- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063878967
作品紹介・あらすじ
『寄生獣』で世を震撼させた岩明均氏が漫画家としてデビューする前から温めていた物語、それがこの『ヒストリエ』。舞台は紀元前、後にアレキサンダー大王の書記官となるエウメネスの波乱に満ちた生涯を描いた歴史大作です。蛮族スキタイの出身でありながらそれを知らず、都市国家カルディアでギリシア人養父母に育てられたエウメネスは、そのおかげでギリシア的教養を身につけることとなる。ある日養父がスキタイ人に殺され、自分の出自を知ったエウメネスは奴隷の身分に落とされてしまう。それが彼の波乱の旅の始まりだったのです。
正式にマケドニア王家の家臣となったエウメネスは、マケドニア軍の遠征に従軍する。目指すは重要拠点ペリントスとビザンティオンの2都市。だが、その守りを固めるのはアテネの将軍“英雄”カレスと海戦の名手・フォーキオンだ。ギリシア世界最強を誇るマケドニア陸軍をもってしても難敵の登場である。苦戦必至の状況下で書記官エウメネスは戦場への影響力を高めていく!
感想・レビュー・書評
-
ビザンティオン・ペリントス攻略戦。
この時代の海戦が面白いです。
艦載砲などは無く、艦の激突で敵艦を撃沈する。艦の肉弾戦です。
より軽妙な機動性と操船術が必要とされます。
この熟練のアテネ艦隊をどう破るのか?
まともにやり合わないというのが賢い選択なんだろうなぁ。
マケドニア軍は最強の陸軍を持っているのだから。
自軍に有利な戦い方をできるようにするのが戦略というやつですよね。
次巻はいつ出るんだろう?
せめて1年に1冊ぐらいのペースは守って欲しいな。詳細をみるコメント1件をすべて表示-
gollum13さん今回はちょっと待たされすぎましたね。クオリティが高いのですからゆっくりでもよいのですが、私もせめて年一冊は読みたい。今回はちょっと待たされすぎましたね。クオリティが高いのですからゆっくりでもよいのですが、私もせめて年一冊は読みたい。2013/10/27
-
-
いよいよ、戦いの場へ。
フィリッポス国王が怪我をされた。
次巻くらいで、アレクサンドロス登壇か!! -
マケドニアのビザンティオン遠征とスキタイ遠征。エウメネスがだんだんと頭角現していくんだろうか。
-
こんな怖い表紙なかなかないよな(笑)
前巻ヘビの子の話で…えと…全巻読みなおさないとどこで誰がどうしたんだったか(o´〰`o)はやくファンブック的なものを出して欲しい。地図と人物と背景と年表とおおおお!あ、地図は刻々と変わる情勢をうつして何枚も必要だから。もう分厚い歴史書にしてくれー!
ところでエウネメス…ちがった、エウメネスが更にかっこよくなってますね///(策士的にも作画的にも!) 嬉しい///
完全ネタバレ8巻粗筋メモ!
この巻はアテネのフォーキオン介入によりビザンティオン、ペリントスから撤退。スキタイ領アタイアスの王国より誘いあり出向。アタイアス王翻心。怒りの殲滅。帰路途中、地元のトリバロイ人の徒党により襲撃あり。フィリッポス王負傷、首都ペラへ帰陣…まで!苦い遠征が終わった。
次巻で勢い付いたアテネにマケドニアはどうでるのか~~ -
あまり漫画を読まなくなったが、いくつかは継続して購入している。本書もその一つ。
久しぶりの新刊。不思議なもので、新刊を購入する度に1巻から読み直してしまう。
アレクサンダーの書記官エウメネスの生涯を描いた漫画。
今回はアテネ戦からスキタイ遠征、そして帰途につくまでが描かれている。なんというか、話は淡々と進む。まるで劇中のエウメネスその人のように。
久しぶりにメムノンが登場。相変わらずの三白眼。怖いわ。
次回が待ち遠しいのだけど…いつになるのかねぇ。 -
戦略にもたけてくる
-
アテネとペルシアの…対マケドニア共同戦線⁉︎ 穏健派の政治家 時に流麗_時に苛烈な言葉の波で相手を圧倒する 的確に物事の核心を突く 火急の用 平和主義者 頑健な身体 侮っているのは明らか
-
面白い。アテネ、ペルシア、マケドニア軍。これまではマケドニアの素晴らしさ、陸軍の無敵さが伝わってきたけど、周辺国も同じかそれ以上に磨かれている。当然、優秀な人物も多くいる。
エウメネスは忙しい。彼のピンチ…というより、マケドニアの危機に柔軟に対応した万能さは、どう評価されるのか。あるいは…。次巻が楽しみですね。 -
ebookjapan
-
コミック