亜人(3) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1938
感想 : 76
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063879346

感想・レビュー・書評

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  • 永井圭の「異常な」人格がじわじわみえるけど、永井圭は共感できないだけなんじゃないかな…と、いまのところ。
    だって実際、他人の痛みなんて体感できないからわからない。でも自分に手を差し伸べてくれた人には助けてあげたいって気持ちがある。
    最初は、死んだら助けられない、ってサックリ切り捨てる部分もあって、「目の前で困ってる人がいたら手助けする」っていう、学校の道徳?社会のモラル?があるから、生きてるのかよ!って、研究員の人助けたのかなって思ったけど、その直後に「なんでかあなたを助けたいと思ってる」って言ってて、あれが嘘でないなら、自分に関わったものには人間味ある感情を抱けるんじゃないかな、って。
    永井圭の人格についてはこれからもっと描写欲しいですが。

    映画の1章ではここまででしたね。

  • ☆☆☆☆

  • 永井くん、キャラ変わっちまってる

  • 外見や思考は通常の人間と同様だが、死亡した際には即座に蘇るという驚異的な再生能力を持つ「亜人」。人の中に生まれ、一度死ななければ本人にも亜人なのかどうかわからない。世界に47名しか確認されていない亜人は人間から苛烈な差別を受けており、政府や企業による非人道的な人体実験の道具とされていた。
    主人公・圭を利用しようとする亜人・佐藤。“帽子”と綽名される彼の正体は凶悪なテロリストだった。自分に凄惨な人体実験を行った当局の研究員の命をめぐって佐藤と全面対決を余儀なくされる圭。佐藤は社会に向けて亜人の権利を主張するが…。
    巷のレビューでは主人公の性格がブレブレという評価のようですが、このコ、かなり人格形成に問題ありそうな設定だと思うので、危機的な状況で判断があちこちゆらぐのは仕方ないんじゃないのかという印象。むしろ、すでに壊れかけてる人格が今後の物語の中でどうやって恢復するのかしないのか、気になってきた。長期で楽しみなるストーリーテリング、面白いじゃないすか。

  • 登録番号:11146 分類番号:726.1サ(3)

  • サトウさん、好きになれないなぁ。

  • 既存の人類との共生か、それとも敵対か…。
    亜人となった永井圭が最初に接触を試みた同朋、「帽子」こと佐藤の正体は凶暴なテロリストであった。
    自分に凄惨な人体実験を行った当局の研究員の命をめぐって、永井圭は皮肉にも佐藤との全面対決に踏み切る。

    うーん、なんと言うか最初の頃の、これからどうなるんだろうというハラハラ感は薄れてきた気がする。
    とりあえず主人公である圭のキャラクターがはっきりしない。一巻での、ドライに見えて実は人間味もあるって性格が、いつの間にかその人間味は上辺だけですみたいになった。あれ? じゃあ前巻でのカイへの心情は何だったの? って感じ。
    亜人であるが故に、根元がおかしいっていうんならそれでもいいんだけど、どうにもブレてるように感じる。
    あと佐藤さん強すぎ。この人も振り切れすぎてて感情移入しにくいせいか、何故か田中が一番マシに見えてくる。

  • 戸崎、博士、妹、佐藤、田中・・・出てくる登場人物みんなそれぞれ個性的だけど、この主人公の上辺だけの合理的な感じ、このクズのような性格がこの話を面白くしている。

  • 2014.5.19了読

  • 「亜人」と呼ばれるその生物は「死なない」。高校生・永井圭はある日、交通事故で死ぬが、その直後に生き返った。それは、彼が亜人であり、人間ではないことを意味する。圭をとりまく環境は一変した。彼は人間たちから逃げ惑うことになる。友人のカイは怯える圭を助けるために駆けつけ、二人で人里を離れて山の中に逃げ込んだ。そんな彼に人間と敵対する亜人たちが接触してきた。「このマンガがすごい!2014」オトコ編第3位!
    マンガ大賞をとった作品ってのでレンタルして3巻まで読んでみたけど、面白いかった。
    ただ主人公の性格がイマイチつかめなくなってきたので、この先どうなるか?って感じ。

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著者プロフィール

東京都出身。男性。
2008年アフタヌーン四季賞で大賞を受賞。
2012年から「good!アフタヌーン」で『亜人』の連載を開始。

「2017年 『亜人(11)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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