ヴィンランド・サガ(13) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
4.22
  • (91)
  • (104)
  • (33)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 993
感想 : 62
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063879094

作品紹介・あらすじ

イングランド、デンマーク統一王クヌートは財政難解決のため、ケティル農場接収を目論み、ケティルの二男・オルマルを罠にはめた。そのことに気付いたケティルたちはレイフ・エイリクソンの船で農場へ逃げ帰る。クヌートも精鋭を率い、その後を追う。その間にケティルの寵愛厚い女奴隷アルネイズは、元夫・ガルザルの逃亡を幇助する。だが、ガルザルは逃亡に失敗し、その命を落とす。アルネイズの裏切りを知ったケティルは……。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • やっぱすげえ。このマンガは。

  • この物語はどこに行こうとしてるんだろうと思いながら読んでたけどそっかこういう話だったんだ、と明確に道が示された巻でした。

    レイフのおっちゃんがしみじみする暇もなかったけど、会えて良かったねぇ。長かったね。


    戦闘シーンはモブも含め描き込みが丁寧でしっかりしてるから人間の肉の重さを感じる。なので毎回重苦しいんだけど、やっぱりそれが魅力。斬られて吹っ飛んで地面に落ちる腕の重さを想像し、感じることができるということ。
    魅力的な人物もたくさん出てくるけど、ヴィンランドを形作ってるのは無名の人々なんだよな。

  • 同時に読んだトリコとは逆に、農奴編も好きだったんだけど、バトルシーンがより楽しみな漫画。
    ヴィンランドを目指すトルフィンがどこへ行くのか。剣は捨てられるのかね。

  • ついに奴隷から開放され、
    戦争も奴隷もない国をつくることを決意したトルフィン。
    はたして、呪いから逃れることはできるのか。

  • 若干ネタバレ

    人はなぜ生きるのか?

    あたしにも、この答えはわからない。
    解決できないことを暴力で解決してきたこともたあった。理不尽だけれど平和や安全なんてものは、絵空事でしかない。

    作中でトルフィンが
    「いつも最初の手段を選びとれるようになりたい」と言っていた。

    人は大切なものを失わないと気づけない生き物なんだろうか…。

  • 農耕マンガ終了。ついに航海マンガになるのか!?

  • このところ高まっていた緊張が、最高潮に達して爆発、という巻。例によって血みどろです。その中にあって様々な戦士の気概がみえるのが、この物語の一筋縄ではいかないところ。
    終盤、タイトルが「戦士の誕生」。ここでもあらたな戦士の気概が見て取れました。

  • 一つの大きな決意が描かれ、ここで物語の転換点。ここからの展開にとてもそそられる。

  • クヌートとはニアミスで出会わずなんだな。それぞれ真逆と言っていいほど反対に変化した二人がどんな会話を交わすのか楽しみだったのにな。

  • 結局、戦争だ。

    むごいものだ。

    バイキングの時代の戦争は酷いのか、
    略奪があり、凌辱があり、野蛮だから酷いのか、
    剣や斧や拳でやるから酷いのか。

    ちがうよね、人を殺すという行為は、むごいんです。
    どんな理由があろうと酷いものです。

    今の戦争でも近代兵器を使おうが
    何しようと酷いものは酷いものです。

    答えがあるものが正しく、答えがないものは、、、

    ということも関係がなく

    嫌悪感を感じるという肌感覚をそのまま信じていいじゃないか。

    戦争にいいもわるいもなく
    いやだ。

全62件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1976年5月4日生まれ。神奈川県横浜市出身。血液型B型。
「モーニング」掲載の『プラネテス』でデビュー。現在は「アフタヌーン」にて『ヴィンランド・サガ』連載中。
2002年、第33回星雲賞コミック部門賞受賞。
座右の銘:「あ、一瞬待ってください、じゃ半日でもいいです」


「2023年 『ヴィンランド・サガ(27)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

幸村誠の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×