」に続く安彦良和の近現代史シリーズ。明治三十六年、第一高等学校の学生の安積亮は帝国大学との合同調査隊に加わって満州へ渡る。日露戦争開戦間近、青年はアジア激動の時代に呑み込まれて行く?!

  • 安彦さんでしかも日露戦争ものということで思わず手にとってみた。
    まだ1巻ということで、まだまだどうなるかわからないけど、どうやら古代の話もからんでくるらしいので、どうなるのか楽しみ。

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著者プロフィール

1947年北海道生まれ。66年弘前大学入学、学生運動の結果、除籍。上京後、アニメーターとなり「機動戦士ガンダム」「巨神ゴーグ」を生み出し、のちに漫画家に転身。
作品『アリオン』『クルドの星』『ナムジ 大國主』『虹色のトロツキー』『王道の狗』『天の血脈』『ヤマトタケル』『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』ほか
著作『原点THE ORIGIN』(岩波書店)ほか。

「2018年 『革命とサブカル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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